ドイツのビール純粋令

「ビールは、麦芽・ホップ・水・酵母のみを原料とする」

それ以外はビールを名乗る事を禁じられています。

それに準ずると「スーパードライ」も「黒ラベル」もビールを名乗ることは出来ません。

このクロンバッハヴァイツェンは、大麦麦芽と小麦麦芽とホップから造られている白ビールです。

クリスタルヴァイツェンと呼ばれる、ろ過によって透明な水色を持つ白ビールもありますが、

このヴァイツェンは、軽く白濁しているのが特徴です。

アルコール度数は5.3％　

今回は樽生ですので、より新鮮な味わいを楽しむことが出来ました。

クリーミーで萎まない泡。　

専用ジョッキには、泡の線が印刷されています。

其の泡を上唇に乗せながら、ゴクリゴクリ。　とてもスムースに喉を通り抜けます。

苦味を楽しむビールではありません。　

とても良い意味での酸味を楽しみつつ、バナナやシナモンを彷彿とさせる甘みを感じながら

それでいてビール特有の発泡感も伴う。　

世の中のビールが全てコレになってしまうのはイヤなんですが、肉汁滴るソーセージや

魚料理、鳥料理と合わせた時の旨味は格別です。

この日はピクルスの盛り合わせ

ソーセージ２種

はちみつのチキングリル

ライ麦パンに合わせました

口腔内を爽やかにリセットする力もあります。　油料理を胃に溜めない力もあります。

時どきどうしても欲しくなるのがクロンバッハヴァイツェンです。

対照的に「苦味を楽しむドイツビール」　として

「イエーバー」があったのですが、もうメニューから落ちていました。　残念です

ホントに美味しかったのに、、、。と、少し恨み言を。