「龍が如く 極」のPS4版。

作品としては龍が如く1のリメイクで、バトルスタイルなどを「龍が如く0」仕様になっています。

ゲームの難易度的には龍1より下がっています。

桐生のバトルスタイルが豊富になりバトルしやすくなっていることや、サブストーリーのクリア条件も大幅に緩和され、気ままにプレイできます。

※龍1では特定の章でしかプレイできないサブストーリーが大半で、取りこぼさないようプレイするのが大変でした(^_^;)

バトルスタイルは基本はチンピラ（後半は堂島の龍）で多人数相手の時は壊し屋、スウェイでヒートゲージを貯めたいときだけラッシュという感じです。

龍1では複数スタイルなんてなかったので、自分流の戦い方がしやすいですよ。

他にも1マップ化した神室町やタイアップ企業の増加など、龍1からの進化が味わえますよ♪

今作の新システムの1つ「どこでも真島」。

シリーズで最も人気のある真島の兄さんが、街中到る所で襲ってくるという厄介なシステムです(^_^;)

兄さんを倒した後に体力回復させようとハンバーガー屋に入って注文しようとしたら、後ろに兄さんが！・・・ってことも実際にあり、マジで油断できません(笑)

兄さんも複数スタイル使ってきますが、私的に厄介なのはスラッガースタイル。

攻撃が当たるタイミングが微妙に読みづらいのでカウンターをしにくく、ダメージを与えてものけ反りづらいし、攻撃をガードしても武器のせいか硬直が長くラッシュから抜けづらい。

正直、嶋野の狂犬の方が遥かに戦いやすいです(^_^;)

それに、いくら人気キャラとは言え登場させ過ぎなのもファンとしてどうかと思う。

そもそも兄さんは「クレイジーだけど男気や人情味があるキャラ」で、たまにしか登場しないから余計魅力的に感じると個人的には思っており、たまに登場するからこそ「兄さんキター！」ってテンションが上がるんだよね。

メインストーリーで

　真　　　島「久しぶりやな！桐生ちゃん！！！」

　プレーヤー「さっき会ったばかりだよ(笑)」

　　・・・となるのもどうだろう(^_^;)

ちなみに真島との因縁をすべてクリアしても、街中で襲いかかってきます(笑)

街中で絡まれない「開運の数珠」を装備しても、襲い掛かってくることがあります(^_^;)

油断は出来ないよ、マジで。

ちなみにケンカだけでなく、メスキングやポケサーなどでも対戦可能。

メスキングは手の内がマジで読みづらいです(^_^;)

何でも器用にこなすのは、スマートな兄さんらしいですね♪

サブストーリーを全クリすると登場する、同シリーズ恒例の亜門。

龍1ではハメ殺すしか倒す方法がなかった亜門ですが、今作では普通に戦える強さになっています(^_^;)

（少し離れた位置で）ラッシュで攻撃に合わせてスウェイしてヒートゲージを貯める⇒（少し離れた位置で）ヒートアクション・張り手尽くしの極み⇒亜門が起き上がりブレイクダンス中に近づいて虎落としというのが基本的な流れ。

少し離れた位置がキモで、攻撃が届かない位置でもスウェイでヒートゲージを貯められるし、遠めで当てないと張り手尽くしの極み後に起き上がりブレイクダンスを喰らってしまう場合があります。

張り手⇒虎落としで体力ゲージ1本の内3/4程度は削れるので、普通に戦うより安全だし効率的です。

※ちなみに亜門の体力ゲージは計8本。しかも2回連続で戦います(^_^;)

2回戦目のラストになると1撃で体力ゲージ半分を持って行かれるほど攻撃力が高くなり、それなりにプレッシャーもありますが、龍1の頃よりは凶悪じゃないし、倒しやすいと思います。

クリアデータを使って、２周目プレイも可能。

サブストーリー関連以外は引き継げるので、難易度Ex-Hardでも”基本的”には楽勝です。

Ex-Hardは攻撃力減少・△極の表示時間減少・ゲームオーバー後のリプレイ不可（ロードして再開は可能）など難しくはなってますが、敵の動き方はあまり変わりません。

ただ、第9章の高速道路は話が別！

回復は出来ないので、ダメージを受けないよう効率よく敵を倒す必要がありますが、これが難しいです。

カメラワークが悪く、倒したい敵が画面外に出ることはザラですし、カーソルの移動も遅めなので、端から端に移動させる場合に時間がかかってしまう！

何回もプレイして敵の動きや配置を憶える必要がありますが、リプレイできないので一々章の初めからプレイしなおす必要があり、気持ちが折れそうになりました(^_^;)

結局クリアしたけどね。

亜門も1回で撃破出来たし、クリア時には”極めた”充実感が味わえますよ♪

正直遊びづらかった龍1がここまで遊びやすくリメイクされたのは、ありがたいですね。

今年秋には龍6が予定されてるけど、出来れば龍2もリメイクしてもらいたいものです♪