私は、まだまだバイク初心者で、自分の運転を過信していません。
運転技術が未熟が故に、もしもの事を考えてプロテクター入りのバイク用ジャケットを着ています。
バイク事故で多いのが、単独事故より対自動車事故だと思います。
基本的にはドライバーの確認不足による車線変更や、交差点での自動車の右折とバイクの直進による接触事故が多いのかな?って思っています。
勿論、バイクの無謀運転が原因もあるでしょう。
ライダーが安全運転をしていても、巻き込まれる事故はあります。
バイクに乗る知り合いでも、そんな装備で大丈夫か?なんて思う人が多いです。
というか、私が過剰武装なのかもしれませんが(笑)
そんな中、今年導入したのがこのエアーバッグです。
バイクにエアーバッグ?と思う人も居るかもしれません。
というか、大半がそうじゃないかなって思います。
自動車のエアーバッグは、ハンドルやダッシュボードに内蔵しており、衝突時に展開して搭乗員を守ってくれます。
しかし、バイクにエアーバッグを内蔵しても、ほとんどの事故の際にはライダー吹き飛ばされていると思うので、意味を無しません。
このエアーバッグは、ジャケットに内蔵したりジャケットの上から羽織って、吹き飛ばされた時にエアーバッグが展開し、着地の衝撃を和らげる仕組みです。
このhit-air(無限電光)は、バイク用エアーバッグを実用化させた会社です。
バイク用のエアーバッグには、大きく分けると3種類あり、ジャケット内蔵タイプ・ベストタイプ・ハーネスタイプです。
ジャケット内蔵タイプは、ジャケットにエアーバッグが内蔵されています。
ベストタイプは、ベスト形状でエアーバッグを内蔵しています。
そして、私が購入したのがハーネスタイプです。
ベストタイプと何が違うの?っていうと、ベストタイプがエアーバッグを内蔵しているのに対して、ハーネスタイプはエアーバッグ自体を纏うと思って貰ったら良いです。
このハーネスタイプの良い点は、一つのサイズでM~2Lまでカバー出来る事。
調整ベルトで、M~2Lのサイズをカバー
つまり、薄着の夏でも厚着の冬でも、ワンサイズで賄えるでコスパが良いです。
まぁ、見た目はイマイチですけどね。
ある意味、これに手を出したら、ダサいバイクウエアなんてなんとも無いです。
バイクジャケットにエアバッグを装備して、ショッピングモールに立ち寄った事もあります。
こんなダサいエアーバッグなんて着たくない!という女性ライダーも居るでしょう。
そんな場合は、Rosso StyleLabとのコラボ商品がオススメですね。
バイクアパレルの中では、マシな方でしょう・・・きっと。
パーカーとかと合わせると違和感も少ない?
男は諦めて、ハーネスタイプです(笑)
最近、黒以外にも白と茶色が発売されました(MLV-C)
私の購入したMLV-RCは、黒だけですけど。
ちなみに、MLV-RCとMLV-Cの違いは反射素材(MLV-RC)か普通素材(MLV-C)かです。
それでは、もう少しエアーバッグの構造を詳しく説明します。
右脇腹にある膨らみの中に、エアーバッグを膨らませる為のCO2ボンベが内蔵されています。
そこから延びるケーブルを引っ張る(引っ張られる)事により、CO2ガスがエアーバッグ(気室)に流れ込み膨らみます。
エアーバッグの種類によって、何処が守られるかは違いますが、ハーネスタイプは首・胸・腰・脇腹下と上半身をぐるっと一周した気室が膨らみ、守ってくれます。
ベストタイプは首回りですね。
このケーブルには接続コネクタが付いているので、バイク側に取り付けたケーブルと接続して使います。
衝突時に、ライダーがバイクから投げ出されると、ケーブルが引っ張られてエアーバッグが作動するという事です。
つまり、バイクと一緒に滑走するような状況だと、発動しないケースもありますし、本当に投げ出された時に作動するかは・・・分かりません。
エアーバッグは、折り畳まれて収納されています。
ボタンで固定されているので、エアーバッグ展開時にはボタンが外れて気室が膨らみます。
CO2ボンベは使い捨てですが交換が出来ます。
また、エアーバッグも破れがなければ、元のように折り畳めば再利用出来ますから、ケーブルの外し忘れでの誤発動時も、CO2ボンベがあれば使えます。
普段着にエアーバッグと書いていますが、このエアーバッグには胸と背中、そして脇腹下(ハーネスタイプだけ?)にオプションのプロテクターを取り付け出来ます。
プロテクターを取り付けていれば、仮に発動しなくても物理的に衝撃を吸収してくれるので、普段着だけよりは絶対マシです。
それに、ベストタイプやハーネスタイプなら、メットインのスペースやバッグ等に仕舞えるかもしれませんから、出掛け先では普段着で過ごせます。
バイクにケーブルを取り付けると書きましたが、ただ取り付けただけでは駄目です。
重要なのはケーブル長です。
バイクにスタンディングした時に、丁度ケーブルが伸びきる長さが適正との事。
なぜ、長さが重要なのかというと、ケーブルが短すぎるとバイクを降りた際にケーブルを引っ張って、誤発動してしまう。
また、長すぎるとエアーバッグが発動するのが遅れて、エアーバッグが開き切る前に衝突する場合がある。
まぁ、衝突した時に前方の自動車にぶつかると、適正な長さでも展開が間に合わない可能性が高いみたいですが。
たしか、私のタイプは0.5秒で展開するそうですよ。
色々とライダーを見てますが、今の所は同じハーネスタイプのエアーバッグを装着したライダーを見た事は無いです。
⇒先日、ドライブしているとツーリングしているバイクの一団の中に、ハーネスタイプを装備したライダーが数人居ました!やはり、普及してるのですね。
ちなみに、白バイは青色のベストタイプを着てるそうですよ。
ダサい!
ただでさえダサいバイクジャケットですが、これを羽織れば輪を掛けてダサくなります。
逆に、ダサいのがどうでも良くなります(笑)
これで助かる命もあると思う
事故らないに越した事は無いですが、貰い事故もあります。
自動車事故でも、衝突時に車外に投げ出されて死亡する場合もあります。
エアーバッグがあると、死亡事故や後遺症も減るのかなって思います。
羽織ってしまえば、重さや煩わしさは無い。
重量は1kg(CO2ボンベが一番重い)ちょっとありますが、羽織れば重さは感じません。
乗り降りの度に、ケーブルを接続・解除する必要はありますが。
たまに、接続しわすれる事も(意味なーい)
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購入金額
36,000円
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購入日
2014年09月01日
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購入場所
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