50肩 それは辛いです 痛いです。
かの剣豪宮本武蔵は、62歳でその生涯を終えているそうですが
天下無双の強さを発揮していたのは30歳代までのようです。
もし晩年まで2刀を差して戦う毎日だったとしたら、、、
その時に50肩を発症していたら、、、きっと、、、。
50肩なのか?それとも腱が切れているのか? どうして見分ける?
そもそも50肩ってなんですか?
調べてみると、
「50歳代を中心とした中年以降に、肩関節周囲組織の退行性変化を基盤として
明らかな原因なしに発症し、肩関節の痛みと運動障害を認める疾患群」だそうです。
原因が特定されていない疾患ですから、他疾患との区別が困難です。
一般的に「日にち薬」「1年前後で自然治癒」と言われる50肩ですから、お医者さんでも
我慢しながら自然治癒を待つ場合がほとんどのようですが、
放っておいて大丈夫なのか? 誰もが不安になられると思います。
多くの場合、発症してすぐの期間は、
「寝ている間も痛い」「じっとしていても痛い」から始まり
左右で肩の上がり方に差が出る・可動域が狭まる状況に移行するようです。
また、両肩同時の発症例は少ないそうです。
ここで注意したいのは、自覚症状が出てから1~2ヶ月が経過しても恒常的に痛みが
感じられる場合です。
このケースでは、腱板断裂が疑われるので、心配なら早めの受診をお勧めします。
放っておいても 悪くなるばかりで元に戻らなくなる可能性が高まります。
一般的な(安定期に入ってからの)50肩の症状としては、
普段は痛みを感じないが、腕を上げていくと「ここから」という箇所から痛みを感じる。
左右均等な形で「バンザイ」が出来ない。
就寝時でも安定した姿勢の場合は痛みを感じないが、寝返りを打つ時などに激痛が走ることがある。
普通の50肩なら、概ね0.5~1.5年で痛みが嘘のように霧散するようです。
可動域が狭まった状態で固めてしまうのは良くないので、痛みに応じた形で徐々にストレッチ等の
軽い運動を推奨される医師が多いようです。
でも簡単なストレッチでも痛いのはイヤ。 それに1年は長いよ。 その間が辛いです。
そこで
比較的低価格なので継続服用に踏みきれた
そこで薬物の助けを借りて、痛みを和らげることになります。
この種の痛みを和らげるお薬で有名なのは「再春館製薬の痛散湯」でしょうか。
知り合いがサンプルを取り寄せてみたのですが、数日分では効果の程を判断するのは難しい。
それに30包で12,000円と高価なので、継続服用は諦めたとのこと。
彼が他の類似薬品をと探して見つけたのが、この肩用ラックルでした。
漢方処方なので、長期間の服用も安心な気がする事と、低価格が決めてとなり痛みが納まるまで
続けたそうです。
彼が「まず一月だけ試してみて、良ければ使ってみたら」
「痛みに耐える毎日は辛いし、回りも気を使うよ」 と。
温めて治す為の処方
●成分・分量
1日量2包5.4g中
独活葛根湯乾燥エキス 4.8g
ドクカツ・・・2.0g、
シャクヤク・・・3.0g、
カンゾウ・・・1.0g、
カッコン・・・5.0g、
ジオウ・・・4.0g、
ケイヒ・・・3.0g、
マオウ・・・2.0g、
ショウキョウ・・・0.5g、
タイソウ・・・1.0g等、
9種の生薬から抽出した有効成分4.8gを全て配合した
満量処方と呼ばれる成分量
添加物:ヒドロキシプロピルセルロース、アセスルファムカリウム、
ステアリン酸マグネシウム、乳糖水和物
漢方薬に詳しい方の解説によると
体温を上昇(幹部の冷えを改善)する薬効と
痛みを伝える神経系統を弱める薬効があるそうです。
私には合うようです
人によると、50肩の痛みを感じている時に、患部に触れると「筋肉の冷え」を感じるそうです。
私の場合は、数年前から習慣にしているウォーキングのおかげで「冷え」とは無縁になっているような気がしていますので、そこはよく判りません。
でも、外傷に起因する筋肉痛や関節炎、もちろん骨折の初期段階で「温めること」は厳禁です。
慢性期に入ってからは「温めること」が基本になると思います。
ラックルの服用は、永く痛みが続く安定期に行うので、患部の温度を上げる仕組みは納得できます。
私の場合、可動域の拡張や根本的な改善には繋がらないものの、明らかに痛みが減りました。
就寝時に寝返りに起因する目覚めが無くなりました。
痛い!と思うところまで、軽く腕を上げることが出来るようになっています。
