レビューメディア「ジグソー」

ラズパイオーディオ、と言うのが有るらしい、ODROID-C2のI2S接続DAC HiFi Shield Plus版

 

ラズパイオーディオ、と言うのが有るらしい。

 

 2016年8月29日追記

 最低だ、Amlogicはやはり中国の企業だった、Amlogic S905のCPU速度を2.0GHzから1.5GHzに下げた。

 以前やはり中国企業のRockchipが RK3188を1.6GHzと公表していたが、1.4GHzでしか作動しないと問題になり、RK3188Tとして1.4GHzと改名した記憶が蘇る。

 C2製造メーカーのHardkernelも被害者だ。

 追記終わり

 

 2018年1月30日追記

 CPU脆弱性問題でOdroid-C2(A53)は関係無い様ですね。

 http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1801/05/news062.html

 ARMで関係するのは「Cortex-R7」「Cortex-R8」「Cortex-A8」「Cortex-A9」「Cortex-A15」「Cortex-A17」「Cortex-A57」「Cortex-A72」「Cortex-A73」「Cortex-A75」で、高性能を謳う製品には注意が必要だと思います。

 2018年1月30日追記終わり

 

 

USBを経由せずにRaspberry PiI2S端子経由でDACボードを取り付け、ハイレゾオーディオ機器にするらしい。

 因みに、USBは音質劣化の原因の一つになる可能性が有るとの事。

 

 Raspberry Pi3が64BitのARMを採用し発売が発表されるとほぼ同時期に、Hardkernelから64Bit ARM採用のODROID-C2の販売が伝えられた。

 

 スペック的にC2 はPi3と比べて、クロック速度が+6630%早く、メモリーが2倍、無線Lanは付いていないが、Pi3には付いていないヒートシンク付いており、Pi3価格$35の+$5で$40で購入出来る。

 

 またC2には、私が使用したい機能であるOTG機能付きのMicroUSBが有り、更にはボトルネックになりがちなSDカードよりも高速なeMMCが利用出来るのでし、私にとっては超~魅力的に見える。

 

 そのC2にはラズパイオーディオ化出来る、I2S接続DACのHiFi Shield Plusがポン付け出来るとの事。

 

 HiFi Shield Plusには、ラズパイオーディオでよく使われている High-End PCM5102 DACが搭載され、性能も-93dBの低い歪と、音楽の強弱の幅を示すダイナミクスは110dB+となかなか優秀の様だ、また16, 24, 32 bitの384kHzまでのハイレゾファイルの再生が可能との事。

 

 

 パワフルで非常に美しく鳴るアクティブスピーカーEdifier R1100をWindowsのMedia Playerでレビューし、其の後にLubuntuでの音楽プレーヤーRhythmboxでの更に音質の改善を実感した。

 これらの事からも、LinuxでのI2S経由のDACによるハイレゾ再生に興味が沸々と沸いていた。

 

 

 今はODROID-C2I2S接続のDAC内臓HiFi Shield PlusEdifier R1100との組み合わせには非常~~に期待している。

 

 但し・・・

 C2に関しては、Pi3の様に情報は日本語で豊富に有る?ハズも無く、英語での情報取得となる、英語のニュアンスを理解するのは難しいので、少しネック。

 

 しかも、C2もPi3も64BitのCPUながら、ARM機ではソフト開発が進行中と言うか真面な64Bit Linuxが無い、C2には開発中のベータバージョンだし、Pi3は32Bit LinuxがデフォルトOSだ。

 

 しかし、比較的活発なフォーラムにメーカーのHardkernelからのアドバイスも受けられる。

 しかも、CPU製造元のAmlogicはCPUのs905用の新たな長期サポート予定の64Bit Linux Kernell開発をHardkernelに約束しているらしい。 

 

 C2はPCとしての多様な用途目的の作動は開発が進み、後々追いついて来る事を期待しながら、最悪ではハイレゾ音楽専用PCにすれば良い!

 

 

 主な情報源  

 ・Odroid C2 サポートフォーラム(英語)

 http://forum.odroid.com/viewforum.php?f=134&sid=6b76cbda09366b309c73b3af87a6294b

 

 ・Odroid C2 Wiki(英語)OSのダウンロード、設定の記載が有る

 http://odroid.com/dokuwiki/doku.php?id=en:odroid-c2

 

 ・HiFi Shield サポートフォーラム(英語)

 http://forum.odroid.com/viewforum.php?f=118

 

 

  注意事項として、Odroid-C2には初期の段階では2016年8月にサポートが切れるKernelを利用したUbuntu16.04LTSが用意されている。

 

 ARM製造元のAmlogicは2016年5月から次期Kernel開発を開始するらしいが、現状でもバグが多数有るとの事、どの様に成ります事やら。

 

 実際に、現状では64BitのFirefoxはマトモには動かないらしいが、midori(Firefoxをフォークしたもの)は 「 $ sudo apt-get install midori 」 でインストールし利用出来、32Bit版Firefoxも 「 $ sudo apt-get install firefox:armhf 」 で利用できる、私の愛用する超軽量なOperaは?

