ASUS TransBook T90Chi T90CHI-3775
Windows10のタブレットPCです。
購入後5か月ほど経過していますが、ここまでの使用感をレビューしてみたいと思います。
まず、持ち運びの前提となるサイズ・重量から。
キーボードをセットした状態での実測重量は、724g。個人的には常時持ち運ぶモバイルPCは、重量が1.2Kg超えたあたりから辛くなってきますが、ここまで軽いと全く問題ないですね。
サイズは8インチなので、A4ファイルが入るビジネスバッグを常時持ち運んでいる私にとってはこれまた問題なし。
次は性能面。
メールチェックや添付ファイル(Word・Excel・PowerPoint)の中身を見て確認・編集などは当然楽々こなせます。
解像度が低い(高すぎない)のも、自分の視力(最近近くが・・・)にはデメリットにはならず。
小型のBluetoothマウスを一緒に持ち運べば、さらに作業効率はアップします。ちなみに新幹線のテーブルなら、本体+マウスの置き場所も十分確保できます。
もともとマシンパワーが必要な仕事を出先で行うことはあまりないので、(その場合は別PCを持参)フルキーボードで長めのメールや報告書、打合せ記録などを入力できるこれは自分のモバイルでの使用シーンにとてもFitしています。
ただ、OSがデスクトップPCと同じなので、その気になれば不自由ながらも、それ以外のこともできてしまうのはとても心強いですね。(例えば客先プリンタからのOfficeドキュメントのプリントアウトとか)
気になる点も。
一番気になるのは、ディスプレイの角度。あと何度か倒れてくれるといいんですが、同じ不満を持っているユーザーは多いようです。
あと、充電端子兼用のUSB1つしかないインターフェース。外部USB機器をつないだ状態で電源供給しながら長時間駆動させることはできません。本機で動作可能な給電機能付きのUSBハブがあるようですが、レビューを見る限りでは購入に踏み切れないですね。
細かいところでは、キーボードドックへの取り付けに、位置合わせのガイド部分がなく、気を付けないと左右に少しずれることがあります。また、キーボードドックのガイド部分がタスクバーを隠してしまうので、(「小さいアイコン」に設定時)、タッチ操作がかなり難しくなります。(マウス操作なら問題なし。)
画面に触るのが嫌いな私的には、キーボード側にポインティングデバイスが何かついていれば最高ですが、それは過剰装備ですね・・・。
思えば、WindowsCEの時代からこれまで、ありとあらゆるモバイルコンピュータを使ってきましたが、モバイルOSの制約は大きいものがありました。Atom搭載ネットブックの時代になっても、処理速度・解像度・バッテリーなど、かなり我慢をしながら使うものでしたが、デスクトップOSがまともに使用できるレベルで動くこのPCで、マシンの進化がモバイルコンピューティングのニーズに追いついてきた感があります。
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購入金額
32,000円
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購入日
2015年11月頃
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購入場所
bicカメラweb
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