2015.05.02 追記
2015.05.03 追記
2015.05.04 追記
購入経緯
現在家には 2台の車がありますが、よく乗る小さい車(三菱コルト H19年式)のカーナビは、車の購入時にディーラーオプションでつけた HDD式のモノで自車位置の追従などに不満を感じた事はないのですが、さすがに地図も古く案内のアルゴリズムが古いせいかちょっとおバカな案内が気になってきていました。
それでも、そろそろ車を買い替えたいと車検が近づく度に思っていたので放っておいたのですが、最近今の車を乗り潰す気になってきたので、どちらに転んでも勿体なく思わないよう安価で自分で簡単に取り付けられるポータブルナビゲーションの購入を決めました。
ポータブルナビゲーションと言っても各社から出ていますが、いろいろ調べてみると zigsowのプレミアムレビューでも登場したユピテル製のモノが安全運転サポート機能において秀でておりコストパフォーマンスも良さそうです。
また、今のカーナビは DVD再生機能があるものの、TVがデジタル放送対応しておらず子供たちからいつもテレビが見たいと言われていたのでワンセグ機能のあるモノにしたいと考えていました。
もっとも車の使用頻度からそこまで逼迫してはいなかったので真剣に探していなかったのですが、登録していたユピテルのメルマガで本品のタイムセールを知り購入に至りました。
外 観
とりあえず、ワンセグ視聴でナビをするために必要なモノは揃っています(本品はフルセグを搭載しています)。
背面上部両側にフルセグ用アンテナ端子が付いており、ゴムキャップで塞がれています。
下部両側には内臓ステレオスピーカーがあります。
片側側面には、電源スイッチ、microSDカード挿入口、リセットボタン、DCジャック、ヘッドフォン端子が付いています。
反対側面には、mini B-CASカード挿入口があり、飛び出し防止用のスライド蓋が端に付いています。
上面両端にはテレビ受信アンテナが内蔵されており、市街でワンセグを観るにはこのアンテナだけでほとんど途切れることなく使えています。
まぁ、これでしっかりテレビを観たいならば外付けアンテナを繋ぐべきでしょうが、配線が面倒なので接続する予定はありません。
そして、上部右側には MENUボタンと TVボタンが付いており、MENU画面に TV起動ボタンがあるのですが、TVボタン(ハードボタン)を押すことでいつでも簡単にテレビ受信に切り替える事が出来ます。
設 置
今回パッケージ写真にある様に、車両情報を見る事が出来るように OBDIIアダプターを購入しており
セットで使用するためのクレードルも併せて購入しています。
電源は、上記 OBDIIアダプターから供給されるようになっており、OBDIIアダプター設置の様子もそちらでレビューしています。
そして本体を設置するには、まず視線の邪魔にならない位置を考え吸着ベースを取り付ける位置にパッドを貼り付けます。
(パッドは固定力を強くするために、吸着盤ベースを取り付けずに 24時間以上放置するようにとあります)
パッドが固定出来たら吸着盤ベースを取り付けます。
そして後ろ側には、吸着盤ベースが万が一外れてしまっても落ちてこないように、落下防止用部品を取り付けます。
金具に紐を通し、紐を吸着盤ベースにからめ、金具はフロントガラス下の送風口(デフロスター)に取り付けます。
送風口に取り付けられない場合には、付属のコードホルダーを両面テープで車両前方に貼り付け取り付けます。
後はクレイドルに本体を載せれば完了です。
旅行先の観光案内に期待してます
あらかじめ本体の電源スイッチを”ON”にしておきエンジンをかけると、5秒くらい遅れて起動画面が表示されます。
逆にエンジンを切った時には、(COLTでは)5秒くらい遅れて画面が消えます。
ルート案内中にエンジンを止めても目的地はしっかり記憶されています。ただし、最終現在地は約1Km毎にバックアップされるため、再起動後に地図表示される位置はエンジンを切った位置ではなく、エンジンを切る前の約1Km区間の何処かになります。
すぐに GPSを掴めれば問題ありませんが、ビルの谷間などで GPSを掴みにくい場所だと面倒そうです。