 

 現状で公式に提供されているLinuxは、64BitOSのUbuntu16.04LTS Mateデスクトップ版が提供されています。

 

 有志による開発でC2向けにはDebian Jessie (arm64)、ODROBIAN Jessie (64bitKernelと32bit armhfのhybrid)と、DietPi(最初のDebian Jessie (arm64)を元にした派生ディストリビューション)の3つがForumでベータバージョンとして公開されている。

 

 PCとしての寿命はOSの公式サポート切れで終わるかもしれないが、順調稼働時のOSをバックアップして余命はオーディオ専用機としての運用しての長寿を図る予定です。

 

 

 


 

更新: 2016/07/12

購入

 ・個人輸入になる

 Odroid C2を製造販売しているのは韓国メーカーHardkernelで、韓国からの英語でのやり取りの個人輸入が一番安いです。

 国内業者で日本語のやり取りは割高になります、どうしてもHardkernel製品が割安で必要?欲しい時以外はRasberyPIの方が良い様に思います。

 

 

 ・支払い、初期不良保証

 支払いはPayPal経由のクレジットカードでの支払いですので、機器の初期不具合保障に関しては安心出来るでしょう。

 PayPalでの支払いで、為替手数料を割安にする為にクレジットカードでの為替利用をお勧めします、不確かですがPayPalは4%、クレジットカードは1.5%前後だったとおもいます。

 機器の初期不良保証期間は、PC本体(今回はOdroid 2)4週間、周辺機器は2週間です。

 

 

 ・送料、税金、通関手数料等

 送料がDHLで約US20ドル(私の場合$22)となり、送料込みの円換算で16,667円以上の支払いの場合は、消費税も徴収されると思われます。

 また、私の場合は16,666円以下だった為?か、通関手数料も必要有りませんでした。

 因みにニュースで見たのだが、20万円相当以上の金Goldの海外からの持ち込みにも、販売目的として消費税が必要との事。

 

 

 ・購入から到着までの期間

 私の場合は月曜日に購入申し込みをして、土曜日に到着し6日目ですね。

 

 

 購入手続きではDHLでの配送のはず?なのですが、UPS Express Pakで国内はクロネコで来ました。

 

 

 購入サイトは下記になります。

 

 ・販売場所(英語)

  http://www.hardkernel.com/main/products/prdt_info.php?g_code=G145457216438

 

 

 今回、私が購入した物は

 

 ・Odroid C2(ワンボードPC本体) $40 5,207円

 ・32GB eMMC Ver5.0(ストレージ) $39  5,077円

 ・HiFi Shield Plus(I2Sポン付け接続DAC) $39  5,077円

 ・US Plug ACアダプター電源(5V2A、2.5x0.8mm接続コネクタ) $5.50  716円

 ・USB-DC Plug Cable 2.5x0.8mm $1.90  247円

  ・送料DHL $22

 

 合計 $147.40  16,324円

 

 

  クレジットカード請求が16,324円だったので、送料をそれぞれに按分し、それぞれに加えて円換算で表示しています。

 

 急な円高で16,666円までの余裕だ出来たので、始めは$10安い16GB eMMCを購入予定でしたが、プラス$10で32GBにグレードアップし、$5.50のACアダプタ電源も追加購入しました。

 これを書いている段階でも更に円高が進んで800円位安く買えるはずです、悔しいぞ。

 

 

 ・初期不良による保証期間

 PC本体は4週間、付属品は2週間との事らしいが、到着後の事だと思う。

 

 


 

更新: 2016/09/24

Odroid-C2等、各部紹介と作動確認

 

 

Odroid-C2等、各部紹介

 

  UPS Express Pakの中にはOdroid専用の箱に入ってました。

 

 

 内容物は、左上から時計回りで、 HiFi Shield Plus、 32GB eMMC、 ACアダプタ電源、 Odroid-C2、 USB-DC Plug Cable 2.5x0.8mmです。

 

 

 

 ・Odroid C2 各部紹介(私に関係しそうな所を中心に)

 

 端子、左からMicroUSB-OTG端子、HDMI端子、給電(2.5x0.8mm)端子、ヒートシンク横にはHiFi Shield PlusのDACをポン付けするI2Sの7ピン端子。

 ヒートシンクもカッコいいと思いません?

 

 

 

 左から、Gigabit Lan端子、USB2.0端子が4個 

 

 

 

 GIPOって言うんですか?40ピンの信号制御する端子が並んでいます、私は使用しません。

 

 

 

 USB端子の反対側にC2の状況を教えてくれる赤と青色のステータスLEDが有ります。

 

 

 

 ヒートシンクの反対側の裏にはストレージ用のMicroSD端子とeMMC端子が有ります。 

 

 

 

 付属品の中に英語ですが簡単な各部端子の説明書が有ります。

 

 

 

 その裏には簡単な使用方法が書かれています。 

 

 

 

 

作動確認

 

 作動に必要なもの

 

 ・ODROID-C2(本体)

 ・ストレージ(8GB以上のMicroSDカード又はeMMCカード)

 ・OS

 ・HDMIケーブル(バージョン2.0を推奨)

 ・ディスプレイ

 ・キーボード、マウス、Lanケーブル(勿論インターネット接続)

 ・電源(5Vで2A以上)

 取り付け順序も上から行うのが基本で、電源供給が始まると直ぐに起動開始します。

 

 UbuntuLTS 16.04Mateデスクトップのインストールされた32GBのeMMCを購入しました。 

 

 

 

 ボード側とeMMCの端子です。 

 

 

 

 付けるとパチッと音がしました、少し気を使いますね。

 

 

 

 Odroid-C2本体には付いていないHiFi Shield Plus付属のスペーサーを付けて、一応保護目的で使用します。

 

 

 

 On/Offスイッチは有りませんので、電源コネクタをコンセントに繋げば起動開始です。

 まず、5Vが供給されると赤いLEDが点灯します、その後下記の写真では映っていませんが、青色LEDが点灯し、その後青色LEDが点滅すればOSを読み込み中となり、OS起動中も青色LEDは点滅します。 

 

 

 

 画面にログイン画面が出てきましたので、一応作動確認は終了です、初期不良は韓国とのやり取りなので苦労しそうで、一安心です。 

 