痛みに伴う自らの神経系の反射で、急な筋肉の収縮が発動すると思うのですが、その発生頻度が明らかに低下しています。
上着を脱ぎ着する時、不意に熱いものに触れた時、反射的に「ビクッと」動く時に発生する痛みの酷いことったらありません。
その種の反射も抑制できているような気がしてます。 あくまで気ですか、。
ゆっくりとしたストレッチは、寛解後に可動域が狭まっている事を防いでくれます。
じっと安静にしていると、驚くほど筋肉が減少しますから、出来る範囲で動かすことが大事だと思うんです。
その目的にも、肩用ラックルは合致していると思います。
葛根湯のような味わい
生薬配合成分表から想像したとおり、風邪薬の葛根湯に似た味わいです。
飲みづらくはありませんが、一包あたりの分量が5.4gと多めですので、最低100cc程度の水か白湯が無いと、口腔内に葛根湯の風味がずっと残ります。
楽天内明日香ドラッグでの購入。
14包(一日2回復用)で一週間分。
購入価格(送料込み)で1,184円。
一日あたり170円程です。
これを安いととるか 高いととるか
痛みの緩和です。 抜本的な解決には繋がらないと思います。
でも、痛みに対する反射(筋肉の収縮)が抑えられるので、可動域確保のためのストレッチに
役立つという効能も忘れてはならないと思うんです。
いつまで飲むんやろ?
現在服用開始から2週間目に突入。
痛みは緩和されています。 それは明らかです。
50肩なのかな? と感じだしてから もう数ヶ月が経ってます。
いつまで痛いんでしょう? いつまで飲むことに鳴るんでしょう?
ただ、漢方薬ですので、継続服用に対する副作用の心配は少ないでしょう。
価格も症状緩和の効果を思うと、納得出来てます。
でも一日も早く服用を止める日が来てほしい。 それが本音です。
その日が来たら、ここに追記しますね。
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購入金額
1,184円
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購入日
2015年10月15日
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購入場所
楽天内 明日香ドラッグ
フェレンギさん
2015/10/25
志の輔師匠のためしてガッテン で 50肩特集が放送されていたようですが、上記リンクに分かり易い症状の説明と、ストレッチの方法が書かれています。
ご参考まで。
タコシーさん
2015/10/25
初期は腕を途中まで上げると痛かったですね 日常できわめて不便でも無かったので
其の儘にしていたら治りました 身体とは不思議なものです
やはり治るまでに1年は掛かるようですね 今は腕も真上まで上がりますし
なんだったのだろうと思います 着脱衣が若干難でしたか...
フェレンギさん
2015/10/26
私も左肩です。 周りに尋ねると、ほとんどが右利きで左肩発症でした。
お一人だけ左右同時発症の方が居られます。 着脱衣の難儀さを思うと、怖ろしいです。
自然治癒までの期間は、やはり1年を挟んでという感じですね。
知り合いの整形外科医でも同じ。 現在のところ特効薬無しという知見で良いようです。
ぴょんきちさん
2015/10/26
まだバンザイはできるし痛みもないのですが、いずれ来る日のために記憶しておきます。
突然来る不調への対処は後手後手になりますし、誤ると非可逆な結果を生むこともあるので情報は大切です。
初めて尿路結石でのたうち回った時には、ウラジロガシ(ウロカルン)の存在すら知りませんでしたし(^^;
フェレンギさん
2015/10/26
尿路結石に「ウラジロガシ」! 初めて聞きました。
私は2度、その痛みを経験しております。 普段の食生活で自己生成される結石と聞き、それ以来は意識して水分補給を慣行するようになりました。 概ね15年周期だったのですが、それを越えての再発はありません、、、いまのところ。
海外の学会に頻繁にお出かけになるドクターですら、生まれて初めての結石の痛みを海外の空港で発症し、訳がわからず「搭乗券を無駄」にして様子を見たそうです。 やはりというか、数時間で痛みは納まる形をとったそうです。
50肩を経験しない方も居られますので、ぴょんきちさんも そうだと良いですね。