お久しぶりです、ごたごたしてる間にせっかくの機会を失いましたが、またボチボチとレビューっていきたいと思います。
さて、今回のブツですが、趣味の電子工作でArduinoとSDカードを繋げたくなったので、自作しました。
某秋月電子通商なんかに行くともっとカッコよくてちゃんとした強度のDIP化変換キットが売っているのですが、ここは話のタネに、とばかりに余りものと知恵をフルに使って自作してみました。
microSDカードを買うと必ずといっていいほどついてくる(単体販売のは除く)microSD→SD変換アダプタを利用します。
裏面のピッチって2.54mmピッチになってるんですね、驚きです。
切り欠きの下のコンタクトランドとピンソケットは気持ち1mmほど重なり合うようにして、ハンダの表面張力で延ばして張り付ける感じでやると案外うまく行きます。
7,8番ピンは他のピンよりも気持ち狭めになっていますので、そこを狙ってハンダ付けがきちんと行えるようにSDアダプタ裏面のピンの間のコンタクトランドを仕切っているプラスチック製の「桟」の上にピンヘッダが来るようにすると、ハンダ付けがうまく行えます。
後はブレッドボードに押し付けて差し込みのピン側の長さを調整すると出来上がりです。
L字ピンヘッダを使うと基板の面積を取りますが、市販のSDスロットみたいな配置が可能です。
今回は突貫工事で作ったので高さが増えましたが、基板上ではSIPよろしく1列しか使わないように出来たので(嬉しい誤算)、ギガバイト級のSIP型メモリモジュールもどきとしても使えますね(*^-^*)
実装例
参考までに、ピン配置は以下のようになっています。
なんてったって安上がり。
既存のSD変換アダプタに2.54mmピッチのピンヘッダを取り付けるだけの簡単な製品です!
市販品と遜色なし。
通常に使用する分には、市販品と遜色がありません。逆に言うと、市販のDIP変換モジュールは、突き詰めていうと、ただの金属片と基板素材の寄せ集めを売っているのです。(5v→3v3なレギュレーター付きとかカード検出、ライトプロテクト対応品は除く)
自作アダプタはギガバイト級の超弩級SIP型NAND Flashの夢を見るか?
好みが分かれるところですが、縦型配置は結構気に入ってます。空気に触れる面積が大きいので、放熱効果も期待できますね。金属製のmicroSD→SD変換アダプタを素材として使うとモアベターかもしれません。
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購入金額
100円
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購入日
2014年12月06日
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購入場所
自宅
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