ユピテルのポータブルナビゲーションの地図は見易いと巷では評判のようですが、見慣れないせいかちょっと見辛く感じてしまいます。慣れの部分だと思うので、本品をよく使うようになれば印象も変わるかと思われます。
ただ文字表記のサイズを変えられたり、上の様に目印のアイコンが大きく表示されていたりといった工夫が随所にあります。
データとしては昭文社の「渋滞ぬけみちデータ」が搭載されていたり(地図上水色で点滅表示)、「マップル 観光ガイドブック」 約130冊(約8万件)が収録されていたりと、初めて行った場所や観光地などで役立ちそうです。
ただ、目的地の検索に関しては電話番号検索やフリーワード検索がかなり弱く感じます。
今回取り付けた車に最初から載せているナビで検索できている建物名や電話番号を本機で検索しても該当なしになる事が多いです。
あと、設置するのに前方視界を確保するために極力手前に持ってきているせいか、GPSの掴みがイマイチです。もっともまだ近所でしか使っておらず、周りがビルだらけなのでポータブルナビではかなり条件はキツイですが。
そして今回オプションで付けた OBDIIアダプターによる車両情報の表示は面白いですね。
必要なモノだけを表示したりと 7パターンの表示切替が出来ます。
まぁ、最初だけで地図しか見なくなるとは思いますが(^^;
まだまだ使い始めで評価を下すまでには至りませんが、元から載せているナビと合わせる事で便利に使えていければと思っています。
今後もう少し使ってから追記していきます。
2015.05.02 追記
購入後、やっとナビを使う遠出をする事になったので、試すことが出来ます。
ただし、今回はお仕事で大きい方の車(ELGRAND)なので車両情報なしでシガーライターソケットからの給電です。
吸着ベースは小さい方の車に固定してしまっているので、こちらのタブレットホルダーとベースを使用します。
そして家の中で事前に目的地を設定し、ルートの確認です。
ルート条件は、「推奨ルート」「高速道優先ルート」「一般道優先ルート」の 3種類です。
とここで、分かりづらいのが、どこを通るのか確認するのに「ルートデモ」を行うしかありません。
「ルートデモ」とはその名の通り画面上でルート走行のデモを行なってくれるのですが、確認したいのは要所要所の地名や道路名、高速の出入口名などです。それさえ分かればデモなど行わなくてもよいのですが、それが出来ません。
拡大表示するなどして確認の方法が無い訳ではありませんが、普通はまずしないでしょう。
ちなみに ELGRANDに装備されているナビでは要所要所の地名などの表示が出来るので余計に欲しい機能です。
高速料金を表示しているのだから、せめて高速の出入口名だけでも表示してくれればいいのに...
そして検索されたルートの先は、高速出口の後はそこしかない感じなので一緒ですが、家の近くの高速入口と途中までのルートが備え付けのナビとは違うルートが表示されました。
ちなみに本品で示されたルート(高速入り口)は混むのが分かっているので、利用するつもりはありません。備え付けのナビで示された方を通る予定です。
という事で、明日はリルートの機能テストになりそうです。
2015.05.03 追記
日が変わり、朝から車に乗せ確認してみました。
まず本体の電源を”ON”の状態で、シガーライターソケットからケーブルを接続しておきます。
そしてエンジンスタートで連動して起動され、しっかりルート案内途中と認識されています(^^
GPSを掴んだところで、昨日ルート検索は行いましたが改めて目的地設定してみました。
すると、なぜか同じ「高速道路優先」なのに昨日とはちょっと違うルートになりました。
こちらの方が、高速出口と目的地が近く、Googleでの検索でもこちらのルートが見つかるのでこちらの方が自然な気がします。
とここで、VICS情報も得られる車載ナビで再検索をしてみたところこちらは昨日と同じルートが選ばれました。
が、到着予想時間が 3時間位になってる???
ネットで渋滞情報を確認してみると首都高と常磐道の下り方面はとんでもないことになっている....
