それでは実際にインテル® Compute Stick、STCK1A32WFCと組み合わせて使ってみたいと思います。

STCK1A32WFCは無線LANのみで有線LANポートが付いていません。
そして無線LANも802.11nまで。
理論値では20MHz帯で72.2Mbps、40MHz帯で150Mbpsですが……

先ずは無線接続で速度測定。

まぁ、それなりの速度ですね。

それではHB4103 をSTCK1A32WFCに繋いでRJ45ポートにLANケーブルを……

そしてHB4103を用いて有線LANで測定した結果が……

もう一度無線接続での結果を……

ざっと5倍程度の速度が出ていることになります。

数値で見るよりも実際の体感速度的な物だと無線と有線では雲泥の差があります。

1GBオーバーのファイルを転送しても直ぐに転送が終わりますし、WindowsUpdateなども素早くダウンロードされるのでストレスが無くなりますね。

HB4103自体はUSBポートに刺せば直ぐに有線LANも使えるので手間いらずですね。
別途ドライバを用意したり、という事も無くあっさりと使えましたし。

HB4103自体サイズも小さいのでインテル® Compute Stick、STCK1A32WFCと一緒に持ち歩いても苦にならないですね。

出先とかで使う分には無線でも、と思うかもしれませんが、出先に有線LANしかなかったり、何らかのファイルを転送する必要があったりするとHB4103があるだけで随分と違ってくると思います。

USBキーボードやUSBマウスを組み合わせて使う人だと、いずれにしてもUSB-HUBは必須になりますので、そうなるとUSB3が3ポートあり、かつ有線LANポートも備えるHB4103との組み合わせはかなり良いんじゃないでしょうかね。

最近だとノートPCでも有線LANポートの無い物が増えていますので、それらとの組み合わせも良いと思いますが、USBポートの増設も欲しくなるStickPCとの組み合わせがベストマッチだと思います。

正直、有線LAN使えるようになるだけで、StickPCがこんなに快適になるとは思ってなかったです。