最近、話題のESP8266のモジュールにFTDIのUSBシリアル変換を載せたモジュールです。
これをパソコンにつなぐだけでプログラミングできます。
ESP8266は海外だと安さと手軽さが相まって人気があったようですが、日本ではまだでした。
今年になって技適マークのついた機種が発売されてから、一気に増えた感じです。
当初はモジュールだけで1000円したんですが、輸入量が増えてやすくなりました。
袋から取り出したのがこれです。基板の下にうっすらとピンヘッダが見えてます。
こういう部品、たいていはピンヘッダだけは自分でハンダ付けするんです。
その方が包装が薄くなって送料が安くなるんで。
これじゃサイズがわかりづらいと思うので、カードと比較しました。
赤いのがいわゆるカードサイズです。面積的には1/4くらいでしょうか?
モジュールがどれだけ小さいかわかるかと思います。
金属シールドの中に本体チップが入っています。
チップ+シールド+アンテナで1モジュール、さらにそれをラップするように基板をつけたのが今回のモジュールです。
ESP8266の強みは、「ファームウェア次第で色々と動かせる」ということ。
最近はArduinoのIDEからプログラムを流し込む方法が、日本だと比較的ポピュラーなようです。
他にもLuaスクリプトをいれこんだり、Arduinoとシリアルで接続して単なるモデムとして使う方法もあります。
欠点として、Wi-Fiを扱うので消費電力が大きいことがあります。
USBシリアル変換アダプタで給電すると、容量が足りなくなるとか。
電池2本で何十時間も、とはいかないようです。
エネループ3本でコレとDCモーターとサーボモータを駆動できるので、2Wくらいのバッテリーがあれば大丈夫だと思います。
Wi-Fiが使えるマイコンといえばIntelのEdisonも有名ですが、おそらくは用途が違います。
EdisonはパソコンばりになんでもやれるしBluetoothもあるしLinuxも動いてます。ビルドすればApacheだってRoRだって動きます。でも、こっちはArduinoとかに近いものになってます。Wi-FiはありますがBluetoothはありません。あくまでもマイコンです。
惜しいのは、スイッチサイエンスからも似たような製品が出たことです。
しかも800円くらい安い。
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購入金額
2,980円
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購入日
2015年10月23日
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購入場所
ランニングエレクトロニクス
ちばとどさん
2015/10/24
ちょっとばかし、高い気はしますが。
この回路、ブレッドボードだとけっこう線がわーっとなるんで、便利そうですね。
jakeさん
2015/10/24
ランエレ自体が非常に小さい会社のようで、
大規模な量産をできず、高くなるようです。
スイッチサイエンス製だと2160円なので、まあまあ安いですね。
そっちなら下手にバラで揃えるよりもいいかもしれません。
https://www.switch-science.com/catalog/2500/
Arduino IDEでWi-Fiつきマイコンとして使うのが主流になってる感ありますが、
元々のファームウェアだとWi-Fiを使ったシリアルモデムですよね。
パソコンに接続する親機はコレにして、センサーを入れた子機はもっと安いパーツで組み上げるとかが妥当かもしれないです。
いぐなっちさん
2015/10/24
私も先日、秋月で買ってきました。
秋月のキットは650円です。
キットというか、変換基板に乗ってるだけですけどね^^;
いぐなっちさん
2015/10/24
jakeさん
2015/10/24
一緒にFTDIのモジュールを買ったのですが、こっちが高いです。900円。
使い方で選べば良さそうですね。
ファームの書き換えを頻繁にする開発中は「全部のせ」の高いモジュール、
ある程度カタチになったら安いモジュールに書き込んで、と。
楽しめそうです。