いくらアーケード向けに強化されたとはいえ元はといえばPSPソフト。グラフィックも最近の目で見れば大したことはないし、要求スペックはCore2DuoE6400 GeForce8600GT以上という最早懐かしいレベルのスペックだ。

まあその程度のPCで動くわけだから、AMDのAPUはもちろん一部のIntelHDグラフィックスでもいけるだろう（HD3000でもGT220をこえるベンチスコアを出せるから8600GTなんぞ余裕）。

PCスペックは一般的なもので十分、むしろ注力すべきはモニタだ。ここは是非同じサイズのフルHDモニタを用意していただきたい。

どうだこのゲーセン独り占め感覚！！！

2画面ぶち抜きのWARNING!!

右画面は魚の胴体しかうつってねえ！！！

24インチのフルHDx2でこの迫力だ。先ほど「グラフィックも最近の目でみれば大したことがない」と書いたし実際そうなのだが、この大画面での迫力、そして音楽を含めた演出がそんなことをかき消してくれる。

さすがにボディソニック機能はないものの、近所迷惑にならない程度に自慢の音響機器を用意すればいい。過去作の曲を含めた100曲以上のBGMとそれとシンクロしたステージが待っている。とくにAC版で追加された光導ルートはゲーム開始からエンディングまで1曲になっているというトンデモだ。

尚動作は3840x1080の仮想フルスクリーンorウインドウモードになるので、それ以上の解像度があるモニタ…超ワイドモニタなら境界無しのプレイが可能になるはずだ。ウインドウモードなら変則的なモニタの組み合わせでも無理やり表示することは可能だろう。

このスペック相手だと意味はないがウインドウなのでSLIやCFXは動作しない。

尚2画面用のアーケード移植版とは別に1画面用のモードも別にあるので安心。

ちなみに公式にはVista/7/8の対応となっているがWin10でも特に問題はない（海外版が先に出ているのでもしWin10に致命的な不都合があればそっちから情報があったはずだし）。

尚実際のゲーム内容については追加要素もあるものの、PSP版とAC版をやりこんだ人だと重複部分が多いようだ。自分はPSP版ちょろっとやってAC版はヘタレすぎて近づけなかったのでめっちゃ新鮮なのだが。

どちらにせよダライアスバーストのAC版はもちろん、初代ダライアスやダライアスIIをアーケードでプレイしたことがある人なら、家で超ワイド横STGができるというだけで魅力的な存在じゃないですかね。いまや大半のPCが複数モニタへの出力を対応してるしフルHDモニタすら手ごろな値段になったし、ステキですね。

ところで自分の部屋は「サイズも解像度も違うモニタ3枚環境」だったので…

他の部屋からサイズの揃うモニタを奪い取ってデュアルモニタの手前にデュアルモニタを置くというすごくあたまのわるい状態になってしまった。モニタ戻さないと怒られるから変則モニタで違和感なくプレイできる組み合わせ考えないと…