 初回起動時にはUsernameとPasswordは「odroid」が設定されています。

 

 ※正常に起動しない場合の注意事項 

 起動時のLED状況を確認が重要になります。

 赤色点灯すれば5Vが供給されています(電源はOK)

 青色点灯すればu-Boot起動中です

 青色点滅すればkernel起動中又はOS稼働中(起動プロセスとOSは正常に動いている)

 赤色が点灯しない場合は電源を疑い

 青色が点灯しない場合はMicroSDカート又はeMMCカードを疑います

 画面が黒いままなら、起動時のディスプレイ設定ファイルboot.iniの設定を疑う

 

 

 一応、消費電力を測ってみました、アイドル時2.7Wでした。

 

 

 此処までの感想としては、各コネクタの精度が良く、ぐら付きなど全く無しで気持ちよく刺さります、最近の日本で売れれている日本メーカー製品も中国製が多い中、さすがMade in Koreaと言う所でしょうか、良いですね!!!

 

 


 

 

更新: 2018/03/16

Ubuntu Mate 16.04 LTS(デフォルトOS)のインストールとバックアップとリストア

 

Ubuntu Mate16.04 LTSをインストールせざる負えなくなってしまった

 

 OSのMicro SDカードやeMMCへのインストールを書く予定は無かったのですが・・・

 

 Ubuntu MateのソフトウエアアップデートでOSのアップデートが表示されたので、アップデート後に再起動を求められたので、再起動したら画面に何も表示がされなくなりました

 青色LEDは点滅しているので、OSは正常に作動し表示されていないだけだと思う。

 

 ※注これ以降Terminalソフトで入力する部分は太字&アンダーバーで表示し、行末のエンターキー入力は書きません。

 

 Forumで確認したところ、 Terminalソフトでsudo apt-get update && sudo apt-get upgrade && sudo apt-get dist-upgrade 」をするのが正解だった様で、実際その時に「/media/boot/boot.ini」を変更したと表示されました。

 

 boot.iniにはディスプレイへの表示設定が書かれており、Linux入りのeMMCを購入した私にはboot.iniの設定は自動的に適正値が設定されると思っていたのですが、やはりベータバージョンと未完成だった様で、boot.iniの設定でログイン画面が現れました。

 

 設定が必要な項目は、

 1. 使用するディスプレイの解像度の行のみ、行頭に有る「#」(行のコメントアウト)を削除する

 2. HDMIからVGAやDVI変換している場合も、「# setenv vout "dvi"」行の行頭に有る「#」(コメントアウト)を削除する 

 必要が有ります、テキストエディターの「pluma」編集出来ます。

 因みにUbuntu MateのGUIでのデスクトップに有る、ディスプレイ設定画面では変更できません。

 

 

 

 Ubuntu OSのインストールとその方法

 

 ① インストール済みのeMMCかMicroSDを購入する

 ② WindowsでOSをダウンロードし、eMMCかMicroSDに書き込む

 ③ LinuxでOSをダウンロードし、eMMCかMicroSDに書き込む

 ④ Windows、Linux、MACでも利用出来るソフト ETCHERを見つけた(2018/03/16追記)

 https://etcher.io/

 上位の3通りをレビューしてみましょう。

 

 ※注 Ubuntuインストール後にはTerminalソフトでsudo apt-get update && sudo apt-get upgrade && sudo apt-get dist-upgradeを実行しましょう。

  

 

 ① HardkernelでAndroidかUbuntu16.04LTS(Mateデスクトップ)がインストールされたMicroSDカードかeMMCカードを購入する事が出来ます。

 私は高速な(快適?)Ubuntuがインストールされた32GBのeMMCカード($39)を購入しました。

 

 

 

 

 ② WindowsPCでMicroSD(eMMC)カードにインストールする方法

 ダウンロード場所は下記から。

 http://odroid.com/dokuwiki/doku.php?id=en:c2_release_linux_ubuntu

 

 私はカードリーダーがUSB2.0と速度面で期待できない事から、Hardkernelの推奨するカードリーダー Transcend TS-RDF5W UHS-I 対応のカードリーダーを購入しました。

 

 ・MicroSDカードとeMMCのフォーマット

 

 Odroidも推奨していますが、一般的にフォーマットしてもSDカードの調子が悪い時はWindowsでSDFormatterを使用してフォーマットすると治る事が多いです、ダウンロードは下記のアドレスから。

 https://www.sdcard.org/jp/downloads/formatter_4/

 

 32GBのeMMCですがサイズが128MBと出ていますので、「オプション設定」でeMMC全体をフォーマットします。 

 

 

 

 「論理サイズ調整」を「ON」にすると、カード全体をフォーマットします。 

 

 

 

 

 

 ・OSイメージの書き込み

 

 Odroidで推奨している書き込みソフトはWin32DiskImagerで下記からダウンロードできます。

  https://osdn.jp/projects/sfnet_win32diskimager/releases/

 

  「ダウンロードしたフェイル」と「カード」を指定して、「Write」ボタンを押すだけです。

 

 

 

 

 

 

 ③ LinuxPCでMicroSD(eMMC)カードにインストールする方法

 

  ・カードの確認

 Terminalソフトでカードの確認は 「 sudo fdisk -l 」 で行います、一番左下に「 /dev/sdb1 」と表示されているので、カード自体は 「 /dev/sdb 」 ですね。

 

 

 

 

 ・OSのダウンロード、名称確認、md5sumの確認と書き込み

 ダウンロードするイメージファイルの確認は下記のアドレスで行います。

 http://odroid.in/ubuntu_16.04lts/


 ダウンロードする最新のファイル名は「 ubuntu64-16.04lts-mate-odroid-c2-20160525.img.xz 」で、md5sum値は「 1bf730d138d7afb92b3cdc98003ac0e0 」
すね。

