このカマボコ型のパッケージはTO-92パッケージといって、元はトランジスタ用の規格です。
メロディICやキャンドルIC、(小型な)3端子レギュレータ、3端子ラジオICなど、3端子でどうにかなるICはこんなパッケージを使ってたりしますね。よく見かけます。
原理としては、ダイオードの温度変化による順方向電圧、電流(Vf, If)の変化の特性を利用したものです。
等価回路図では理想電流源と増幅回路が描かれています。
これ1個で-25℃から+85℃まで測れます。
高精度と謳っている割には…。
メーカー規定で±3℃の個体差があります。筆者のはアタリを掴んだのか、結構誤差は少なめでしたが、それでも1度くらいは誤差が出ます。まあマイコン側で修正すればいい話ですが。
とにかく使いやすい。
温度に比例した電圧(10mV/K(ケルビン、℃と読み替えてもOK))が真ん中の端子から出るだけなので、マイコンのADCで読んでやればいいだけ、というだけの簡単仕様で使用感抜群です。
温度変化と電位の変圧が10mV/Cなので、米国圏の方はセ氏華氏変換が必要ですね。
1個50円。
地元で買うトランジスタの価格+20円で温度センサです。これは買いです。
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購入金額
200円
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購入日
2015年01月14日
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購入場所
秋月電子通商
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