惑星連邦の最新鋭・深宇宙探査艦である、ソヴェリン級の宇宙艦。
元々は別の艦名が予定されていたが、建造中の2371年にD型エンタープライズが大破・喪失に至ったため、その艦名を引き継ぐことになった。
イントレピッド級(ボイジャー)と同様の”ポスト・ボーグ”世代の設計を持ち、乗員家族向けの居住区などは全面的に廃止され、従来の深宇宙探査艦と比較して大幅に武装が強化されている。
主砲であるフェイザーは、従来の大型艦用であるType-XからType-XIIへと更新された。
この砲はディファイアント級で採用されたもので、ディファイアントではワープコアに直結する形の前方射出型だったのに対し、ソヴェリン級では射角の広いフェイザー・バンクにType-XIIを搭載している。(現時点での採用艦は、ソヴェリン級と試作艦のプロメテウスのみ)
また、魚雷発射管も1門あたり同時4発という連射対応型へ更新されたほか、防御シールドその他の装備も、D型と比較して数倍に強化された。
船体設計も、亜空間断裂問題に対処するため上下幅が抑えられ、デッキ数も減少している。
ただし、主機出力はD型比で倍近くまで強化されたほか、船体結合ドーサルネックの廃止によるワープフィールドの形成効率化により、最高速度はイントレピッド級を超えるワープファクタ(WF)9.985、巡航速度は同等のWF8.0と、この規模の艦としては破格の高速艦となった。
さて、モデルのほうの出来はというと、かなり良い部類に入る。
CG技術の向上で、情報量が格段に増えたE型機の細かいマーキングを、余す事無く再現。
塗装パターンに関しても、かなりの正確さだ。
裏面もご覧のとおりで、マーキングも塗装も完璧に近い。
唯一の不満点はワープナセル裏側の表現くらい。
今までのモデルでは、細かくてもズレている事例があったが、今回は全くズレがない。
また、部品分割が「目立たないところに分割ラインを持っていく」設計となっているため、今まで醜悪な分割ラインが出ていたワープナセルなども、一体感のある仕上がりになっている。
・・・まあ、プラズマウィンドウ(クリアブルーの部分)上部は本来白ラインが入るんだが、そこは自力でも塗れる位置だし、大きさを考慮すりゃ十分な出来だろう。
下部の船体ラインも、割と良い感じ。
ただ、ディフレクター・ディッシュ(船体下部の赤い丸)がオレンジでなく赤なのが残念。
ここは本来オレンジ色なので、ケチらずオレンジのクリアパーツにして欲しかった。
最も、全体の出来はこの大きさのモデルとしては、かなり良い部類。
だんだんとモデルの出来もバラツキが無くなってきたので、これはプロメテウスあたりも期待して良さそうか。
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購入金額
2,495円
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購入日
2015年02月27日
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購入場所
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