ということでスペックです。

ご覧の通り、大きさ以外は何の変哲も無い、ただの外付けHDDケースです。
しかし侮るなかれ。USB3.0に対応し、UASPにも対応しておりますので
性能的にもほかのHDDケースに劣りません。むしろ頑丈さを考えると・・・
このHDDケースに勝るものはないと考えてよいでしょう。

モバイル用途を切り捨てればね

当たり前の話ですが、これだけ大きさ的にかさばりかつ、
HDDの交換がヒジョーーーーーに！めんどくさい！
そのためHDDを頻繁に入れ替えたり、モバイル用途には全く向きません。

ターゲットとなるユーザとして想定するに、
・ノートパソコンを頻繁に外に持ち出し、かつ容量を必要とする方
・振動や衝撃にさらされることの多い職種の方
・常時、水の脅威にさらされる職種の方

ということで該当する職種は・・・

戦場カメラマンしか思いつかねえぞチクショウ

ということでスペックから察するに、常に衝撃や水にさらされる方には
イイとは思いますが・・・一般的にはいらんだろうコレ（笑）でしょうね。
しかし私は要ります。なぜなら・・・

2.5インチHDDを、しょっちゅうPCケースの上から落としちゃうからです。

そんなドジっ漢にはちょうどいいケースです。ではどのくらい頑丈か写真で見てみましょう。

パッケージはこんな感じ。非常にコンパクトですね。

内容物はこんな感じ。パッケージサイズ＝HDDケースと思って差し支えの無いでかさ。

上面下面はこんな感じ。ぱっと見区別がつきにくいですが、保護ラバーに凹凸がありますので
それを目安に起きましょう。凹が上側です。
形状から察するに、当HDDケースを縦積みでスタックすることでも想定されていそうです。

保護ラバーをはずしてみました。何となくミリタリー感が漂うナイスなデザインです。

CENTURYロゴがストッパーとなっています。

ちなみに背面はコチラ

USBコネクタ部分はしっかり保護されてます。

コネクタ部分を解放してみました。
ご覧いただいておわかりになると思いますが・・・
USBケーブルを付けた状態が、一番の弱点になりますのでご注意ください。

中を開けてみました。保護ラバーで十分衝撃を吸収してくれそうですが、
中身も相当すごいです。

ちなみにSSDをこうやって取り付けてみましたが・・・何かテンションがかかります。

じつはこのようにSSDの上にウレタン素材？を置かないと、SATAコネクタが破損します
と説明書に注意書きがありますのでご注意ください。
なお、当ウレタン素材的な物は9mm厚のSSD／HDDの場合は不要となります。
といいますかつけますと、防水性能が低下しますので絶対外しましょう。

ケーブルを取り付けてみました。若干太くて取り回しはしづらいです。

ということで写真だけでも分かるとおり、すごーく期待させてくれる防護性能です。

頑丈さは動画でどうぞ

本当は２階からたたきつけたり、車でひいてみたりしたかったのですが、
5000円する当製品を有効活用せず壊したくなかったので（SSDも壊したくなかった）
ちょっと試すと言うにはぬるいかも知れません・・・。

が。これだけやってもこのとおり

ちゃんと中身は無事でした～。ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ

また一応転送速度も見てみました。

使用したSSDはOCZ Vertex4 128GBです。
使用ソフトはCDM、測定条件はランダム、1GBx３回の１回ポッキリ計測です。

うんうん。これだけ出てれば頑張っている方ですね。
UASP時にどれだけの速度が出るか期待したいですが、
あいにくWindows7ですので試せませんorz

ネタとして入手してみましたが、意外とケース的にもすぐれておりまして、
最終的にはモバイル用途を考えなければイチオシの一品となりました。
意外と保護ラバーがずり落ち防止にも使えるので良い感じです。
ここまでの性能は過剰な気もしますが、アウトドア派には良いのかも知れません。
私はインドア派なので何ともですが・・・。
USB3.1対応ケースもことごとく初期不良を引き続けているので、
しばらくはこのケース一本ですごそうと思いました。