18-8ステンレス製です。

植物性由来・動物性由来を問わず、コーヒーフレッシュを入れて使用する食器ですので、洗浄には注意が必要です。

洗剤も使いますが、やはりお湯を使わないと隅々まで綺麗に保てません。

指先でゴシゴシと洗い、後は自然乾燥させて保管します。

割れや欠け、もちろん錆の心配はありません。

悪い子に連れ去られなければ　ずっと店内で黙々と仕事をしてくれます。

時代の流れでしょうか、コーヒーフレッシュをお使いにならない方が増えてきました。

お砂糖もあまり減りません。

年齢で云うと60代以上の方はお砂糖もミルクもという方が多いのですが、その反面、医師から止められているという方の割合も増える年代です。

健康な方も含めて、オススメしたいのはコーヒーフレッシュの代わりに冷たいままの牛乳を入れたホットコーヒーです。

もちろん少し温度は下がりますが、特にお砂糖も入れない方の場合は、かき混ぜずにそのまま口に運んでも飲みやすいです。

殆どのお店で使われているコーヒーフレッシュは、植物性由来のものです。

大雑把な言い方をすれば、サラダ油のようなものにクリープを混ぜたようなものですので、

「コーヒーをそのまま飲むのは体に悪いから、ミルクを混ぜるんだ」という考え方には矛盾があるように思えます。

冷たい牛乳なら、そのあたりの心配はぐっと減りますし、「そのままでは胃に悪いから」というお考えには沿ったものになります。

牛乳を暖めると物性が変化し、味わいも大きく変わります。

お店にとっては、面倒な洗い物が増えるというデメリットがあるので、「カフェオレ」「カフェラテ」は「ホットコーヒー」より価格を上げざるを得ませんが。「冷牛乳」を「フレッシュ」の代わりに入れるものなら同価格で提供できます。

うちのお店では「ホワイトコーヒー」と命名して提供しております。

外国人、それも西洋人の方に、この海軍ピッチャーをお付けしてコーヒーを提供すると、ほぼ例外なく「ワォ！」「ソークール」「プリティ」と感嘆の声を上げられます。

そこで、「これは海軍ピッチャーと呼ばれる製品だ」

「ホワイ？」

「戦艦で使うなら割れない転けないこの形が良いんだ。」ついでに

「曜日感覚が無くなる洋上では、毎金曜日にカレーが出るんだ」

「カレーライス用にも海軍仕様があり、船型でこぼれづらい形状だ」と　得意になって説明すると

「アーユーネイビー？」と

いやいやそんなことはありません。　こんな細腕でネイビーなんて務まるわけがありません。

でも、胸に付けている宇宙連邦のマークを指さして、「エンタープライズになら乗り込みたい」と

すると多くの外人さんは人差し指と中指、小指と薬指を分けてバルカンの挨拶をしてくれます。

「長寿と繁栄を」"Live long and prosper"

こんなところにもインバウンド商機が隠れていた？