(表は”赤”、サイドのテープか剥がれそうになって居ます)
これは、もちろん、現役時代の物ではありません。
現役時代とは「中学、高校、大学時代」ですから、「はるか、うん十年前の事」です。
でも、このラケットも10年以上も前の物です。
「攻撃用」と言えば、きっとそうだと思います。
「攻撃用」は多少小さ目で、「守備用」はやや大きいのが普通です。
(裏のラバーは”黒”)
でも、「カットだから守備」、「ドライブを掛けるから攻撃」と簡単に区別出来るものでもありません。
現実に「ショート・マン」などは守備であるとともに攻撃てもあります。
(グリップの所にある”ブランド名”)
「単に守っているだけ」に見えても、その返球のタイミングの速さから、攻撃側が逆に追い詰められると言うパターンも存在します。
また、同じ人間が、「守備」から「攻撃」に転じると言う事もあります。
何年か前に「報道」の仕事をしていた時に、北海道の卓球協会の「シニア女子世界5位のおばあちゃん」を取材した時に調達した物です。
現役時代は、「裏と表のラバーの色は変える事」などと言うルールは無かったと記憶しています。
「サーブ」のルールなんかも違っていたと思います。
ラケットのサイドに貼ってあるテープなども、昔はありませんでした。
ちなみに、”J.T.T.A.A.”のマーク(焼印)が無いと試合では使えません。
でも、昔、ラケットを買う金なんか無い頃、ベニヤを切り抜いて何枚か張り合わせた「自作」のラケットで試合に出た時は「マーク」無しでバレませんでした。
その試合では、先輩が試合当日に具合が悪くなって「代理」(もちろん、内緒)で出ていたせいか、責任が無いのでプレッシャーはゼロで気楽に勝ち進みました。
先輩連中からは、「万が一決勝に進んでしまったら、必ず負ける様に!」と諭されました。
その時はとても調子良く、「ブロック1位」にまでは行ったのですが、試合中にラケットがグリップの所からポッキリ折れてしまいました。
仲間のラケットを一時借りたのですが、もう一つ調子に乗れず敗退しました。
それで、何年か前に「取材」として、このラケットで「世界5位」のおばあちゃんと戦ったのですが、結果「コテンパン」にやられました…。
当時の連盟の理事長さんと言うのが、とても親切な方で、「家で修業しない?」なんて誘われました。
ただ、本当に真剣になると他の事が出来なくなる性質なので、ここは「じっと我慢」でお断りしました。
そんな思い出のラケットですが、その後、10年以上使っていません…。
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購入金額
0円
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購入日
2004年頃
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購入場所
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