 此処からはTerminalソフトでの作業です。
 イメージ取得
 $ wget http://odroid.in/ubuntu_16.04lts/ubuntu64-16.04lts-mate-odroid-c2-20160525.img.xz

 md5sum値の確認
 $ md5sum ubuntu64-16.04lts-mate-odroid-c2-20160525.img.xz      
 1bf730d138d7afb92b3cdc98003ac0e0 ubuntu64-16.04lts-mate-odroid-c2-20160525.img

 解凍します
 $ unxz ubuntu64-16.04lts-mate-odroid-c2-20160525.img.xz

 書込みます
 $ sudo dd bs=1M if=ubuntu64-16.04lts-mate-odroid-c2-20160525.img of=/dev/sdb

 確実性の為にバッファの内容を強制的にディスクに書き込みます
 $ sudo sync

 

バックアップとリストア

 

  バックアップはWindowsPCとUbuntuPCでの方法のレビューです。

 

 ① WindowsPC上でのバックアップとリストア

 ・バックアップ

 バックアップハ「 Win32DiskImager」で行います、「 Image File 」の場所を指定し、ファイル名を入力し、「 Read 」ボタンをクリックします。 

 

 

 

 

 完了すると、「Read Successful」と出てきます。 

 

 

 

 

 バックアップはカード全体の容量となります、16GBカードをバックアップした時は14.9GBのファイルが出来上がります。

 

 

 

 

 

 

 ・リストア

 

 リストアも「Win32 Disk Imager」で出来ます、「Write」ボタンでカードへ書き込みます。

 

 ※注 、16GBのカードで同じメーカーの製品でも容量が違う事が有ります、その場合はリストア出来ない事が有ります。

 私の場合、Transcend 16GB MicroSDカードで「TS16GUSDHC10」と「TS16GUSDHC10U1」とは容量が違うためにレストアに失敗します。 

 

 

 

 

 ② 別のUbuntuPC上でのバックアップとリストア

 

 ・バックアップ

 Terminalソフトで行います。

 バックアップ用のフォルダー「c2_backup」を作ります

 $ mkdir c2_backup

 

 「c2_backup」フォルダーに移動します
 $ cd c2_backup

 

 バックアップ元のディスクのデバイスを調べます
 $ sudo fdisk -l

 下記が表示された例です

 

 Disk /dev/sdb: 16.1 GB, 16054747136 bytes
 ヘッド 64, セクタ 32, シリンダ 15311, 合計 31356928 セクタ
 Units = セクタ数 of 1 * 512 = 512 バイト
 セクタサイズ (論理 / 物理): 512 バイト / 512 バイト
 I/O サイズ (最小 / 推奨): 512 バイト / 512 バイト
 ディスク識別子: 0xd3630000

 デバイス ブート 始点 終点 ブロック Id システム
 /dev/sdb1 2048 264191 131072 c W95 FAT32 (LBA)
 /dev/sdb2 264192 31355904 15545856+ 83 Linux

 

 カードは自体は「/dev/sdb」だという事が判ります。 

 

 念のため、SD全部パーティションをアンマウントしておきます
 $ sudo umount /dev/sdb1 /dev/sdb2


 ディスク全体のイメージ名を「c2_ubuntu20_img」で圧縮保存します
 $ sudo dd if=/dev/sdb bs=8M | gzip -c > c2_ubuntu20_img.gz

 

 

 

 ・リストア

 

 リストアもTerminalソフトで行います 

 バックアップ先のディレクトリーへ移動します

 $ cd c2_backup

 

 リストアします
 $ zcat c2_ubuntu20_img.gz | sudo dd of=/dev/sdb bs=8M

 

 


 

 

更新: 2016/11/22

日本語化の設定とディスプレイの縦表示設定

 

日本語化の設定

 

 設定は基本的には上部左に有る、タスクバーのメニューから行えます。

 

 ・日本時間

 「System」-「Administration」-「Time and Date」 をクリック

 

 

 

 

 「Unlock」ボタンをクリック 

 

 

 

 

 

 パスワードは「 odroid 」(此処から以降のパスワードの入力は省きます。

 

 

 

 

 Time zone:の右側のボタン(America/Kentucky/Monticelloと表示されている部分)をクリック

 

 

 

 

 

 

 「Asia/Tokyo」を選択します。

 

 

 

 

 

 「Asia/Tokyo」に成りましたので、「Lock」しておきましょう 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・日本語環境のインストール

 

 

 「System」 - 「Preferences」 - 「Personal」 - 「Lnguage Support」をクリック

 

 

 

 

 「Instal」ボタンをクリック、少し時間がかかります

 

 

 

 

 

  「Language」タブの 「Install / Remove Languages 」ボタンをクリック

 

 

 

 

 「Japanese」にチェックを入れ、「Apply」ボタンをクリック 

 

 

 

 

 

 「日本語(日本)」のバーを一番上にドラッグし、「Apply System-Wide」ボタンをクリックします

 

 

 

 

 

 「Regional Formats」 タブで、「日本語」になっている事を確認し、「Apply System-Wide」ボタンをクリックします

 

 

 

 

 

   再起動すると、全てでは有りませんが、日本語表示されています

 

 

 

 

 

 

 ・キーボード設定

 

 

 「System」 - 「設定」 -  「ハードウエア」 - 「キーボード」をクリックします

 

 

 

 

 

 「Layouts」タブの「+Add」ボタンをクリックします

 

 

 

 

 「Japanese(OAGD 109A)」を選択し、「Apply」ボタンをクリックします

 

 

 

 

 「Japanese Japanese(OADG 109)」を選択し、下記では薄くなっていますが「Move Up」ボタンをクリックして、一番上に移動させます 

 

 

 

 

 

 

 ・入力設定IBus

 

 デスクトップ上部右側のタスクバーに有る「IBus」アイコンを右クリックし、「Preferencws」で設定します

 

 

 

 

 

 「Input Method」タブに移動し、「Add」ボタンをクリックします 

 

 

 

 

 「Japanese」をクリックします

 

 

  ん?、Mateデスクトップは「日本語」だけで大丈夫?なのか?、まあ選択して「追加(A)」をクリックします

 

 

 「Japanese - 日本語」が追加されたので、「Close」ボタンをクリックするが・・・ 

 ・・・・・・・・・・・???

