いわゆるスティック型パソコンです。
冷却方法で、メーカーごとに違いが出ますね。
こいつは、ヒートシンクにヒートパイプを内蔵してるらしいです。
その割には開口部が異様に少ないのが、ちょっと不安です。
外見写真です。
単三電池を2本、縦に並べたよりももう少し長いくらいです。
スティックというよりバー?に見えますね
スニッカーズより少し大きいくらいかも。
付属品は、ACアダプター、USBケーブル、HDMI延長ケーブル、だけです。
給電能力がギリギリなのか、USBポートは500mAまでに制限されてます。
キーボードとマウス以外をつなぐならセルフパワーのハブが必須ぽいです。
テレビをあけてもらえなくて、テストはこの後になりそうです。
これじゃ常用できない
このスティックPCの最大の問題だと思います。
発熱が多いわりに、放熱が追い付いていません。
最初、知らずに使い始めたのですが2時間もたずにリブートを繰り返しました。
故障か?!と思ったのですが、本体を持つとものすごく熱い。
・・・熱暴走でした。
よく見ると、カタログにはあった放熱孔がなくなってます。
中にヒートシンクが入ってても、通気性がないんじゃ意味がありません。
外にUSB扇風機をおいて、風を当て続ければ一晩でも動きました。
ただ、それじゃスティック型にした意味がありません。
設計ミスではないか?と思うレベルでひどいですね。
ChromiumOSを入れた
Windows10に更新しましたが、おそすぎワロタというレベルでした。
CPUの能力的にブラウザを走らせつつ裏側であれこれできないです。
そういうわけで、ほぼブラウザしか動かないであろうChromeOSを入れようと。
オープンソース版はChromiumOSとして公開されていますが、そっちはソースコードのみ。
バイナリで配布してるCloudReadyを入れてみました。
- Bluetoothが使えなくなってる。
- 無線LANチップが古いので相性が悪い?おそすぎて実用にならない
- 対処として有線LANアダプタを接続したら、まあまあ速度は出るように。
- Youtubeも割とギリギリですが再生できます。序盤は速度が出ないのか解像度がほぼ最低まで下がってますが。
- Chrome拡張のh264ify、というのを追加することでレスポンスが大幅に改善しました。今までソフトウェア処理してた?
- 割と重たそうなTweetdeckも、速いとは言い難いですが動作しました。
- Zigsowでこうやって書き込むのに不具合ない程度にレスポンスはいいです。
- とはいえ負担が大きいのか、キー入力を取りこぼすことがあります。高速でタイピングすると起きやすいかな。慌てなければ大丈夫
- 裏であれこれ動いてないので「更新したから再起動してくれ」という通知がないのは快適
新機能とか試せないかなと、更新チャンネルを変更したらブートできなくなりました。
普通に使うのであれば欲張らずにStableをキープするのがよさそうです。
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購入金額
9,900円
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購入日
2015年09月03日
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購入場所
FRONTIER通販
まこりんさん
2020/02/28
完全な設計ミスですね。。。
マウス、キーボードはBluetoothで接続。
USBポートの先にUSB扇風機をつけて、電源ONと連動して動くようにしなきゃ使えない。
jakeさん
2020/02/28
のちに冷却ファンを搭載したモデルも出ましたが、この「使い物にならない」レッテルを剥がすには至りませんでした。
サイズ的にM.2 SSDに近いらしく、ヒートシンクやファンを後付けする人もいますね。