従来のワープ方式より数百倍の高速航行を実現する、量子スリップストリーム・ドライブを搭載した、連邦の試作宇宙艦・・・に偽装していた異星人船。
VOY第94話「裏切られたメッセージ」にて登場。

偽装船のため、異星人船ではあるが設計思想はほぼ連邦船と共通している。
船体下部のディフレクター（航行中に前方デブリやガスを除去する）や、左右に分離したワープナセルなどは連邦の意匠にかなり近い。

ディフレクターやワープナセルの発光部はクリアパーツ、船体の造形もまあまあの出来。
ただ、やはり製造会社が「ハズレ」のほうなので、アズテック・パターンを含めた塗装の出来が微妙であり、パーツのすり合わせも雑。

連邦より進んだ技術力を持つ種族による設計だが、航行技術以外はほぼ連邦船と同等。
偽装船として新造、もしくは既存船を改装した為か、シャトル格納庫もレプリケータ（食品剛性装置）もなく、転送機も一台しか装備されていなかった。

艦籍番号のNX-01は、連邦初のワープ5船であるNX級"エンタープライズ"と同一。
ただ、この艦籍番号の記載は連邦の基準と少し違っており、この時点で偽装がバレる気もする。

実際、ハナから話がうますぎると疑っていたジェインウェイに見破られ、本船は偽装船を用意したアートゥリスごと、ボーグの餌食になってたり。

・・・つーか、一話しか登場しない船のモデル化が多いなここ最近。