以前、このレビューでコンデンサーマイクが欲なってきている。
と書いた。
ダイナミックマイクだと配信中に、口がマイクの間近にないと
声を拾いにくい特性があるからだ。
歌ってみた、のようなヴォーカルの人とかならいいんだけど、
ゲーム実況者の私は、ゆったりとした姿勢でゲームをやらないと
1時間近くマイクに口を近づけてると背筋が張って疲れてしまう。
ので、ある程度ウェブで情報を収集した結果、こいつに行きついた。
これ一つで、マイク本体とマイクホルダーが付いている。
ケーブルやポップガードは前に使っていたものを流用している。
今までダイナミックマイクしか、まともに触ったことがなく、
ファンタム電源を使用するコンデンサーマイクを買うのは初めて。
衝撃に弱いとか書いてあったので、おっかなびっくりのセットアップ。
今回、マイクスタンドも新調、足がおもりになってるやつにした。
よくある、ブームが付いて、足が3本出ているやつだと設置した時に
場所を取ってしまうからだ。
コンデンサーマイクをオーディオインターフェースにセッティング。
マイクから20~30センチほど離した状態で声出しをしてみた。
「な、なんじゃこりゃ!」
声がとても繊細で、生音に近い感じで取り込まれている。
コンデンサーマイクの特徴が一発でわかってしまった。
※おっさんの声を綺麗に録ってもしょうがないのではあるのだが許して
で、当然だがここまで繊細に音を拾うために周りの音も思いっきり入ってしまう。
これは単一指向性のものでも、部屋の内外、数多の音を忠実に拾ってしまう
コンデンサーマイクの特徴だ。
そこでオーディオインターフェース「UA-55」の内蔵コンプを活用!
コンプにあるゲート(GATE)機能で、不要な音をカット。声だけを拾うようにした。
すると、喋ってない時はまるで無音なのに、喋れば今までにない
クオリティで声を拾ってくれる。
※しゃべり続けてればもちろん他の音も一緒に入ってくるので注意
まあ、ゲーム実況の場合はBGMがあるので一緒にミキシングされた状態だと
気にならないようになるわけだが。
これで、ダイナミックマイクで気になっていた、マイクの傍で喋らないと
大きな声で拾ってくれない!という問題が解決し、実況に没頭できるようなった。
私の用途(ゲーム実況配信)では十分!
私は、ニコニコ生放送でのゲーム実況配信用に買ったので、
収録もそんなに高音質ではない。
なので、コンデンサーマイクの世界では安物の部類に入る
こいつでも十分納得できる音質だ。
イヤホンで自分の声を聴いたときに違和感があるのは、
正直、自分の声が正しく取り込まれていないものを
聴いているせいだと断言しよう。
というのも、コンデンサーマイクに変えたら、
マイクの声をスピーカーから出したら全然違和感ないところか
スピーカーから出ている事自体認識できないくらい同じ音なのだ。
そりゃ、波形をしっかり調べたりしたら違うんだろうけど、
私の耳で聴いた分には聞き分ける事は出来なかった。
なので、モニターリングするときは必ずイヤホンを使う。
その時に聴こえてくる声は、わずかに遅れて聴こえる私の声そのものだった。
こんなことあるんだな~。今まで実況やってて初めての出来事に
戸惑いつつも、すぐに自分の声に慣れていく自分が居た。
(自分、なんだから当たり前、なんだろうけどね)
ゲーム実況配信用途では勿体ないかもしれない
正直、導入するまでは、たかがゲーム実況に金掛け過ぎ!
なんて思っていたし、実際に使っていたマイクは
安物のヘッドセットタイプか、ダイナミックマイクだった。
なので、ヘッドセットタイプは何個も使った(過去形)
というのは、評判の良いものでもすぐに断線やマイクの保持部分が
ヘタれてしまって結局長持ちしなかったからだ。
今手元に残っているものは1つもない。
あと、ダイナミックマイクは頑丈なので壊れた事はない。
しかし口を近づけていないと声が大きくならないため、
マイクアンプを通していたこともあってか、音に色が付いてしまう。
その色が、どうしても違和感があってイヤホン越しに自分の声
を聴いているとイライラしてくる(笑)
私としては、マイクアンプを使わないでこれだけ音が拾えれば問題ない。
なので、私のような使い方をするのではなければ、別にコンデンサーマイクを
選ぶ必要は無いと思う。
正直、半分くらいは自己満足だし。
私の声を聴いている側の人が別に問題ないと感じていれば構わない。
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購入金額
17,690円
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購入日
2015年11月14日
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購入場所
ヨドバシカメラ(通販)
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