レビューメディア「ジグソー」

EBM(江部松商事)製の中華鍋

中華鍋といえば山田工業所の打ち出しが有名です。 私もずっと愛用していましたが、ひょんなことからEBMの中華鍋を知りました。

販売価格は山田工業所の製品がAmazonで3500円前後なのに対して

EBMは2000円前後と、6割弱です。

 

あまりの価格差に、きっとEBMは中国企業なんだろうと思いましたが、よく調べると、

江部松商事という日本企業でした。

更新: 2016/01/22
クオリティ感

ブルーテンパー材

ブルーテンパープレス中華鍋と記載されています。

 

はて?ブルーテンパーとは?

調べてみると、 

まず鉄をツルツルの状態に伸ばして板状に加工し、

次に焼き付け加工を施すことにより酸化皮膜を形成させます。

この行程で表面に細かな凹凸が出来上がるのだとか。 

この表面の凸凹が油の馴染みの良さに繋がります。

また丈夫で錆にも強くなります。 この鉄材をブルーテンパー材と呼ぶそうです。

 

出荷前に錆びてしまわないようにクリアラッカー塗装が施されるのが常ですが、

山田工業所のそれより薄めのラッカーだと感じました。

これはコンロで長時間炙って剥がす必要があるので、薄めの処理はありがたいです。

 

 

 

更新: 2016/01/22
使用感

これからもEBMを選びます

前述のとおり、ラッカーが薄めに塗られているので、剥がし作業は山田工業所のそれより格段に短い時間で終了します。

この後、くず野菜を炒めることで、なを残る塗料分や油を飛ばす作業が必要です。

 

板厚は1.2ミリと標準的なものです。 

山田工業所には1.6ミリとより分厚いモノがありますが、ご家庭の強火コンロでお使いになるなら

1.2ミリが調度良いと思います。

 

30センチ口径で1.6ミリだと、家内には重すぎるようです。

この製品は約1キロでした。

五徳の材質や形状にも左右されますが、数年で小さな穴が開いてしまいます。

現在1年半の使用期間ですが、全く問題ありません。

きちんとした数値や検証を伴わない「感覚」ですが、

焦げ付きは山田工業所の方が少し良いような印象を持ちます。

表面の荒れ具合はEBMの方が痛みづらいような印象を持ちます。

いずれにしても購入前に「価格の安さ」から持っていた「不安」は完全に払拭されました。

これからもEBMを選びます。

更新: 2016/01/22
実用性

基本は業務用なので、ちょっとしたコツがあります

丸底の中華鍋なので、IHコンロでは使えません。

分厚い鉄板で造られているので、非力な女性には重たくて使いづらいかもしれません。

ただ、TVで見かけるように「鍋を振る」作業は必ずしも必要では無いと思います。

五徳さえしっかりしていて、コンロ自体の重量があれば、その五徳の上で揺するだけで充分です。

振ることによって「炎」から遠ざかる事により「鍋の温度」が下がることがマイナス要因となります。

 

重複しますが、鍋には錆止めが塗られているので、まず強火で10分以上炙って塗料を飛ばす必要があります。

次にくず野菜を炒めて、なお残る塗料や余分な油を取り除く必要があります。

 

それでも最初は「焦げ付き」ます。

テフロン加工のフライパンのようには使えません。

でも徐々に焦げ付かなくなります。

 

ここで大事な事を書きますよ。

 

焦げ付かなくなった中華鍋は、決して洗剤で洗わないで欲しいんです。

汚れたり焦げ付いたりしたら、流水と「たわし」や「竹ササラ」でこそぎ落としてください。

大丈夫 落ちます。

そして収納前に薄く油を塗ってやるか、少量の油を熱した後でキッチンペーパーで拭きとってください。 これで錆びません。

 

Amazonレビューを拝見すると、「錆びる」とありますが、毎日使わなければ、もしイチイチ洗剤で洗ってから油引きを施さなければ、そりゃ錆びます。 鉄ですから。

ご家庭用のテフロン加工済み軽量フライパンが、電子制御インジェクション最新スクーターなら

鉄製中華鍋は、手動チョークキャブレター仕様・燃料計無しだがコック付き・キックスタート・

6Vマグネット点火・クラッチ付き5段リターン式ミッションの原付きバイクです。

メンテナンスフリーなんて、とんでもない。

でも、昔のバイクに味があるように、鉄製中華鍋も「味」は抜群です。

 

明日書く予定のレビューで、美味しい「パラパラ炒飯」の作り方をお届けしますね。

  • 購入金額

    2,004円

  • 購入日

    2014年07月12日

  • 購入場所

    Amazon

24人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (4)

  • KAOさん

    2016/01/22

    「パラパラ炒飯」の作り方楽しみにしています。
    中華鍋で揚げ物を揚げるときの音が大好きです。

  • cybercatさん

    2016/01/23

    自分も鍋は鉄製ですねー。一人暮らし始めた当初は一時期テフロン加工の使ってましたが、結局鉄の北京鍋とココット

    になっちゃいました。
  • フェレンギさん

    2016/01/23

    ココット、、、超高級品じゃないですか!
    フェレンギ未踏の地でございます。   

    料理は化学と科学と手際と段取り そして素材と道具だと思います。 あと心もね。
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