I-O DATA U3-STD16G/BR は株式会社アイ・オー・データ機器が手がけるUSB3.0/2.0両対応のスタンダードなUSBメモリだ。
キャップレスで端子部分がスライドする構造になっている為、端子部分にキャップが付いているUSBメモリと比べて紛失する心配が無く安心して使用出来る。
反面、未使用時に本体カバーに端子部分がひっこむ形になるが端子部分そのものにはフタがされる形にはならない為、ホコリ等の付着、侵入する可能性がある。
本体カラーがホワイト/ピンク/ブラック/スケルトンブラウン/スケルトンブルーの5色展開となっており、用途や気分に合わせて気に入ったカラーを選択する事が出来る。
スケルトンブラウン/スケルトンブルーの2色は筐体が光を透過する仕様になっているので、内部を見る事が出来、通電時やデータアクセス時にはLEDが点灯する男の子向けの仕様と言えるだろう。
Windows XP SP3以降の環境ではOS標準のインボックスドライバで認識される為、使用にあたっての手間は無く、USBポートに差し込むだけですぐに使い始める事が出来る。
今回、筆者はWindows10用の回復ドライブ構築用として購入した。
回復ドライブの作成には20分ほどかかり、USB3.0の高速性は残念ながら感じることは出来なかった。
ファイルの読み書きに関しては手持ちのUSB2.0のUSBメモリと比較してやや高速であったので回復ドライブを構築するプロセスに要因があったものと考えられる。
ただし目に見えて早いという程の高速化は望めないので、コストパフォーマンスを重視するならあえてこのモデルを選択する理由は無いだろう。
国内メーカー製という事もあり、入手性に優れるので突然必要になった場合などは手近な量販店で入手出来るのはありがたいので、こういった部分が受け入れられるならば十分に許容できる範囲であろう。
USB3.0の高速性は感じられないが、実用性は十分に確保されている。
キャップレスであること、ドライバレスであることなどを含め弱点らしいところはUSB3.0対応である点を享受しにくいぐらいである為、価格に納得がいくのであれば実用性に関しては問題無い。
極めて普通だが、大きなマイナスが無いとも言える。
特筆する様な目立った機能は無いが、逆に捉えれば難点が無いとも言える。もはや数え切れない程の種類が出回るデバイスである為、普通に使えること自体に大きな利点は無いが、過不足無く機能が盛り込まれていると言える。
可も無く不可も無く
USB3.0対応である部分がわかりやすく感じられればさらに加点要素があったものと思われる。
先にも書いたが既に飽和した市場であるため、筆者も含めたユーザーの視点はおのずと価格に向けられていく事になるだろう。
デザインや入手性の高さ等に納得がいくのであれば納得出来る範疇では無いかと思われる。
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購入金額
3,456円
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購入日
2016年03月23日
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購入場所
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