歌やCMがなく、1時間まるまる楽しめた。
内容は大体時系列的に25話前後?にあたる内容で戒斗がバロンを抜けてヘルヘイムの森でオーバーロード探しをしているあたり。
貴虎編は彼がユグドラシル社に疑問を抱きながらその真相の末端に触れる中、クラックを自在に操る謎のアーマードライダー、イドゥンが現れ貴虎に襲い掛かる。
メロンロックシードをイドゥンに奪われた貴虎は例のキチガイからもらった試作品、ウォーターメロンで挑む。
戒斗編は戒斗に瓜二つの人間、ある財団の御曹司シャプールが戒斗の姿を見て自由に遊びたいがために戒斗を襲い、入れ替わりを画策。無事(?)戒斗と入れ替わったシャプールは自由を満喫、戒斗はよくわからないままシャプールを追いかける中、シャプールの父親が仕向けた執事に襲われる。
それぞれ濃い内容の30分でそれぞれのキャラクターの伏線をびっしり張ってる感じ。
本編を先に知っているのでそれぞれのバックボーンを30分で丁寧に浮き彫りにした感じでした。
鎧武のストーリーは厨二病全開ながらもよくできていて、ストーリーを追っていくうちにそれぞれの立場が入れ替わったり交差していて、登場人物への思い入れが変わってくる作品。
というか、ミッチーとニーサンの印象をあそこまで劇的に変えてくれ終わりを迎えた今(個人的にミッチー最悪、ニーサンかっこええ!)、その感情のまま貴虎編を見ているので彼の初恋のシーンとかにやにやしてしまったり、ユグドラシルの暗部をまったく知らずに、それのほんの末端を知った上でユグドラシルを継いで行く決意を垣間見せる姿がかっこよかったり、人間的に壊れてる戦極凌馬がそうなった原因がわかったり(ただし貴虎は気づいてない)、貴虎兄弟の父がミュージアムの館長で爆笑したり(寺田農さんでした)と、内容もよく、ツッコミ所も満載。
あと、ウォーターメロンのシールドバルカンがどう見てもグフカスタムですほんとうにありがとうございました。
戒斗の方もツンデレ通常運転の戒斗に対し、新キャラ(?)のシャプールを見てまず一言。
「まんま小林豊じゃねーか!!!!」
もう本当に中の人でした。シャルモンで超楽しそうにケーキ作ったり、シャプールサイドはきっと小林豊のPVなんだなと。(たぶん褒め言葉)
でも戒斗と入れ替わってバロンが踊ってる場所に乱入し、ザックや仲間たちがシャプールだとわからないまま踊り、そこに居合わせた神様……になる前の鉱汰や舞を無理やり引き込んでみんなで踊ったりとこの辺は後々のチームの垣根を越えてみんなで踊るというストーリーの伏線になるようにうまくつなげたりとただのPVじゃないという所を見せ付けてくれます(注・勝手に小林豊のPVと思ってるだけです)
それでもストーリは崩れず、シャプールと入れ替わり、彼の境遇を察した上で育ての親に命を狙われてるシャプールに自身の過去を話しながらも突き放すように叱咤激励するツンデレ戒斗もよかったです。
家族が崩壊した後、俺は誰も信じない、とか言いながらもシャプールに信じられる仲間がいるじゃないかと見抜かれてる詰めの甘さも戒斗らしい。
また、アクションもテレビ本編以上に気合が入っているきがした。
冒頭にシドが襲われてるんだけど殴られて血を吐いたり、バロンの戦闘シーンでは敵との戦いでじっくりバイクシーンがあったり無駄にバイクで宙返りしたりとさっさと戦えよ!といいたくなるぐらいバイクで走ってたりしてました。
鎧武本編をみたのなら外伝も見ておくとより深くストーリーに触れることができること請け合い。
初回限定版を買ったのでイドゥンプレートと禁断のリンゴロックシードもゲット。
さすがブルーレイ、売れてないorz
アマゾンで余っている上に通常のDVD版より安かったです。
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購入金額
5,800円
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購入日
2015年05月15日
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購入場所
アマゾン
まーくんZさん
2015/05/15
ミッチーは最終話の手前までは本当にひどかったですね。
※ウィザードの時もそうでしたけど、最終話のおまけっているのか?と思いましたが。
あとVシネマだからこそ出来る表現ってありますよ。
Wのスピンオフのエターナルとかも面白かったですね。
この間、宇宙刑事シャリバンとシャイダーのVシネ版借りましたが、シャリバンは流血しまくりで、子供にみせるもんじゃないと思いましたがw