テープを触ることなく、片手でテープ貼りが行えるテープカッターです。
色々考えられている
長さが実測 105mmと小さいテープを扱うのにちょっと大きめな感じですが、片手操作を行う上で力の入れ易さを考えると丁度いいサイズなのかもしれません。
使用する時は、上面のくぼみを押し込むと「スタート・カット位置」の所から、テープの端が現れます。
誤操作で出てこないように、フタの開閉が出来るようになっています。
見た目では底面のくぼみの矢印があるところをスライドさせれば良さそうですが、固くてとてもそこだけ指をかけて開閉する事は出来ませんでした。
標準で通常のセロハンテープが入っているのですが、側面の端に爪などをかければ簡単にフタが開き、テープを交換する事が出来ます。
今回の購入は掲示物などを想定しており、セロハンテープだと長く掲示してしまうと色が変わったり変質してしまうので、私はメンディングテープに差し替えています。
取付方法は、あらかじめテープを伸ばしておき下の様にセットします(当然粘着面が下側になるようにします)。
後はフタをして、余分なテープをカットするために貼り付け操作を一回行ないます。
貼り付け操作は、水平面に本体を置き「スタート・カット位置」に貼り始め位置を合わせ上面のくぼみを押し込みます。
本体を引きながらテープを貼り付けていき、終了したい位置に「スタート・カット位置」がきたら指を離します。
本体を持ち上げずに「グッと強く」引くとテープが切れます。
動画は初めて操作した時の様子なのですが、最後テープをカットする時に少し横に傾けながら引く事でもっと簡単にカットできるようになりました。
テープは 12 ~ 18mmのモノが使用できます。
12mmと 18mmのテープを使った時には先端でテープの中心位置が分かる様になっています。
いろいろ残念
上記の様に片手で思った位置に貼り付けられるよう、いろいろ考えられているのですが残念な事も多いです。
テープの貼り始めと終了位置を「スタート・カット位置」で分かる様になっていますが、そもそも昨今のテープのりや修正テープの様に先端にもってくれば、いちいち位置確認の必要はありません。
先端にもってくるのが難しかったから故の今回の構造なのでしょうが、もっと考えて欲しかった。
次に貼り方なのですが、貼り始めは必ず本体底面を貼り付け面に対し平行に引かなくてはなりません。
「何か問題でも?」と思われるかもしれませんが、慣れないと本体後部が浮き易く、(接地していないと)貼り始めで空ぶってテープが貼りつかない事が発生します。
特に壁面など垂直面に貼る場合、貼る位置が必ずしも自分の押さえ易い位置にはきませんので、余計に後部が浮いてしまいます。
また貼る面が固くないとやはり最初のテープの端が貼りつきにくく、先端ならば多少貼り付け面が柔らかくても貼りつきそうなのですが。
それと上面を指で押し込みながら沢山貼り付けていると、結構指が疲れます(^^;
更にカット面がギザギザなのもいただけません。最近は切り口が真っ直ぐなテープカッターも増えているので、ここもがんばって欲しかった。
使う場所を選びます
結局貼り易い体勢でないと確認や貼っている時の姿勢など気を遣わなくてはならず、普通のテープカッターでいいじゃんて事になりがちです。
特に今回下のモノと比べながら掲示物を貼ったりしたので、余計に気になるところが多くなってしまいました。
上記は片手で決まった長さでカットできるテープカッターですが、カット面は真っ直ぐだし粘着面を触る事もないので、更に上記モチモノの良さを再認識しました。
本品は壁の掲示物を貼るよりもパッケージにあるようにマスキングテープにでも入れ替えて、机の上で何か装飾するとかといった使い方が良さそうです。
コンセプトは良いので修正テープ並みの手軽さなら良かったのですけどね。
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購入金額
200円
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購入日
2014年12月07日
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購入場所
イトーヨーカドー
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