XIGMATEK製の140mm径・冷却ファン。

直径は140mmだが、標準状態では120mmの取付穴に対応する。

取付穴を追加するアダプタが付属しているので、140mm穴にも取り付け可能。

箱は割と豪華な造りで、値段の割に見た目も悪くない。

ただ、この波打った形状の羽根には、何か意味あるんだろうか。
風量のほうは1200rpmの割には多めの90.3 CFMをうたっている。

・・・・実際んとこ、そこまでの風量あるかどうかは極めて怪しい。

付属部品一式。

右上の袋に入ったパーツが、140mm取付穴に対応するためのアダプタ。
その下のコネクタは、ペリフェラル4PIN電源への接続アダプタだ。

ファン自体はPWMに対応する。
価格帯を考えると、中々に良いファンと言える・・・・が、問題点が一つ。

こいつ、送風が「殆ど直進しない」のだ。

そのため、吸出し用途で使うなら、風量はしっかりあるので割と使えるのだが、吹き付け用途には全く向いてない。

今回、こいつを装着したのは吸出し目的（H340の側面排気）なので特に問題無いと言えば無いのだが、吹き付け目的で買うのは本気で推奨しない。

中央部分の風が弱いので、下手すると冷却不良に陥る可能性がある。

しかし、吸出し目的なら価格が安く、風量の割に静かで中々良い。
メジャーなメーカーなら3000円近い140mmファンを、1500円以下で買えるなら多少の問題など問題のうちには入らないだろう。