ずっとまえ、SONYが輸入販売していた米国製のウォーターマスターという据え置き型浄水器を愛用していました。
なんでも宇宙船内で、尿を再利用して飲用に供することが出来る性能を持っていたそうです。
浄水器を利用したマルチ商法がありましたが、そのセールスマンが「オタクの浄水器の性能を確かめてあげましょう」とうそぶきながら「あれ?」「おや?」。
当時の一般的な浄水器の性能を大きく上回る数値が出たので困っていた事を思い出します。
輸入が途絶えて、次に選んだのはTORAYのトレビーノ。
ずっと愛用しています。
主流はカートリッジ外付けタイプのようですが
浄水カートリッジが外付けタイプのカセッティシリーズが主流商品として扱わているようですが、
昔からカートリッジ内蔵型のスーパーシリーズを愛用しています。
替えカートリッジの備蓄と本体の買い替えのタイミングが合わないと宗旨替え出来ません。
内蔵型と云っても、ネジ式の蓋を外して交換するだけなので、面倒な事は無いのですが、、、
内部に溜まっている水垢が気になります。
水の通路と内部の水垢とは無関係ですが、精神衛生上、放置するのはよろしくありません。
製品の外側や、蛇口アタッチメント付近の汚れも気になります。
そこで、、、
誰も煮てはならぬ、、、、!?
カートリッジ交換の度に本体を洗浄しています。
具体的に云うと、適当な鍋の中に熱湯を用意してハイターを混ぜます。
漬け置きし、ねじ山や合わせ目、隙間を歯ブラシで清掃するんです。
内部に溜まっていた水垢も含めて、綺麗になります。
一度だけ、「煮沸消毒じゃ!」と思い、煮込んだ事があるのですが、
これは、絶対に避けて下さい。
内部にはゴムパッキン等がありますし、樹脂筐体の耐熱温度を超えてしまうようで、合わせ目がズレることもあります。
決して、そう 「誰も煮てはならぬ」 のです。
塩素・濁り除去タイプが、上位機種より4倍ちかくお得
この製品は、「塩素・濁り」除去タイプ。
他には 「トリハロメタン除去タイプ」 「12項目高除去タイプ」
計3種類の交換カートリッジが用意されています。
ホームセンターなどで、本来高価格なはずの「トリハロメタン除去タイプ」の方が安く売られている事があります。
私も「釣られて」買い求めた事があるのですが、あっという間に、浄水量が落ちてしまいます。
スペックを比較すると、
塩素・濁り除去タイプの推定使用可能量が1500リットルなのに対して、上位2モデルのそれは
600リットルと表記されていました。 ほぼ1/4です。
信用出来ない貯水槽から引かれている水道蛇口ならいざしらず、昨今の水道水の品質は非常に高いので、通常タイプで充分なのではないかと考えます。
使用日数ではなく、浄水量と自分が感じる匂いで判断
使用可能な浄水量は1500リットル・約5ヶ月分と記載されています。
私の感じるところでは、夏場より冬場の方が長持ちするようです。
琵琶湖疏水経由の水道を使う京都市内での使用ですが、やはり赤潮が発生したり、瑞藻の大量発生に伴う「水道水の臭い」を感じるのは夏場の一時だけです。
その時期には、詰まりの原因となる微小成分も含まれているのかもしれません。
京都の水では歯磨きもかなわん と揶揄されたのは、もう四半世紀も前のことです。
今は高度浄水処理技術の発達で、ほとんどそのような時期はありません。
メーカー側に期限や可能日数を決めてほしいというユーザーがおられるのは事実でしょう。
筐体側に使用量を推測する液晶画面が付く高級モデルもあるぐらいですから。
しかし、前述のように、水量の変化、自らが感じる匂いの変化を基準として、予定より長かろうが短かろうが、その時に交換すれば良いと考えています。
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購入金額
2,800円
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購入日
2015年頃
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購入場所
Amazon
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