エリートコントローラーは付属のパーツを入れ替えて調整できるハード面でのカスタマイズができます。例えば右スティックを長めにする、十字キーを写真のようなのにするなどといったことが出来ます。

前面のパーツを外すとこのような状態になります。スティックなどはマグネットになっており簡単に取り外すことが出来ます。しかしプレイ中簡単に外れてしまうってことはありません。

またエリートコントローラーの売りの一つである背面パドル。FPSだとリロードの際、スティックから指を離してボタンを押すって行為がリロードボタンを背面パドルに割り振ればスティックから手を離すことなくリロードができます。ゲームによっては長押ししないといけない状況がありその際周囲確認ができないとかありましたが、パドルを使用することで状況確認できるようになります。

ここからはソフトウェア部分でのカスタマイズ

　このようにゲームによってはプリセットが存在します。なぜか日本未発売のGoWUEも存在したりします。

　ここでは、Halo5のカスタマイズを行いました。私の操作はCoDのデフォルトの操作に近いものになっています。Xがリロード、Aがジャンプ、Yが武器切り替え、Bがしゃがみ、RBがグレネード、LBがスラスター、右押し込みが格闘とこんな感じになっています。

　これを右上のパドルにXボタンを割り当て、左上のパドルにLBを割り当てました。下パドルには割り当てていますが、物自体を外していますので押すことはできません。これによりスティックから手を離さずにリロードをスラスターを押すことができるようになります。

　こちらはスティックの感度を調整するところです。このように倒した際の感度を調整することが可能です。実際やってみた物のどのように変わるかがいまいちわかりにくい。なんかデモゲームなり映像があればわかりやすいのですが・・・

　こちらはトリガー部分のカスタマイズ。押した際にどのタイミングで押されるかなどを調整できます。遊びの部分を多めにすることも可能です。また上の写真で背面のやつがありますが、パドルの上の方の緑の所を下にすれば、物理的にトリガーを半分しか押せなくなります。FPSだとこれをすることが早打ちをすることが出来ます。

　こちらは振動を調整する所。人によっては振動が不要って人もいますし、振動は欲しいけど弱めがいいなど好みで調整できます。

　とハード面、ソフト面ともにカスタマイズ性はかなり高いです。ただし現在あるボタンをパドルに割り振ることは可能ですが、新たなボタンを作るってことはできません。

　使用してみた感想です。握るとラバー加工でフィット感が良いです。通常コントローラーだとRB,LBなどが若干押した際にカチカチと重めですが、エリートだとそこまで重くなくすんなり押せる。

　スティックも通常コントローラーと比べるとちょっと重めというか戻りがちょっと強いかなっと感じました。

　トリガーはちょっと重めでです。押した際の戻りは強めです。

　握るとパドルを普通に付けると、薬指が当たってしまうので、向きを変えて付けて使用しています。これで薬指に当たらずにできます。実際にプレイするとなかなかパドルになれませんが、なれると索敵しながらリロードとプレイスタイルが変わります。

　実際触れば、素晴らしいものですがやはり、15000円強はなかなか手が出しにくいのは事実です。触る機会もほぼないだろうし、惜しい商品だと思います。

　しかしゲームデバイス（キーボード、マウス）でも一万超えをするのも多いです。ソフトウェア部分も豊富なのでその分値段が高くなったのかなっと思いました。

　使用すればこのすごさがわかるものです。これを超えられるコントローラーは当分は出ないと思います。過去にサードパーティからは出てましたが、これをファーストが出したのがすごいです。パドルの長さが違うのも別売りで出してほしいところです。