23世紀後半に建造された、コンステレーション級宇宙艦の一隻。
竣工時期は、エクセルシオール級の竣工時期より少し前の時期にあたる。
本級は同時期に建造されたミランダ級をベースに、当時旧式化しつつあったコンスティチューション級(初代エンタープライズ)の受け持つ深宇宙探査任務の一部を補完するべく、規模の割に長大な航続性能を持たせたもので、実験を兼ねてワープナセルが四本搭載された。
中でも、このスターゲイザーは後にD型エンタープライズの指揮官となるジャン・リュック・ピカード大佐が最初に艦長を務めた艦として知られる。
なお、ピカードの艦長就任は繰り上がりによるものとはいえ、28歳と連邦艦隊史上最速。
この記録が出てくるまでの最年少就任記録保持者は、ジェームズ・T・カークの30歳だった。
特徴的な四本ナセルは、ミランダ級の物に準じる。
ナセルをマウントするパイロンの頂部には、光子魚雷発射管がそれぞれ2基づつ装備された。
側面から。スタイリングは割と良好だが、円盤部の厚みが不足している。
実際のコンステレーション級は、円盤部が分厚いのが特徴なので、これはマイナスポイント。
上下がほとんど同じデザインなので、知らないとどっちが上だか判りにくい。
ちなみに、こっちが上面。
こちらが下面。円盤部に複数付いているバルジは、後に追加されたもの。
コンステレーション級は輸送力でミランダ級に劣り、巡航性能で改装型コンスティチューション級に劣る上、ワープナセルの特殊配置のせいで操艦性に癖があったとされる。
そのため、建造数も六隻と比較的少なく、改装計画も後回しされたまま退役したり、武装撤去の上で実験用に供されたりと、割と不遇な運命を辿った艦が少なくない。
このスターゲイザーにしても、一度は戦闘による損傷から放棄を余儀なくされており、後に宇宙艦隊の艦籍へ復帰したものの、比較的早期に退役したようである。
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購入金額
2,495円
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購入日
2015年02月07日
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購入場所
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