前回掲載したSIMフリーWindowsタブレット、geanee WDP-083-2G32G-BT-LTE向けに用意されている、純正オプションのケース付きBluetoothキーボードです。
実はNTT-Xストアで上記WDP-083-2G32G-BT-LTEを注文すると、基本的にこのキーボードがセット販売され、このキーボードの価格分がWDP-083-2G32G-BT-LTEの本体代金から値引きされるというシステムとなっていたため、必然的にこれを買うことになった訳です。
箱の中身は本体と保証書兼クイックガイドの紙1枚という、極めてシンプルな形です。
タブレット本体の固定は、上の写真に写っている2箇所の固定具にはめ込む形で行います。ただ、これが純正とは思えないかみ合わせで、一応填まってはいるのですが綺麗な形で収まっているとは言い難い状態です。まあ、あまり精度を期待出来るものでは無いと覚悟はしていましたので、このまま使うつもりでいますが…。
キーは最低限のみ
タブレット本体を装着した状態がこちらです。
大きさの制約があるため仕方ないとは思うのですが、用意されているキーは最低限に絞られます。そのため、例えばWindows/DOS系では割合よく使う「¥」などのキーであっても、Fnキーとの組み合わせでしか入力出来ないなど、それなりに不便を感じる点は覚悟しておく必要があります。
ただ、それを理解した上でも残る不満点もあります。まずは数字キーの小ささと、クリアランスのなさです。
横ピッチが狭くなることは覚悟していますし理解も出来るのですが、むしろ気になるのは縦ピッチの方でした。通常であればファンクションキーが割り当てられる位置と大きさであり、普通に数字を入力しようとするとかなり押しにくいのです。さらに数字キーの真上に縁が来てしまうため、ここが指と干渉して押しにくさに拍車をかけます。最下段のキーをここまで大きくするぐらいなら、何故数字キーのピッチをもう少し広く取ってくれなかったのかと問い詰めたくなります。下段の方の縁はそこまで邪魔に感じませんし…。
さらにスクリーンショットなどは本体側も含め、どのキーの組み合わせでも動きませんでした。一応WindowsにはSnipping Toolがありますので全く不可能という訳では無いのですが、やはり直接撮る方法が無いというのは不便です。
実質的に無料であるということを考えれば我慢出来る範囲ですし、コストパフォーマンスという意味では評価に値する水準ではあるのですが、これを設計した人は本当に自分で使ってみたのかと疑問を抱かざるを得ない完成度の製品でした。
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購入金額
3,980円
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購入日
2016年05月15日
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購入場所
NTT-Xストア
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