まず初めに、このモニターはＰＣゲームユーザー向けでありＰＳ４などのコンシューマーゲーマにはオーバースペックです。理由としてPS4PROでも60ＨＺが最大なのでモニターのスペック144ＨＺを最大限生かすことができない。次に同社の XL2411との比較です。

基本スペックは一緒だが、違いはデザインとディスプレイポート端子が付いていないことだ。

ディスプレイポートの付いていないことによるデメリットは１４４ＨＺで出力する場合はDVIケーブルとステレオケーブル二本を使用しなければならない点、HDMIでは60FPSまでしか出力できないので注意。ディスプレイポートを使用しない方であれば価格が１万近く安い後者のほうがコスパはいいだろう。

付属するリモコンに画面の明度を3パターン割り当てることで夜間や昼間など環境に合わせた明るさにワンタッチで調節可能。画面の高さ調整、縦置きが非常に容易にできる。この２点が普段使用している中で非常に役立つ。またブルーライトカット機能もついており長時間使用での目の疲れを緩和できる点も役立つ。

144ＨＺ対応、1ＭＳの高速応答に対応の二点がゲームプレイに使用する方にとっては絶対に欠かせない機能だろう。またBlack eQualizer Dynamicという機能も導入されておりゲーム内での見えづらい暗部や明るすぎる範囲の輪郭を明確にすることでFPSゲームなど索敵が重要視されるゲームでも非常に役に立つ。ゲーム用途に使用するならば絶対に満足できるであろうスペック。

非常にきれいにうつるが、ＴＮパネルなので角度をつけてみると見えづらいので注意。正面から見るには申し分ない。テレビのように様々な角度から見る場合にはＴＮパネルではなくIPSパネルを推奨する。