 日本語の 入力が出来ません。

 色々とやってみた結果、Ibusはインストールされているものの、IBus-Anthyがインストールされていない、と判断しました。

 

 

 

 

  ・IBus-Anthy


 Terminalソフトで

 sudo apt-get install ibus-anthy

 と入力し、IBus-Anthyをインストールし、

 再起動しました。

 


 上記で違和感を覚えた「インプットメソッドの選択」内に「 Anthy 」が出てきました。

 

 

 

 「Japanese-Anty]が追加されたので、「Japanese-日本語」は「Remove」ボタンで削除しました。

 

 

 

 

 ・パスワードの変更

 セキュリティの為にパスワードを変更しておきます。

 

 「System」 - 「設定」 - 「ユーザー向け」 - 「個人情報」 - 「ChangePassword」ボタンをクリックします。

 

 

 

 

 パスワード変更前なので「odroid」を入力し、「Authenticate」ボタンをクリックします。

 

 

 

 

 新しいパスワードを2度入力し、「Change password」ボタンをクリックします。

 

 ※注意事項

 何故だかは不明ですが、ログイン時に変更したパスワードだけでは、ログイン出来ません。

 必要な事は 「 Ctrl 」キー + 「 Shift 」キーを押してからパスワードを入力する必要が有ります。

 入力ミスをしたと思い焦りましたが、辛うじて方法を見つける事が出来ました。  

 

 




 

ディスプレイの縦表示

 

 私の常用しているディスプレイが1200X1920の縦型表示なので、やってみました。  

 「/etc/X11/xorg.conf」 ファイルを編集する事で縦表示にはなる、らしいのですが、GPUであるMaliのアクセレーションは利用出来なくなる、との事でした。 

 

 

 具体的には下記の部分を 

Section "Device"

         Identifier "Mali-Fbdev"
         Driver "mali"
         Option "fbdev" "/dev/fb0"
         Option "DRI2" "true"
         Option "DRI2_PAGE_FLIP" "true"
         Option "DRI2_WAIT_VSYNC" "true"
         Option "UMP_CACHED" "true"
         Option "UMP_LOCK" "false"
EndSection

 

Section "Screen"
        Identifier "Mali-Screen"
        Device "Mali-Fbdev"
EndSection

 

 

 下記と入れ替える事で可能でした。

Section "Device"
        Identifier      "Mali-Fbdev"
       Driver          "fbdev"
#       Option          "fbdev"         "/dev/fb1"
       Option          "Debug"         "false"
         Option          "DPMS"          "false"
         Option          "Rotate"        "CCW"
E ndSection

Section "Screen"
        Identifier      "Default Screen"
        Device          "Mali-Fbdev"
        DefaultDepth    24
        Option "RandRRotation" "yes"
EndSection

 

 

 出来ましたが、下記は「スクリーンショット」ソフトで取得した物ですが、

 実際の画面の発色は最悪で、文字などは背景色と混ざってしまい読めた物では有りません。

 開発が進むのを待つしかないですね。

 

 

 
 2016年11月22日追記
 「fbturbo display driver」が出来たらしい。
 http://forum.odroid.com/viewtopic.php?f=136&t=18709&start=200
# /etc/X11/xorg.conf in order to make the Xorg server pick up
# and load xf86-video-fbturbo driver installed in the system.
#
# When troubleshooting, check /var/log/Xorg.0.log for the debugging
# output and error messages.
#
# Run "man fbturbo" to get additional information about the extra
# configuration options for tuning the driver.

Section "Device"
Identifier "Mali FBDEV"
Driver "fbturbo"
Option "fbdev" "/dev/fb0"
Option "Rotate" "CW"
Option "SwapbuffersWait" "true"
EndSection

 git cloneとかmakeとかinstalとかしないと?ダメなのかな?

# X.Org X server configuration file for xfree86-video-mali
Section "Device"
Identifier "Mali-Fbdev"
Driver "mali"
Option "fbdev" "/dev/fb0"
Option "DRI2" "true"
Option "DRI2_PAGE_FLIP" "true"
Option "DRI2_WAIT_VSYNC" "true"
Option "UMP_CACHED" "true"
Option "UMP_LOCK" "false"
Option "SWCursor" "true"
Option "HWCursor" "false"

EndSection

Section "ServerFlags"
Option "NoTrapSignals" "true"
Option "DontZap" "false"
Option "BlankTime" "0"
Option "StandbyTime" "0"
Option "SuspendTime" "0"
Option "OffTime" "0"
EndSection

Section "DRI"
Mode 0666
EndSection


 
更新: 2017/10/12

HiFi Shield Plus

 

 

 此処ではHiFi Shield PlusのOdroid-C2への組み込みと設定を行い、音が出るまでのレビューにします。

 

  音出しの第一印象だけは書いておきますね。

 何故かザワ付きが無く透明感が有るんです。

 室内の雑音にかき消されていた音楽内の雑音が無くなった様な感じで透明感が有るんです、ダイナミックレンジが広くなり雑音領域が下がった?のかも知れません?

