レビューメディア「ジグソー」

格安フラッシュメモリー製品の進歩を実感

12月上旬頃、主にネットショップで大規模なセールが実施されることが多かったのですが、その際に注文しておいたものの、在庫切れにより辛うじて年内到着というほどに納品が遅くなってしまったUSBメモリーが、こちらのSUPER TALENT USB 3.0 Express ST1-2 ST3U64ES12です。

 

 

 

 

 

 

 

きちんと日本語で記載されたパッケージで、正規代理店のアーキサイト取り扱い分であることが判ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プッシュ式であるため、特記部分を押し込むとUSBコネクターが表れます。キャップ式は長期間使っているとキャップを紛失したり、割れるなどの破損がったりするため、個人的にはこのようなキャップレス式の製品の方が好みです。

 

 

私の場合、普段は特に用途を定めないでUSBメモリーを購入する際には、WindowsのフォーマッターでFAT32フォーマットが可能な上限容量である32GBの製品を買うことが多いのですが、今回は64GBモデルの割安感が強かったため、64GBモデルを素直に購入しています。

更新: 2019/01/02
総評

廉価品とは思えない快適性

それではベンチマークテストの結果を確認してみましょう。測定環境はこれまでと同様に、ASUS P6X58D-EのUSB3.0端子に接続してというものです。

 

 

 

 

▲Crystal Disk Mark 6.0.1
▲Crystal Disk Mark 5.1.0

 

 

 

▲Crystal Disk Mark 6.0.1
▲Crystal Disk Mark 6.0.1

 

 

 

思ったよりも良好な結果となりました。

 

まず、シーケンシャルリードは110MB/s前後という辺りの値で落ち着きます。シーケンシャルライトは読み込みよりは見劣りしますが、55MB/s前後の値であり、極端に遅いというほどではありません。

 

ランダム4Kでも、リードでは6MB/s前後、ライトで1MB/s前後という辺りの値で落ち着いていて、特別速いというわけではないものの、かつての廉価製品のように書込が極端に弱かったり、ランダム測定時にフリーズしているのかと思うほど反応が悪かったりということはなく、ごく普通にそこそこの結果を出しているという印象です。

 

販売価格では64GBで980円ですから、完全なローエンドクラスと分類される製品であるにもかかわらず、充分快適というべき速度が出たことには少々驚かされました。つい最近買った他社製のローエンドクラス製品では、USB3.0で本当に動作しているのかと疑わしくなるほど遅い製品もありましたので…。

 

この程度の性能を保ちつつ、64GBで3桁価格であればコストパフォーマンスは文句なしでしょう。耐久性については使い込んでみなければ判りませんが、少なくとも性能については格安クラスの中ではお薦めといえます。

  • 購入金額

    980円

  • 購入日

    2018年12月30日

  • 購入場所

    NTT-Xストア

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