中華鍋といえば山田工業所の打ち出しが有名です。 私もずっと愛用していましたが、ひょんなことからEBMの中華鍋を知りました。
販売価格は山田工業所の製品がAmazonで3500円前後なのに対して
EBMは2000円前後と、6割弱です。
あまりの価格差に、きっとEBMは中国企業なんだろうと思いましたが、よく調べると、
江部松商事という日本企業でした。
ブルーテンパー材
ブルーテンパープレス中華鍋と記載されています。
はて?ブルーテンパーとは?
調べてみると、
まず鉄をツルツルの状態に伸ばして板状に加工し、
次に焼き付け加工を施すことにより酸化皮膜を形成させます。
この行程で表面に細かな凹凸が出来上がるのだとか。
この表面の凸凹が油の馴染みの良さに繋がります。
また丈夫で錆にも強くなります。 この鉄材をブルーテンパー材と呼ぶそうです。
出荷前に錆びてしまわないようにクリアラッカー塗装が施されるのが常ですが、
山田工業所のそれより薄めのラッカーだと感じました。
これはコンロで長時間炙って剥がす必要があるので、薄めの処理はありがたいです。
これからもEBMを選びます
前述のとおり、ラッカーが薄めに塗られているので、剥がし作業は山田工業所のそれより格段に短い時間で終了します。
この後、くず野菜を炒めることで、なを残る塗料分や油を飛ばす作業が必要です。
板厚は1.2ミリと標準的なものです。
山田工業所には1.6ミリとより分厚いモノがありますが、ご家庭の強火コンロでお使いになるなら
1.2ミリが調度良いと思います。
30センチ口径で1.6ミリだと、家内には重すぎるようです。
この製品は約1キロでした。
五徳の材質や形状にも左右されますが、数年で小さな穴が開いてしまいます。
現在1年半の使用期間ですが、全く問題ありません。
きちんとした数値や検証を伴わない「感覚」ですが、
焦げ付きは山田工業所の方が少し良いような印象を持ちます。
表面の荒れ具合はEBMの方が痛みづらいような印象を持ちます。
いずれにしても購入前に「価格の安さ」から持っていた「不安」は完全に払拭されました。
これからもEBMを選びます。
基本は業務用なので、ちょっとしたコツがあります
丸底の中華鍋なので、IHコンロでは使えません。
分厚い鉄板で造られているので、非力な女性には重たくて使いづらいかもしれません。
ただ、TVで見かけるように「鍋を振る」作業は必ずしも必要では無いと思います。
五徳さえしっかりしていて、コンロ自体の重量があれば、その五徳の上で揺するだけで充分です。
振ることによって「炎」から遠ざかる事により「鍋の温度」が下がることがマイナス要因となります。
重複しますが、鍋には錆止めが塗られているので、まず強火で10分以上炙って塗料を飛ばす必要があります。
次にくず野菜を炒めて、なお残る塗料や余分な油を取り除く必要があります。
それでも最初は「焦げ付き」ます。
テフロン加工のフライパンのようには使えません。
でも徐々に焦げ付かなくなります。
ここで大事な事を書きますよ。
焦げ付かなくなった中華鍋は、決して洗剤で洗わないで欲しいんです。
汚れたり焦げ付いたりしたら、流水と「たわし」や「竹ササラ」でこそぎ落としてください。
大丈夫 落ちます。
そして収納前に薄く油を塗ってやるか、少量の油を熱した後でキッチンペーパーで拭きとってください。 これで錆びません。
Amazonレビューを拝見すると、「錆びる」とありますが、毎日使わなければ、もしイチイチ洗剤で洗ってから油引きを施さなければ、そりゃ錆びます。 鉄ですから。
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鉄製中華鍋は、手動チョークキャブレター仕様・燃料計無しだがコック付き・キックスタート・
6Vマグネット点火・クラッチ付き5段リターン式ミッションの原付きバイクです。
メンテナンスフリーなんて、とんでもない。
でも、昔のバイクに味があるように、鉄製中華鍋も「味」は抜群です。
明日書く予定のレビューで、美味しい「パラパラ炒飯」の作り方をお届けしますね。
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購入金額
2,004円
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購入日
2014年07月12日
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購入場所
Amazon
KAOさん
2016/01/22
中華鍋で揚げ物を揚げるときの音が大好きです。
cybercatさん
2016/01/23
フェレンギさん
2016/01/23
フェレンギ未踏の地でございます。
料理は化学と科学と手際と段取り そして素材と道具だと思います。 あと心もね。
フェレンギさん
2016/01/23
ちょっとした でも大事なコツを書きますので、ぜひ参考にしてくださいね。