 

 

 

 

 

 

HiFi Shield Plusの組み付け

 

 

 HiFi Shield PlusをOdroid-C2に組み付けるのは、I2S接続ピンを接続し、付属スペーサーをネジ止めするだけです。

 

 下記がI2S接続ピンの位置になります。

 

 

 

 

 

 

 各スペーサーは六角柱なので、Laん端子横などに打つかってスペーサーは回転出来ません、少し苦労します。

 

 

 

 

 

 

Ubuntuでの設定

 

 Ubuntuをインストールだけした状態では、音声出力はHDMIへの出力に成っています。

 そこで、HiFi Shield Plusを接続後に再設定が必要になります。

 設定はTerminalソフトで設定を行います。

 

 

 ・Terminalでの設定

 

 ますは、Ubuntuを最新の状態にします。

 sudo apt-get update && sudo apt-get upgrade && sudo apt-get dist-upgrade

  

 音声はALSA(Advanced Linux Sound Architecture)でPCM再生やMIDI再生機能をLinux上に提供するサービスで動いています。

 

 下記のコマンドで全てのサウンドカードとオーディオデバイスを表示し、確認です。

 aplay -l

 

 表示結果は

 **** List of PLAYBACK Hardware Devices ****
 card 0: ODROIDHDMI [ODROID-HDMI], device 0: I2S.27 dit-hifi-0 []
 Subdevices: 1/1
 Subdevice #0: subdevice #0

 

 下記の2行のコマンドでHiFi Shield Plus用のカーネルモジュール2つを取り込みます

 sudo modprobe snd-soc-pcm5102

 sudo modprobe snd-soc-odroid-dac

 

 

 再度、全てのサウンドカードとオーディオデバイスを表示しての確認です。

 aplay -l

 

 表示結果に取り込まれた結果が出てます

 **** List of PLAYBACK Hardware Devices ****
 card 0: ODROIDHDMI [ODROID-HDMI], device 0: I2S dit-hifi-0 []
 Subdevices: 1/1
 Subdevice #0: subdevice #0
 card 1: ODROIDDAC [ODROID-DAC], device 0: I2S pcm5102-0 []
 Subdevices: 1/1
 Subdevice #0: subdevice #0

 

 

 

 

 ・GUIでの設定

 

 DACを指定します

 「Applications」 - 「サウンドとビデオ」 - 「サウンド」 - 「Hardware」タブでODROID-DACをクリックし指定します。 

 

 

 

 

 

 

 「Output」タブで「ODROID-DAC Analog Stereo」を指定します。 

 

 

 

 これで、音楽の再生が出来ます。

 

 

 

 

 

 ・起動時にドライバーを自動読み込み

 

 Odroid-C2起動時にHiFi Shield PlusのDriverを自動起動する為に/etc/modulesを編集しましょう。

 管理者権限を取得します
 ~$ su
 Passwordはodroidを入力します

 各トライバーを/etc/modulesに書き込みます
 # echo "snd-soc-pcm5102" >> /etc/modules  
 # echo "snd-soc-odroid-dac" >> /etc/modules

 exitを入力して終了です。
 # exit
 exit
 ~$


 ここまで行い、Odroid-C2を起動時からHiFi Sheild Plusから音声が出ます。 

  ・HiFi Shield Plus接続しアイドル時の消費電力3.0Wでした。




イコライザー
 ALSAにイコライザープラグインが存在する。
 http://tatazotecmemo.blogspot.jp/2016/01/volumio.html

 導入後の設定値は下記を参考に
 http://nw-electric.way-nifty.com/blog/2016/10/raspberrypi-169.html
 ブーストしたい周波数を0dBにして、それ以外を下げるように設定
 69 = 0dB
 63 = -3dB
 57 = -6dB
 45 = -10dB
 まだ、試してません。





更新: 2017/10/12

32GB eMMC 5.0の速度は早い?

 

 

 Windowsで使用したUSB3.0カードリーダーです。

 

 今回購入した32GB eMMC 5.0です。

 

 

 

 

 比較用の MLC UHS-I 16GB MicroSDカードです。

 

 

 

WindowsPC USB3.0カードリーダーを使用してのCrystalDiskMarkでの比較

 

 16GB MLC UHS-I Class10 MicroSDカード

  

 

 32GB eMMC 5.0

 

 

 

  Windowsでの大きなファイルの読連続み書きはeMMCの負けに成りましたが、PCでよく使われる小さなファイルをランダムの読み書きではeMMCの勝ちですね。

 

 しかし、Odroid-C2上でWindowsは動きませんので下記が本番の勝負です

 

 

 

Ubuntu上での比較

 

 ・OSのインストールやアップデートでの感想
 Class10 - フリーズしてるんじゃないか?と思うこともしばしばで、苦痛を感じる事も有ります
 UHS-I - フリーズは感じません、まあまあかな?
 eMMC5.0 -UHS-Iよりは快適ですね!

