Li-ion(リチウムイオン)バッテリーは厳密には、セルごとに充電の管理が必要です。
複数のセルを同時に充電する場合に、並列や直列にしてまとめて充電することはセル間で充電プロセスのアンバランスが発生するので、電力効率が悪いです。
効率が悪いばかりか、極端に性能の異なるセルが混在した場合は、発熱発火の危険すらあります。
Li-ionバッテリーはエネルギー密度が高いので、この点は注意が必要です。
この充電器は、1~4本の 18650タイプのLi-ionバッテリー を充電できます。
1本ごとに充電管理を行うので性能の異なるバッテリーをセットしてもOKです。
万一の逆挿しにも保護の仕組みがあるとのことです。(おそろしいので試していません。)
(製品裏のプリント)
入力電源は、USBから得ます。(micro-A コネクタ)
出力は、USB形式で2本です。(A コネクタ)
充電中、使用中は、LCD表示が点灯します。(使用中には自動的に消灯してくれればと思いますが、そういう機能はないようです)
このセットには、バッテリーが付属しないので、別途購入した18650セルやノートPCのバッテリーパックから取り出したセルを使用しています。
ノートPCのバッテリーパックは、PC用として寿命が来ていても、セルを取り出して選別するとパワーバンク用には使用できることがあります。
(選別として、試しに充電したり、電圧が異常に低下している場合はいわゆる活入れを行なったりします。)
充電時間は、セルの状態によって、フル充電まで3~5時間かかります。
急速充電というわけではないので、セルには優しそうですが、急いでいる場合にはちょっと困ります。
Li-ionバッテリーは、残量があるところへ継ぎ足し充電してもセルの劣化の原因にはならないので、こまめに充電しておくことにします。
長時間の外出時には、別の充電済みの4本組のセルを持参することもあります。
主に ZenFone5 で使用しています。
こんなふうに、つなぎっぱなしでまとめて持ち歩くことも多いです。
筐体は、プラスチック製ですがしっかりとできているので、不安なく持ち運ぶことができます。
このような、充電機能を持ったLi-ion、リチウムポリマー 用のバッテリーボックスを英語圏ではパワーバンクというようです。日本ではモバイルバッテリーの方がとおりがいいかもしれません。
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購入金額
1,887円
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購入日
2015年01月頃
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購入場所
ebay
亜夜子0820さん
2015/10/13
しかし安全面は気をつけて方がいいです。
特に飛行機を乗る時色々制限がありそう……
ちばとどさん
2015/10/13
飛行機には滅多に乗らないので、大丈夫です。ありがとう。