今月14日に亡くなられたイラストレーター水玉螢之丞さんの作品集「こんなもんいかがっすかぁ〈上〉」です。
この人の作品を文庫の挿絵以外で見たことないので、長い活動期間のわりに唯一の作品集だったのかも知れません。(上下巻ありますが)
週刊アスキーの前身『EYE-COM(アイコン)』連載分をメインに単行本化されています。
1992年2月に発行され、再度1998年12月に新装版として発売されました(汗)
この版はサイズ A4変判/22X22cmと絵本のような見た目をしています。
水玉螢之丞さんはなんでもかける器用な絵描きさんでした。
女性っぽい絵柄とネタだなと思っていましたが女性だったんですね。
この人の描く「王立宇宙軍」ネタは秀逸でした。
水玉螢之丞さんのお兄さんは軍事評論家の岡部いさく氏。
このころのアスキーの本はかなり買っていたんだなあ。
カオスとかあんたっちゃぶるとかしあわせのかたちとか。
最近は彼女の作品を目にする機会もありませんでした。
「まおゆう魔王勇者」のキャラクター原案を手掛けていたんですね。
アニメ版は見たけど気づかなかったと、いうか何も感じなかった。
喪方のコメント欄が「誰?知らねえ」ばかりだったのが寂しかった。
まあ、そりゃ知らねえわなとは思った。
ご冥福をお祈りいたします。
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購入金額
1,572円
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購入日
1998年12月01日
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購入場所
不明
yookano794さん
2014/12/18
この方とは年が比較的近いので、訃報は本当にショックでした。
私は、ニュータイプ(だったか?)に連載されていた「勇ましいチビのイラストレーター」とマジカル・ランド・シリーズの挿絵が一番印象に残っていますね。
特に、マジカル・ランドは、この人の絵以外には考えられませんでした。
心よりご冥福をお祈りいたします。
UDさん
2014/12/18
マジカル・ランド・シリーズはオリジナルの挿絵との落差が(汗)
挿絵は知らない人に限ります、ほかの作品の印象引きずってしまうw