 

 

 ・DDでベンチ

 Ubuntuでの比較はeMMCとMicroSDカードにUbuntuをインストールした、そのディスクのスピードを計測します。

 Hardkernelは512MBファイルの読み書きでテストをしています。

 UHS-IのMicroSDカードはClass10のMicroSDカードの2倍の速度が出ると言っています。

 また、eMMC5.0はClass10のMicroSDカードの7倍の速度が出ると言っています。

 

 Hardkernel推奨のTerminalソフトでDDコマンドを実行するの方法で行います。

 書き込みテスト

 dd if=/dev/zero of=test.tmp oflag=direct bs=8M count=64


 読み込みテスト  
 dd if=test.tmp of=/dev/null iflag=direct bs=8M count=64

 

 

 ・MicroSD Class10(Write7.3MB/s, Read18.5MB/s)

 

 

 ・MicroSD UHS-1(Write15.7MB/s, Read36.3MB/s)

 

 

 ・eMMC 5.0(Write121MB/s, Read120MB/s)

 

 

 

 

 

 


 

 

更新: 2016/09/24

[OS]  DietPi for Odroid-C2(別のもちものとして公開予定です)

 Ubuntu 16.04 Ver2.0 for Odroid-C2は開発中のβバージョンで有り、色々と本家のUbuntuの様に確実には作動しません。

 また、現在2016年9月24日時点でKernel4.4が開発途中で何時になるか判りませんし、正常に作動する保証もありません。

 

 そこで、Rasbery PiなどのワンボードPC向けに作られているDietPiというOSを試したいと思います。

 DietPiは一応ベータバージョンから正式バージョンには成っていますがKernel等は開発途中なので、まだまだ改良やバグフィックスが進むと思われます。

 

 詳しくは下記をご覧ください。(下記は作成中です、何時になるかは判りません)

 

 

 

 

 


 

更新: 2017/09/12

[OS]  Debian Jessie (arm64)メモです


 

 此処は他のOSの導入方法の単なるメモになります

 

 Forum

 http://forum.odroid.com/viewtopic.php?f=138&t=19403

 

 起動後最初にする事

  1. do a full system upgrade
    apt-get update && apt-get upgrade && apt-get dist-upgrade
  2. reboot the ODROID to load new drivers and kernel
  3. start my odroid setup tool
    setup-odroid (メニュー形式でHiFi Sheald等の設定も可能)
    choose to install a desktop (recommended is MATE)
    You will be asked if you want to create a new user as well, you should answer that with "YES" and create a standard desktop user
  4. reboot ODROID again to load into the Desktop

 

 言語設定:

 ・キーボード

 apt-get install console-setup keyboard-configuration
dpkg-reconfigure keyboard-configuration

 ・タイムゾーン

 dpkg-reconfigure tzdata

 ・日本語環境(IBus-Anth, フォント等は?デスクトップで出来る?)

 

 その他の設定

 Sound Delay in Pulse-Audio

 apt-get install -t jessie-backports pulseaudio

 

 Installing Chromium Webbrowser (with hardware acceleration)

 apt-get install chromium

 You will need to configure 3D acceleration for yourself.

 CHROMIUM_FLAGS="$CHROMIUM_FLAGS --use-gl=egl --ignore-gpu-blacklist --disable-accelerated-2d-canvas --num-raster-threads=4 --audio-buffer-size=4096"

 

 

 

 

  [OS] Debian Stretch (WIP)-ディストリ供給者が同じ

 https://forum.odroid.com/viewtopic.php?f=138&t=27449

 

 

 


 

更新: 2016/09/24

[OS]  ODROBIAN Jessie (64bit) & (32bit)メモです


 

 此処は他のOSの導入方法の単なるメモになります

 

  Odroid-C2 ODROBIAN Forum

 http://forum.odroid.com/viewtopic.php?f=138&t=18771

 

 Documentation

 http://oph.mdrjr.net/odrobian/doc/#README

 

 Download

 http://oph.mdrjr.net/odrobian/images/s905/

 

  you want, just use "oh-utils" or "tasksel" to install anything you want out of these (MATE, XFCE, LXDE).

 The best environments that would work as expected in all functions are:MATE XFCE LXDE

 

 

 mpeg2 video

 Disable:

 odroid64:$ sudo chmod 600 /sys/class/video/axis

 Enable:

 odroid64:$ chmod 666 /sys/class/video/axis

 


 

更新: 2016/09/24

2.5インチHDDをUSB接続してメディアプレーヤー?への可能性?

 Odroid関係者のBlogでODROID-XU4にスペーサーを噛まして、2.5インチHDDを組みつけた写真を見つけました、下記です。

 但し、2か所のみODROID-XU4に固定し、他後ろに隠れている2か所は、長いスペーサーを取り付けている。(2.5インチHDDの方が大きい)

 

 http://blog.iwanhae.ga/content/images/2015/12/20151212_004500.jpg

 USB3.0端子を持ったODROID-XU4ならではの、高速な?メディアプレーヤーが出来る?

 Odroidでは各ワンボードPCに、メディアプレーヤーソフト?OS?のLibreELECやKodiを利用が試みられています。

 

 Odroid-C2のフォーラムではメディアプレーヤーとしてLibreELEC - Kodi Projectの意見交換が盛んです、英語ですが。

 http://forum.odroid.com/viewforum.php?f=144

 

 

 USB2.0しか無いOdroid-C2ですが、サイズが・・・ 同じでは有りませんでした。

 寸法が合わずに1か所のみの固定しか出来ないです。

 

 

 まあ、チャレンジする人も居ると思うので、2.5インチHDDのネジ穴はM3規格ネジで固定可能です。

 HDDへはオスネジのスペーサーが必要ですし、チャレンジする人は考えてスペーサーを購入して下さい。

 私は、音楽ファイルの量も多くは無いので、OS用に32GB eMMCとデータ用にMicroSDで、今の処はHDDは不要です。 

 

 


 

更新: 2016/10/14

Motion Detection(動態検知監視カメラソフト)

 端末ソフトでインストールします。

 sudo apt-get update 

 sudo apt-get install motion

 

