第61回 青少年読書感想文全国コンクールの低学年用推薦図書です。
例年夏休み前になると、推薦図書って本屋さんの在庫がなくなって選ぶ幅が少なくなるので、推薦図書が並び始めた頃に、こどもに選ばせて購入しました。
内容としては、ある日主人公にたくさんの手紙が届きます。
それは、主人公の使っているクレヨンの各色たちからのおねがいのお手紙でした。
それぞれのクレヨンたちの主張やお願いやらいろんなことが、それぞれ趣のある字と絵でかかれていて、とても楽しいです。
(個人的には原典の手紙の文字の書きかたと見比べてみたいなーとも思いました)
そして最後に、主人公がそのお願いをどうやってかなえたのかがわかるのですが……
おぉ!そうなったか!!と本当に興味深い結末でした。
低学年向けの楽しさとその中にある親心(?)とかが見え隠れする素敵な絵本でした。
レビュータイトルにも書きましたが「色の使い方をちょっと子どもに気にかけて欲しいなってときによみきかせるといいかもーな絵本です。」
こうかくと誤解させてしまうかもしれませんが、別に海は青色に!とか、雲は白に!とか書いてある絵本ではないです。
それとは逆に「この色ってもっと違った使い方あるんじゃない?」ってほんのり気付かせてくれる、考えるきっかけになる絵本です。
「色遣い」についてちょっとした気づきを与えてくれる良書だと思いました。
……しかしこれどうやって読書感想文かかせればいいんだろうか。親の課題ですな。
自分でよむだけじゃなく、よみきかせにも良かったです。
読み聞かせで、それぞれのクレヨンからのお手紙の読み方を変えてやると、子どものうけが非常によかったです。
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購入金額
1,620円
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購入日
2015年05月24日
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購入場所
れいんさん
2015/06/25
なんでもホワイティになればいいよ!
ホワイトばんじゃーい