2016年03月、名古屋で開催された " ZenTour2016 " 、
メーカーとユーザーのコミュニケーションを活発にすることを目的に開催されているようでした。
当日の参加者には「 Zen Pad 7.0 」が配布され、レビューのミッションが始まりました。
- 当日のスナップショットをいくつかご紹介 -
イベントとしては非常にしっかりとした企画の物として感じました。
個人的な意見を言えば、今回の参加人数設定は少ないとも感じました。
ブロガーをはじめとする情報を発信するユーザーと、相互コミュニケーションを取る場合、
ある程度は内輪的なミーティングになりやすい。
私自身のASUSに対する印象は良い物であったが、
今回のミーティングを通じて、その印象が崩れることはなかった。
決してハイスペックではないが、魅力的な製品
Android OS 5.0 搭載
CPU Intel Atom x3-3200 (約900MHz)
Memory 2GB
液晶サイズ 1280×800 (WVGA)
グラフィックス Mali-450 MP4
ストレージ 16GB / ASUS WebStorageService 5GB(永久無料版)
無線LAN IEEE 802.11b/g/n BlueTooth V4.0
カメラ 背面500万画素 / 前面 30万画素
センサー類 GPS / 加速 / 照度 / コンパス / 磁気
バッテリー 約8h / 充電 4h
重量 272g(カタログより)
- スペック比較 2016.04.手持ちの製品で比較を行った -
(クリックで拡大表示できます)
スペック自体はそれほど高くはない。
初代 dtabと同程度であり、スペックよりもサイズ的にPhoneに近いTabletという存在感が強い。
ベンチマークはGeekbenchを使わせていただいた。
シングルコアのスコアはdtabよりも速いがトータルではdtabに劣っている。
4コア連携部分でシステムの根本的な違いがあるのかもしれない。
WXGA解像度とは思えない良画質を発揮!
はじめに、解像度は 1280×800 (WXGA)です。
トップ部分で表示されている画像ですが、こちらでも見てください。
発色が鮮やかですよね、鮮明ともいえるかもしれません。
これは、液晶上面に使われているガラス 「Corning® Gorilla® Glass」と
ASUSの画像エンジンによる美麗化の恩恵が大きい。
2016年初ではスマートフォン/タブレットの20~30%程度で採用されているガラスで、
透明度が良く、強い。(砂埃には弱いので注意が必要)
続いてYOUTUBEを再生させてみました。
(ZenPad7.0にてyoutube再生したものをスマホにて撮影)
この画像では上手くお伝えできなくて残念なのですが、非常に綺麗。
同時にいくつかのタスクを実行していると、多少カクつく(処理落ち)場合も見受けられますが
再生を始めればほぼ問題はありません。
ちなみに再生映像は HD720 、これ以外に HD1080 の物も再生しましたが問題なし。
[再生元動画]
フルHD(1080)に対応させると、パネル代も高くなる、処理能力もより必要になり
製品コストに跳ね返ってきてしまう、おまけに処理能力が高くなると電池も喰う…。
そのあたり、動画再生をして感じたのは、
普通の映像を観る限りでは問題の無いレベルをターゲットとして、
普段使いする人をターゲットとして製品を設計しているという姿が見えてきました。
いくつもの処理を同時に行うと、だんだん反応が鈍くなります。
その時、ひと手間「いらない処理を停止する」それで良いんです。
車での移動中に、GPS地図でナビゲーションを行いながら、
ほかの地図アプリケーションでコミュニケーションを行い、車のOBDからデーターログをとり
動画/音楽再生を車のオーディオと連携させ、さらに自宅のNAS連動で…
そんな人はターゲットにしていない。
スマートフォン/タブレットに慣れていなくても、ふとした時に使える。
使いたいときに使う、そんな人をターゲットにしています。
正直、3Dゲームをやらなければ、全然スペックはOKよ?
すっきりとしたデザインで好感が持てます
まず、簡単に本体構成から。
(ASUSサイトよりマニュアルを抜粋)
1、MicroUSBポート
充電に必要なUSBコネクターは本体下側にあります。
これは充電しながら使用する時を考慮してるように思います。
(A)立てて使う場合(手のひらから下に流れるように)
(B)スタンドなどを使用する場合(横向き)
2、操作ボタン(電源・ヴォリューム)
こちらも、立てて使う場合、横に倒して使う場合を考慮してある。
(A)女性ではちょっときついが、男性が左手で握った場合薬指あたりで電源が、
中指でヴォリューム調整ができる。
(B)スタンドを使用すると上側(天側)に配置が来るため、目視調整しやすい。
3、カメラ、ピンジャック
カメラは手で覆わない部分に。ピンジャックはイヤホンなど使う場合
やはり上側に持ってきた方が取り回しが良さそうという理由に思える。
長手方向(電源ボタンがある側)では、ケースに収納できなくなる可能性もある。
4、手触りがいい
製品のカバー面にエッチングシボ?のような加飾が施されている。
カバーと製品の段差も嫌味な感じがなく、非常にすっきりしている。
USBコネクタ側を下(地面)方向にして、左手で持つと、
カバーとの段差部分は親指の付け根付近に収まり、段差を感じない。
そして、残り4本の指の腹は、先ほどのシボ面に触れることとなり、
ツルツルとした樹脂の感覚ではなく、加飾された表面を感じることができる。
シボのパターンは、おそらくエッチング工程1パターンの割と単純な模様ではあるが
十分な質感を提供してくれている。
薄目にZenPadと印刷されているあたりも、控えめで個人的に好感が持てます。
手の小さな女性、子供でも大丈夫!
長男(中2)にZenPadを持ってもらいました。
成人男性ほどではありませんが、ZenPad7.0はきれいに収まっています。
また、製品重量的にも 我が家でいえば Zenpad7.0 270g に対し、dtab 490g (dtab d01g 340g)
軽量であるため、持ち続けることに余計な力を使わなくて済むため、疲れにくい。
7インチ~8インチのタブレットは、手に収まる/操作性が良いというのもスペックとして必要です。
Zen Motion とは…!?
ZenPadのタッチパネル面に特定文字をなぞると、県連付けされたアプリケーションが起動する。
※特定文字の追加はできません。
スマートフォン端末と比較して非常に音がいいです
音がいい、これは大きめのスマートフォンと比較しても顕著です。
大変よろしい。
ただ、スピーカーは天側(上側)にしかないので、横画面にすると片側になる。
音が出るのは上の丸部分です。
とても音質がいいだけに、惜しい…。
映像もきれいだし、音も良い。映像再生端末として考えるとすごくいいですよ!
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購入金額
21,384円
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購入日
2016年04月12日
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購入場所
ZenTour2016 in Nagoya
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