DIME5月号は3月16日発売ですが、一足先に入手できたので、お目当ての付録、「DIME X CHUMS クリップ式 2in1 スマホレンズ」についてレビューします。
大きな箱ですが
DIME創刊30周年の特別付録第3弾という位置づけです。他誌ではMVNOなどと協業した付録が最近多くありましたが、こちらはハードで来ました。
雑誌の真ん中に、タバコ箱2つ分ぐらいの赤い箱が入っています。開けると、ボール紙の仕切りが出てきますが、レンズそのものは小さく、箱だけがむやみに大きい印象です。雑誌の運搬や陳列でレンズが壊れないようにとの配慮かと思いますが、ちょっとやりすぎ。
半分ぐらいでも良かったのでは?
部品、なくしそう
本製品は、クリップの先にレンズがついており、スマホのカメラ部分にかぶせるようにして使うものです。
外側から、レンズカバー、広角レンズ、接写レンズとなっています。広角レンズと接写レンズはねじ切りになっていて、接写を使いたいときは広角レンズを回して外す必要があります。
接写と広角のねじは最初、かなり固くて、「もしかして違うやり方で外すのでは」と慌てて雑誌の説明を読み直したぐらいです。それくらいの方が節度感があるといえばあるのですが、まあ痛し痒しですね。
キャップは単にかぶせるだけ。こちらは逆にいつか知らないうちにポロっと外れるのではないかと今から心配です。
とりあえず、入手動機の第1だった、接写をみてみます。
まず、
の標準レンズですが、なんとドコモのサイトには、詳しい仕様にもまったくレンズの説明がありません。
ソニーのサイトに行ってみると、「F2.0・広角24㎜のソニー製Gレンズ」との記述があります。また、Z5Pのカメラ部分には辛うじて読める大きさで、「1/2.3」「23MP」とあります。ソニーのサイトにはこれについても「有効画素数約2300万画素を実現した、ソニー製1/2.3型高感度イメージセンサー」との表記がありました。
このメインカメラ(裏側)で新聞を撮ってみたのが、こちら。
目いっぱい寄っても、目測10センチというところでしょうか。感覚的にはそれほど寄ったという感じがありません。
これに接写レンズを付けると、
ここまで寄れるようになります。目測2センチ程度です。
接写レンズ自体がカメラレンズよりも若干小さいのか、画像の4隅に、暗くなる部分が発生します。雑誌本誌ではその避け方も書いてありますが、まあ実用上は問題ないでしょう。
実生活で2センチまで寄る撮影があるのかどうか、自分でも分かりませんが、ここまで寄れれば満足です。
Amazonなどではこの広角、接写のほか魚眼まで付けたクリップタイプのものが1000円強で販売されています。魚眼がなく、そして雑誌込みで750円(雑誌の通常価格は600円だからレンズは150円?)ということを考えれば、まあコストパフォーマンスはいいと言えると思います。
ただ、接写をするシチュエーション、たとえば花を見に行って花の中心にいる虫を撮影する、といったことを想定すると、わざわざ外す必要にある広角レンズをどうすればいいのか、扱いに困ります。なくしそうで。
この方式である以上、どうにかすべき問題ですが、何かいい方法はないものでしょうか。
と、まずは接写について。広角については追ってレビューしようと思います。
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購入金額
750円
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購入日
2016年03月15日
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購入場所
書店
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