この頃はSteamのセールが頻繁にあり、セール品の一覧を眺めていたら

面白そうな日本語対応ゲームがあるなと思い、値段も安かったので

内容をろくに調べず購入してしまった。

だって、割引で87円！たったの87円だよ！

やらなきゃ損だよ！

 見ての通り、某ツクール系にも似たインターフェース。

新たな伝説を選ぶと、名前やクラス（職業）のほかに

キャラのステータスやスキルなどを追加させる特徴を選べる。

キャラ選択、どの世界で戦うかなどのモードを選ぶと、いよいよゲームスタート！

RPGにありがちな、王様との会話からスタートする。

ここまではRPGに不慣れな人でもなければすんなり理解できるだろう。

問題は、この画面の左側にある、何やら暗い部分。

これが、このゲームの重要な要素となる「闇」だ。

この世界は「魔王」によって造り出されたとされる「闇」によって

徐々に浸食されているのだ。

プレイヤーが1つずつ行動をするたびに、世界（画面）が左側へと

強制的にスクロールしていく。「魔王」が「闇」を造り出している限り

これは止めることは出来ない。

なので、ここに登場しているキャラクターたちも。そして、道中に出てくる

さまざまな敵や味方キャラも、何もしないでいるとこの闇にのみ込まれてしまう。

というわけで、プレイヤーはひたすら右側へと歩みを進めながら

敵と戦い、時には癒し、仲間と出会い冒険をしながらクリアを目指すという

目標がしっかりとしている。

途中には小さな街があったりして、補給や買い物などをして

装備を整えていきながら進んでいく。

道中には敵が居たり、アイテムなんかも落ちている。

移動・戦闘のためのコツとしては、このゲームの特性上、

縦横移動をするより、基本的にはナナメ移動をしたほうが効率がいいので

積極的に利用していくと、「闇」に飲まれないで済むだろう。

※Ctrlキーを押していると、ナナメ方向に矢印がでて選びやすくなる

あと、道中で大量の敵に出会ったり、どうしてもピンチに陥った時には

キャラには「覚醒」というスキルを持っているのでそれを駆使して

何とか切り抜けていかなくてはならない。

これは、山賊に襲われそうになっているところ。

まだ序盤でレベルも低いのに3体も居るため、まず勝てない。

そこで回数制限はあるものの、自分だけが動けるようになる

「覚醒」というスキルを使う事で逃げるのか、それとも

一方的に攻撃を仕掛けるかをプレイヤーが判断していく。

RPGでありながら、ターン制のシミュレーションのような

戦略性のあるバトル。うかつに行動をすればすぐに詰んでしまう。

今回はなんとか勝てると見込んで一方的に攻撃を仕掛けた。

LIFEが半分以下になってしまったものの、無事に勝利を収めた。

しかしながら、結構傷ついてしまった。

幸いにもすぐ近くに街があったので、回復させたり

アイテムを補充しておいた。

アイテムの所持には重量制限があるため、装備品や消耗品の管理は結構大変だ。

レベルが上がれば自然と持てる量も増えるがそれまではやりくりに苦労するだろう。

さて、準備もできたので先に進もうとした矢先・・・

「闇」を造り出した張本人の「魔王」が突如現れ、襲撃を仕掛けてきた。

定期的に「魔王」はプレイヤーのもとに、こうしてやってくるのだ。

もちろん、「魔王」は強い。今の時点では勝ち目がないので逃げるしかない！

が・・・逃げ切ることが出来ず。

「魔王」からの強烈な一撃をくらい、プレイヤーは倒れてしまう。

残念ながら、これでゲームオーバーだ。

無念にも終わると、お供の妖精がアドバイスをしてくれる。

※本当は最初から話しかけたり出来るのだが、あえてスルーしている

※これ自体が、ちょっとしたイベント（実績）にもなる

最後に、プレイヤーの今回の冒険を評価してくれる。

これを見ながら、どのクラスで、どんな風にプレイしていくか。

少しずつ考えながら次に繋げていければ、きっと「魔王」に勝てる日は来るだろう。

というわけで、長くなったけど画像を織り交ぜながら実際にプレイしたが、

ネタバレにならないよう、色々と隠しているので、興味を持った方は

実際にやってみて確かめてみてほしい。

さまざまなキャラクターと織りなすストーリーがきちんとあり、

単純な戦闘だけのゲーム、ではないのでその部分もしっかり楽しめる。

そういう意味では、シンプルながら奥行きのあるゲームとなっている。

だいたい、プレイ時間はこれくらいだと10分程度。

慣れてきて、どんどん遠くまで行けるようになると2時間くらいは

遊べるようになる。

私はゲームプレイ動画をyoutubeにアップロードしたりしている間の

片手間によく遊んでいるが、時々熱が入りすぎてこっちがメインになって

しまう事も多い。それくらいのめり込み度は高いので、ぜひここまで

このレビューを読んでくれた方は、遊んでもらえると嬉しい。