 ファイルを閲覧再生にはTotemソフトが好みです。

 sudo apt-get install totem

 

 motionソフトの設定ファイルmotion.confでの設定はplumaエディタで設定します。
 su
 Password:XXXXXX
 gksu pluma

 motion.confは /var/lib/motionディレクトリーに有ります。

 Ubuntu16.04のmotionは14.04の時とはバージョンアップされていて、設定が少しだけ変わってます。

 変更した行のみ書きます 

 11行目  daemon on → off

 39行目 #videodevice /dev/video0 行頭に#を追加

 90行目 width 320 → 1280

 93行目 height 240 → 1024

 97行目 framerate 2 → 10

 173行目 threshold 1500 → 3000

 219行目 pre_capture 0 → 5

 222行目 post_capture 0 → 5

 250行目 output_pictures on → off

 418行目  target_dir /var/lib/motion → /home/odroid/Desktop/Motion

 463行目 #stream_port 8081 行頭に#を追加

 728行目";" thread /etc/motion/thread1.conf 行頭の;を削除

 729行目";" thread /etc/motion/thread2.conf 行頭の;を削除

 

 /etc/motion/thread1.confを編集、内容を下記に

 videodevice /dev/video0
 target_dir /home/XXXXXX/Motion0
 webcam_port 8081

 

 /etc/motion/thread2.confを編集、内容を下記に

 videodevice /dev/video1
 target_dir /home/XXXXXX/Motion1
 webcam_port 8082

 

 USBカメラをMicroUSBとUSB端子にそろぞれ1個接続

 ※Raspberry PiではOTG機能の有るMicroUSB端子が無いので、USBカメラを2台使用するとUSB2.0の帯域を超えてしまい「Busy」エラーが出て運用出来ないと思います。

 

 Terminalソフトで

 sudo su

 パスワードを入力

 sudo motion

 下記の様に起動します、下記の様に前バージョンとは表示が違いますが、動態検知すると/home/XXXXXX/Motion0と/home/XXXXXX/Motion1フォルダーに「.AVI」ファイル形式で動画が保存されます。

 

 

 

 

 因みに下記が前バージョンで動態検知した状態です。 

 

 

 

 動態検知中のCoreの温度を測ってみました。

 sudo us

 パスワードの入力

 cat check_temp.sh

 下記をコピペしてエンターキーを押します。

 #!/bin/bash
 sleept=5
 while true; do
 cat /sys/devices/virtual/thermal/thermal_zone0/temp
 sleep $sleept
 done

 40~42度をウロチョロですね。 

 あっ、忘れてました、12Vの8cm 2200rpmのFANを5Vで冷却してます。

 

 上記の状態ではCore温度は室温+17度程度で、CPU使用率は40%以下

 

 Operaで8081ポートをアクセス(http://127.0.0.1:8081/)すると現在のUSBカメラで写している状態が表示されます、もう一台のアドレスは(http://127.0.0.1:8082/)ですね。

 2台の動態検知中でOperaで実況1画面を写し出すとCore温度は室温+22度で、CPU使用率は70%以下でした。

 現在監視カメラで常用中のスティックPC(Z3735F)と比べるとCPU使用率も高くパワー不足を感じる

 

 


 

更新: 2016/10/13

Odroid-C2の評価と現状

 OS Ubuntu-Mate 16.04の出来が普通のUbuntuと比べてもう一つな感がが有り、省電力PC

として、CPUがN3050のLivaとCPUがZ3735FのスティックPCを使用している事からパワー不足は否めません。

 

 I2S接続のDAC HiFi Shield Plusを経由したハイレゾ再生の音楽には、室内雑音にかき消されていた音楽内の雑音が無くなった感じで透明感が有る音には非常に満足しています。

 Ubutnu Mateで音楽専用機の運用でも良いのですが、DietPiでのI2S接続のDAC HiFi Shield Plusによる音楽再生をしつつ、LXDEの軽量デスクトップでPCとしての魅力を追及してみようと思います。

 

 

 2GBのメモリーが搭載されているハズですが、Ubuntuが認識しているメモリーは1.7GBですね?

 

 

 原因は・・・

 メモリー上に214.8MBのRANディスクを作っている様ですね。

 ストレージ(eMMC or MicroSD)の消耗を減らす為と、速度アップの為に何かのファイルをRAMディスク上に置いている様です。

 

  

 メモリー序に、アイドル時の使用量は417.3MB(24%)と余裕は有りますが、デスクトップをLXDEにすれば、もっと軽量化される?とは思います。

 

 

 夏の酷暑に負けて投稿が3ヶ月程伸びてしまいました、そのせいか何かまとまりの無いレビューになってしまいましたが、読んで頂いて有難う御座います。

 

 


 

更新: 2017/03/08

2017年3月8日追記、消費電力の削減が可能?

http://odroid.com/dokuwiki/doku.php?id=en:c2_hardware#enable_the_otg_device_function_on_odroid-c2

 

 「Jumper J1」がHDMIポート横に有り、コネクタピンで結線状態だが、取り除く事でUSB-OTGからの給電は出来なくなるが、省消費電力化と温度低下が見込める様だ。

 HiFi Shield Plus接続でアイドル時3.0Wがどれだけ下がるのか???

 

 一つ懸念は、USB-OTGにUSBカメラを繋ぐと作動するのか?と言う事だけ。

 暇になったら、やってみる!

 

 結果は0.4W下がりましたが、懸念が当たりました。

 USB-OTGに繋いだUSBカメラは認識しているものの、動態検知防犯カメラソフトではエラーが出てしまいます。

 給電能力も下がってしまいますね。

 


 

  • 購入金額

    5,207円

  • 購入日

    2016年06月06日

  • 購入場所

    Hardkernel

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