カーデシア連合の主力巡航艦。
他種族の主力艦艇と比較して二回りほど小型（372m)で、これは惑星連邦では中型艦に分類されるイントレピッド級（ヴォイジャー）より、30m程度長い程度。

船体規模が小さめなのは、カーデシアの技術レベルが劣っている訳ではなく、どちらかというと大型艦特有の機動性悪化を避けた結果で、むしろ400m級以下の宇宙艦としてはトップクラスの高性能艦として完成している。

航続性能こそ悪化するが、ワープドライブを船体内に格納したことで、大型艦に匹敵する防御性能を獲得したほか、ディフレクター制御系と武器制御系のエネルギーラインを統一したことにより、大型艦並みの火力を持つに至った。

この辺りの設計思想は、連邦初の戦闘艦であるディファイアント級でも一部模倣されたが、その代償として船内の放射線遮断や居住性に問題を抱える原因ともなっている。

側面写真。
主要区画、特に機関部や武装の大半は船体前部に集中配置されている。
艦首上部に突き出た部分が司令塔だが、船体側にも予備指揮所が設けられている。

上部写真。
船体左右部のフィンにはワープドライブが内装されている。
艦尾の突き出た部分はディスラプターで、艦首ディスラプターと同等の威力を持つ。

正面写真。
赤い部分がディフレクター兼用の前部ディスラプターで、ドミニオンとの同盟後はブルーに発光するタイプも確認されている。

んで、モデルの出来については、全体的に良好で、塗装・マーキング精度も高い。
このシリーズも、ようやく出来が安定してきた感じ。この調子で続くと良いんだけど。