考えてみたらカレンダー通りの人の G.W.の始まりでしたね。自分が休みじゃないんですっかり頭から抜けてました。
まぁ、本日は夕方からの外出なのでその頃には渋滞も解消されていると思うけど(願望)、この渋滞を回避し早く目的地まで行けるルートを知りたいのですが、なかなか難しいですね。
午後になってから再度車載のナビでルート検索をかけてみたけど相変わらず同じルートが検索されます。ただし、今度は 1時間半で到着できる予想になっていますが。
ところで昨日書きましたが、車載のナビがルート検索を行うと下部に高速の出入口名が表示されるので、それを元にこのルートにするか判断でき、有料区間を変更したりする事も出来ます。
値段が違い過ぎるポータブルナビにここまで求めるのは酷だとは分かっていますが、車載のナビに慣れているとどうしてもポータブルナビの機能が貧弱に感じてしまうのは仕方ありませんね。
ただ、こちらの車載ナビも 6年は使っていますので時々おかしな案内をされる事があるんですよね。アルゴリズムのせいと言うより地図が古いせいもあるのでしょうが、そういったところを本品で補完出来ると良いのですが。
とりあえず、本日は高速入口は車載ナビに従って、高速出口は本品に従って行ってみる事にします。
2015.05.04 追記
二日連続で使用してきての感想です。
ちなみに昨日はほぼ予測通りの 1時間40分程度で目的地に着けました(^^
大きい車のナビ通りに走ったんですけどね(^^;;;
○良かった点
・ルート案内中に出てくる「各種取締・安全運転情報」により気が引き締まります。
取締情報を掲載する事でスピード違反を冗長させるという人がいますが、抑制されて
いいと思います。
オービスや検問エリアなどに近づくと画面右側にレーダー用の地図表示と共に情報が表示
されます(たまたま停止した信号機で撮影できましたが、アイコンはアニメーションして
目立つようになっています)。
・今まで使ってきたナビだと目的地近くになると案内が終了されてしまいましたが、本品の
場合は目的地まできっちり案内してくれるので、確実に目的地に着く事が出来ます。
・高速道路を走行中、SAやPA近くになると配置図が表示されます。
停める場所の目安になり、ありがたいですね。
最初に掲げた「安全運転情報」の一つに高速道を走っている時に、制限速度が表示される
機能もあります(上記画像中)。
私は基本的に周りに合わせたスピードで走りますが、制限速度をしっかり把握していない
時がありますが(^^;)本来自覚して走るべきですよね。
○改善して欲しい点
・警報が多過ぎる
これは良かった点に挙げたものと相反してしまいますが、やたらと警報が多過ぎうるさい
です(--;
あまりに多いので、しっかり聞かなくなかったり注意しなくなりそうです。
・目的地までしっかり案内してくれるのはありがたいが、用事が終わり再度エンジンをかけ
ると、ルート案内途中と認識されているようでナビ起動時に確認画面が表示される。
まぁ、目的地を設定しなければよい(「いいえ」を選ぶ)だけですが、ちょっと鬱陶しい
です。
・右左折などをした直後の案内が欲しい。
本品の場合、何も案内されないか「しばらく道なりです」と音声案内されます。
大きい車に載せているナビでは、右左折直後に次にアクション(右左折)する地点を音声
で教えてくれます。たとえば「5Km先右折です」といったように案内してくれることで
心構えが出来るので安心できます。
・リルート時は基本的に元の道に戻ろうとしているようだが、リルート発生時点から目的地
までの再検索を行なって欲しい。
今回ルート案内を無視して明らかにこちらの方が近道(空いている)というルートに入っ
た時に、とにかく元のルートに戻す道ばかり表示され鬱陶しかった(--; しかも、車が
通れるのか?という狭い道の案内も多くちょっと疑問です。
リルートは元の道に戻るのが良いのか、新たに再検索した方が良いのかは好みもあるかと
思いますが、最近のナビは再検索の速度も速いので私は新たに再検索した方が良いと思う。
・推奨ルートを複数用意してくれるとありがたい。
今回目的地近くまで通っている国道が生活道になっており万年渋滞している事が分かって
おり、「高速道優先ルート」「一般道優先ルート」のどちらを選択してもその道を通る
ルートが表示されました。よく知っている場所ならば経由地を設定する事で回避できるで
しょうが、知らない道なのでナビを使っている訳で経由地なんて知りません。
ちなみに大きい車のナビでは、推奨以外に別ルートも示してくれます。
ポータブルナビにそこまで求めるのが酷なのでしょうか。まぁ、やみくもに別ルートが示
されても、渋滞予測などされていないと意味が無くしょうがないですかね。
○その他
VICS情報を得られ 10万円を超えるようなナビと比べてしまうとかなり見劣りがしてしまうのは否めませんね。
ハッキリ言って家にあるどちらのナビと比べても、置き換えとして使うには辛いです。
しかしながら、「地図が新しい」「各種取締・安全運転情報」「目的地まできっちり案内してくれる」といった点は大変便利で、今後も積極的にサブのナビとして両方の車に載せて使いたいと思いました。
まだ「マップル 観光ガイドブック」の便利さは享受できていませんが、思惑通りメインのナビをしっかり補完してくれています(^^
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購入金額
16,800円
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購入日
2015年04月17日
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購入場所
Yupiteruダイレクト
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