「叫び」ノルウェー語で「Skink」は、エドヴァルド・ムンクの代表作にして
代名詞とも言える1893年作の油彩画です。
これは、その「叫び」の中で、耳を抑え
ムンク曰く「自然を貫く果てしない叫び」
に慄き震える人物をモチーフにした指人形です。
大塚国際美術館も、このムンクも 100点
ちょうど2年前に、徳島県は鳴門海峡大橋の取り付け部に立地する
大塚美術館を訪れました。
大塚国際美術館は、大塚製薬グループの創業75周年事業として1998年に造られました。
自然の景観を損なわぬように山をくり抜く形で建設された建物は、地下5階、地上3階、
延床面積 29,412平方メートルの巨大なものでした。
美術館全体が美術品とも言える構成なので、一日で全てを堪能することは不可能です。
所蔵品に「本物」はひとつもありません、、、、?
全ては大塚製薬が滋賀県信楽に所有する陶板工場で製作された「信楽焼」によるフェイクのみです。
信楽焼製の偽物? 私はそう聞いて「立像」「胸像」の類 「ミロのビーナス」や「考える人」が
展示されているのだろうと想像していました。
が、 まったくそれは的外れでした。
信楽焼と聞いて、タヌキの置物を想像していたのですが、大雑把な焼き物を想像していたのですが、
この美術館に展示されているそれは、デジタル技術を駆使した精密な陶板画なんです。
制作できる陶板のサイズに限界があるようで、大きな作品は分割されています。
しかし照明や設置場所が工夫されていますので、継ぎ目はほとんど気になりません。
大天井や壁一面に描かれているフレスコ画の再現等は見事な出来栄えです。
スーベニアショップには、大塚製薬グループのボンカレーも!売られているのですが、
世界の名画を縮小した陶板などもあります。
その中で私が選んだのが コレ。
エドヴァードムンクの叫び指人形&冷蔵庫用マグネット でした。
価格は良く覚えていないのですが、、確か864円だったかな。
指人形として、後頭部に備わる磁石で冷蔵庫などで利用できるマグネットマスコットにも
大人の人差し指にフィットする指人形として使えます。
後頭部に備わる磁石で、冷蔵庫など鉄部に使えるマグネットマスコットにもなります。
私はワインのコルクに別途磁石を貼り付けて、自立したマスコットに変身させました。
レジ横に置いているコーヒー缶の上で
九州は福岡太宰府横の九州国立博物館のお土産として入手した「火焔土器のミニチュア」
岐阜は郡上八幡にある食品サンプル工房で入手した「たこ焼き」と並んで
お客様の伝票を貼り付けたり などなど お仕事をしてくれています。
実用性 充分でしょ?
見る角度によると可愛い 怖い パンプスにも見える?
黒いビロードの服を着込んだムンクの叫び君ですが、もともとデフォルメされているモデルを
独自の解釈で3D化しています。
ぽっかり開いたその口から、足を入れて履けそうにも見えませんか?
女性用のパンプスに見えませんか?
製品の裏側にあるタグには、
ニューヨークはブルックリンのフィロソファーズギルドという工房製だと印されていました。
何人ものお客様に「譲って」と懇願されるのですが、丁重にお断りしています。
大塚国際美術館で売ってるよ。 と。
でも、Amazonでも売っていましたね。
大塚国際美術館の展示品から「少し」
大塚国際美術館の作品は、全てフェイクです。
その全てが撮影可能です。
大塚国際美術館の作品は、全て陶板製です。
その全てに直接触ることができます。
肝心の「ムンクの叫び」の前には ずっと張り付いたままの男性が。
声をかけることが出来なかったので、その写真はありません。
エドヴァルド・ムンクの他の作品を含めて、こちらに掲示します。
ふだんよりちょっとだけ大きな画像ですので、もしお気に召す作品がございましたら
拡大してお確かめくださいね。
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購入金額
864円
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購入日
2013年09月頃
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購入場所
大塚国際美術館
L2さん
2015/11/03
日傘の女のような抽象的な雰囲気の絵は、むしろ迫力があって良いかも。
筆致の再現されている絵で、陶板ならば、自由に触れる、筆の凹凸を楽しむ作品としてもいけそうですね。
フェレンギさん
2015/11/03
複数のパネルを組み合わせた作品でも、少し離れたところから眺めると 気にならないかも。
ほんとに一日中楽しめるところです。 機会があればぜひ。