レビューメディア「ジグソー」

NATOタイプに興味があり購入

 先日届いたスマートウォッチですが

 

 本来スチールベルトが添付されるはずだったのが、生産が間に合わずに通常の革ベルトのみ添付されてきました。

 

 まだ汗ばむ時期に届いたので革ベルトはあまりしたくなく、何か良いベルトはないかと探してみました。

 

 後からスチールベルトが届くので、スチール以外の素材のモノを探す時に、上記スマートウォッチで NATOタイプのベルトを使用し自慢している人が時々いるのを思い出しました。

 

 NATOベルト(NATO軍G10正規ストラップ)は本来英国軍の規定に基づいて作成されたモノを指し、尾錠やループの位置、素材、素材の編み方など細かく指定されています。

 

 これに似せて時計とベルトを装着出来るタイプのモノを含めて NATOベルトと呼ばれて販売されているようです。

 

 今回購入したモノも正規品では無いですが、製造方法(ベルトの圧着方法や端や小穴の処理法など)は忠実に再現し、主な違いはナイロン素材の材質、尾錠の形状、剣先の形状等で、かなり正規品に近い仕上がりとなっているようです。

更新: 2015/09/10

【外 観】

 NATOタイプのベルトはナイロン製で、色や柄が沢山出ているのですが、今回時計に合わせ尾錠やバックルまで含めブラックのモノにしました。

 

 

 バックル(尾錠)はオリジナルスペックに忠実にバネ棒を使っておらず、錆の心配のないステンレス素材なので、汗をかいたり汚れたりしたらそのまま水洗いする事が出来ます。

 

 

 またオリジナルに忠実にステッチを使わず圧着加工で仕上げてあり、ベルトを巻いた時に腕に引っ掛かりが無く装着感が良い様になってです。

更新: 2015/09/10

【取 付】

 時計本体にNATOタイプのベルトを取り付けるには、時計にバネ棒だけ付いている状態にする必要があるのですが、今回取り付けるスマートウォッチ付属のベルトは専用品のためバネ棒も特殊なモノが使われており、スマートウォッチに合うバネ棒を別途購入しました。

 

 

 時計に合わせてサイズはいくつかあり、今回のベルト幅は 22mmです。

 通常 2本一セットで売られていますが、予備にもう一セット購入しました。

 

 

 ベルト交換時には外す時もハメる時もこのバネ棒の端を内側に押し込めるのに苦労するのですが、専用のバネ棒外しなるモノが売られています。

 

 今回購入した店では、ベルト購入者のうち希望者に「かんたん初めてキット」なるものが貰え

 

 

 交換方法の書かれている説明書とバネ棒外し、クロスが付いてきます。

 

 

 バネ棒外しの先端はピン先と Y字になっており、

 

 

 内側から外す時には、上の Y字側を使います。

 

 バネ棒外しやクロス自体はお店オリジナルのモノで普通に売られており、大変太っ腹な事をしてくれます(^^

 

 バネ棒を時計に取り付けたら

 

 

 ベルトの長い方を 12時方向から挿し込み 6時方向に通します。

 

 

 そして長いベルトを短いベルトの端のループに通します。

 

更新: 2015/09/10
使用感

【軽快な着け心地】

 腕に巻くとこんな感じです。

 

 

 時計本体の裏側にもベルトがあるので、時計が密着せず暑苦しくありません。

 

 

 NATOベルトタイプの特徴でもある長いベルトは、余った分を折り返して収納します。

 

 

 ナイロンベルトは特に薄いものを使用しており、大変軽くベルトの内側のひっかかりが無いので、とても良い着け心地です。

更新: 2015/09/10
総評

ナイロンベルトも良いもんだ(^^

 今までナイロンベルトなんて安っぽいし、スチールベルトや革ベルトの方が見た目が良いからと使ってきませんでした。

 

 今回 NATOベルトタイプの本品を使ってみて、かなり印象が変わりました。

 

 確かに安く売られているナイロンベルトでは、端の処理が甘くギザギザしていたり、ステッチがほつれて見た目的にどうなの?ってモノがあります。

 

 しかしネットで評判を探り、見た目的には大して変わらないモノがもっと安く売られている中、今回購入した店にたどり着き本品を選び正解でした。

 

 本品は端の処理や小穴の処理、ベルトの圧着方法のおかげで、ひっかかりもなく大変良い装着感です。

 

 また NATOタイプのおかげで、いつも夏場は時計の裏が腕に密着し汗でベタベタしてしまうのが、間にベルトが挟まるのでそのような事もありません。

 

 そして高いと言っても、他のスチールベルトや革ベルトと比べると全然安いです。

 

 見た目に関しては好みなので評価しづらいのですが、今までカッコ悪く思えていたのがこの軽快な装着感のおかげでなんだかカッコ良く見えてきています(^^;

 

 スチールベルトが届くまでと思っていましたが、届いてもこのまま装着する事になりそうです。

 

 

 ただ Pebble Timeで使っていて唯一問題なのが、本体の充電端子が時計の背面にあるため充電時はいちいち本体裏のベルトを緩めてすき間を空けてあげる必要があります。

 

 それでも一週間は電池のもつ Pebbleなので面倒くさがりの私でも耐えられますが、他のスマートウォッチの様に電池が 1~2日しかもたないなら耐えられません(^^;

 

 そもそも Pebble Timeで仕様変更して、元々サイドに充電端子があったモノを時計背面にもってくるからいけないんだよなぁ。まぁ、今後この端子を使う周辺機器(ベルト)が出てくるようなので、それはそれで楽しみなのですが。

 

 また他のスマートウォッチでも背面に充電端子があったり、脈をとるような端子があったりと NATOタイプのベルトが使えない時計が結構あり、今頃になって NATOタイプのベルトの良さを知った者としては大変残念です。

  • 購入金額

    1,800円

  • 購入日

    2015年09月01日

  • 購入場所

    クロノワールド

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