前々から楽しみにしてた、ファイナルファンタジーエクスプローラーズ(FFEX)。FF14のパッチが入ったり、プレミアムレビューとかあってなかなかやる時間がなかったのですが、ようやくガッツリやれる時間がとれるようになったので早速レビュー。
前評判として「スクエニが作ったモンハンだろ」ってのがありましたが、やってみたら全然違う!と言いたいところだけど全然ってほどではなかったです。でもわりと違う。わりと違うけど説明がしやすいので、モンハンで例えていきます。
モンハンの「モンスター」に当たる敵は、ずばり「召喚獣」です。召喚獣が敵対するFFは今までもありましたが、1度倒すと大抵仲間になっていました。でも今回はなりません。ならないし何度でも出てきて襲ってきます。この召喚獣を倒すことがエクスプローラーズに課せられた使命です。
そのモンスターを倒したり、フィールドから素材を採取したりすることで、武器や防具の「材料」が手に入ります。それを鍛冶屋っぽい人にギルと一緒に渡すと武器防具を生産してくれます。
アクションRPGがベースなのでレベルはありますが、レベルが上がったからといて特にメリットはない気がします。つまり、FFEXにおけるレベルはモンハンのハンターランクですね。FFEXの習熟度の目安くらいにしかならないかな?
唯一違うところは、モンハンは武器の持ち替えで動き方が変わりますが、FFEXは「ジョブチェンジ」で動き方がかわります。20種類近くあるジョブを選んで、アビリティをセットして戦います。武器は1ジョブあたり数種類の武器が使えて、使う武器によって使えるアビリティが変わります。すっぴんなら全ての武器が装備できます。
技や魔法を使うには、LかRを押しながらABXYボタンを押すことで発動します。なので魔法とかは最大8個まで持っていくことができます。
敵の攻撃には「予兆」がだいたいあるので、それを見て避けます。ただ、モンハンに比べたら難易度はかなり低めかも。まあまだ★3までしか行ってないので、きっとこれからどんどん難しくなっていくと期待。
ロールの概念が懐かしいような新しいような
それぞれのジョブには「ロール」があります。ロールとは役割のことです。
これはドラクエ3で例えますが、DQ3では多くの人は 戦士・勇者・僧侶・魔法使い というパーティを作っていたと思います。戦士は先頭なので一番狙われやすいけど、防具が固くHPが高いので死ににくい。魔法使いは紙防御だけど、高い火力で敵を殲滅する。僧侶は味方を回復する。
これをロールで言い換えると、戦士=タンク、僧侶=ヒーラー、魔法使い=アタッカー ということになります。僧侶はバッファーを兼ねて、魔法使いがデバッファーを兼ねてます。
FFEXはこのロールを意識してパーティを作ると効率が良くなります。パラディンやナイトなどのタンクが敵視を集めて敵の攻撃が優先的に自分に当たるようにアクションやアビリティを使います。
そうするとヒーラーである白魔や時魔がタンクを集中的にヒールすることができるので、AP(アクションポイント、スタミナ的なもの)を節約して戦うことができます。節約したAPは攻撃に回すことができます。そして敵視がタンクに集まっているので、アタッカーは攻撃を中断することなくガンガン攻撃することができます。これが「ロール」というものです。
ここらへんがモンハンとは大きく違う点かなと思います。モンハンって全員がアタッカーですからね。防御ができるアタッカー。バッファーもできるアタッカー。アタッカーしかいません。
もしかして:FF14オフライン
そこでふと気づきました。FFEXって、FF14オフラインじゃね?
アクションRPGなところとか、ロール制だとか、FF14そっくりな気がします。これはFF14やってる人にしかわからないかもしれませんが、コントローラー使ってFF14やってる感覚にそっくりなんです。
で、さらに調べてみたら、まああくまで噂ですが、このFFEXは旧FF14発売当時に開発が進んでいたものだったんだとか!でも旧FF14が大失敗して、それを作りかえるために社内のリソースがFF14に集中して、FFEXの開発が中断してたなんて話も!
そう考えると、FF14が新生するにあたってFFEX開発陣の意見が大きく取り上げられた可能性が否めません。旧FF14も最初期のころと今って全然違うんですよね。そういう背景聞いちゃうと、もうそうとしか思えない!
次回作ではこうしてほしい
武器や防具の名前に特徴がない。それこそモンハンみたく、「ラムウスタッフ」とか「フェンリルハット」とかいう名前の装備が欲しかったです。
装備名には歴代FFで使ってた名前を当ててるんだろうけど……。あとFF11とFF14以外じゃ基本属性は4属性なので仕方ないっちゃないんですが、6属性を無理やり4つに収めた結果、水と氷、雷と風が同じ属性扱いされてしまったのもわりと違和感が。
オンラインの時にルームの検索がしづらいのもマイナス。入ってみたらすでに他の3人出発済みとかざらにあります。
あと、ちょっとした段差が下りられないってのもわりとストレスが溜まりました。飛び降りとかジャンプとかしたいです。
でも全体的にはちゃんとしたつくりになっているので、「フツーに」楽しめます。FF14は待ち時間がわりと長いので、隙間時間にやるにはちょうどいいかも。
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購入金額
5,800円
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購入日
2014年12月25日
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購入場所
ヨドバシ.com
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