RolandのJupiter−8は発売当時980,000円もした、RolandでJupiter-4に次ぐ8音ポリフォニックシンセサイザーとして世に出ました。その豊かなサウンドから、多くの名曲に使われ、数多くのヒット曲のイントロやサビのメロディにJupiter−8の音色が使われています
そのJupiter−8のアナログ回路を先進のモデリング技術“ACB(Analog Circuit Behavior)”によって忠実に再現され、主要
なシンセ・パラメーター36個をパネル面に装備し、4音ポリフォニックにまとめたのが、このJP-08です
価格は54000円です。
JP-08を2つ繋ぐと8音ポリフォニックになるオプションも用意されています
既に、Jupiter−8のソフトシンセサイザーはARTURIAなどから発売になっていますが、パラメーターを一つ一つツマミを摘んで調整して音の変化を楽しむ醍醐味は、完全にソフトとコントローラーが一体に設計されたソフトシンセサイザーでなければ実現出来ず、そのようにハードとソフトが一体化されたモノは最新のソフトこそありますが、過去のJupiter−8のようなシンセサイザーを復刻させたようなモノでははありませんでした
最近ではシンセサイザーを製造している楽器会社からアナログシンセが数多く復刻されたり、現代的な解釈で再構築された製品が発売されていますが、このタイミングでRolandが、過去の遺産をACB音源で再現して来たのも、この先の新しいシンセサイザーを開発するマイルストーンになるのかもしれません
JP-08は限定生産との事なので1つ確保しました
オプション・キーボード・ユニットK-25mも同時に発売になっていますが、同時に2オクターブ分の鍵盤しか無いので今回は購入を見送りました
その代わりの、既に持っているKORG microKEY 61で Ableton LiveをホストDAWにし、MIDI - USB変換コネクターを使って接続して直ぐにKORG microKEY 61の61鍵盤のキーボードから音を出す事が出来ました
よくよく説明書を読んでみたら、RolandのサイトからUSBで接続して、USB MIDI信号と、オーディーオ信号をやり取りする、Boutique Driver Ver.1.0.0 for Mac OS XをインストールすればMIDIケーブル無しでもコントロール出来たようです
OUTPUTからオーディオインターフェースのRME Babyfaceへ音を送り込んで、Ableton liveへ取り込んでいますが、USBケーブル1本でMIDI情報もオーディーオ信号もBoutique Driver Ver.1.0.0 for Mac OS XをインストールしてMac Book Proを再起動すれば、やり取り出来るようになりました
単3電池×4本/約6時間使用可能ですが、USBバスパワーで電池無しで駆動する事も出来ます
ステップシーケンサーとリボンコントローラーで音階を打ち込んでシーケンスを組む事も出来ますが、やはり鍵盤で弾いた方が楽しいのと、ステップシーケンサーを使わなくとも、Ableton liveでシーケンスを組んだ方が面白いと思いましたか、ステップシーケンサーを使った偶然性でできるフレーズも面白いので、暫く両方のアプローチで使ってみたいと思います。
参考記事:製品開発ストーリー #14:ローランド Roland Boutique 〜 名機のサウンドとルックスが凝縮されたマイクロ・シンセサイザーがデビュー! 〜
製品開発ストーリー 特別編:ローランド Roland Boutique 〜 JUPITER-8/JUNO-106/JX-3Pを開発したレジェンド技術者インタビュー 〜
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購入金額
54,000円
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購入日
2015年10月24日
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購入場所
amazon
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