もう今から15年も前の学生だったころ、学校の情報処理室の方からタダでいただいたCOMPAQのパソコンに付属されていた、メンブレン式のキーボードです。
COMPAQ付属ではありましたが、ミネベア製で、RT6600系の廉価版だそうです。今でも根強い人気があり、オークションではいまだに売買されているのだとか。自分もこのキーボードが壊れたら、オークションでもなんでも使ってまた買おうと思うほど、打鍵感が好きで作りがしっかりしています。
何と言ってもメンブレン式キーボード最大の特徴である打鍵感がしっかりとあり、入力ミスが非常に少なくなります。今までもパンタグラフ式のMicrosoftのキーボードや、バッファローのメンブレンキーボード(BSKBC02BK)など使ってみましたが、やはりこちらに戻ってきてしまいました。
押すたびにカチャカチャと音が鳴りますので、これもキーボードを確かに押している感覚につながり、私は好きです。ただ、わりと音は大きいので、近くで家族が寝てる方などにはメンブレン式キーボードはちょっと向かないかもしれません。
また、内部に重たい鉄板が内蔵されているため、キーボードが滑ることがほとんどありません。この重量は他には見たことがなく、気に入っているポイントでもあります。
15年もオンラインゲームなどでバリバリに使っているのに、未だにキーがどこも壊れていません。バツグンな耐久性。
しかも過去に5回ほど、キーボードの上にコーヒーやジュースなどをこぼしました。しかし水洗いして自然乾燥させればまた今までどおりに使えます。そう、水洗いができるのです。
先日もミルクたっぷりのコーヒーをキーボードの上に思いっきりこぼしました。300mlは流れ込んだでしょうか。ですが、キーボードを取り外して風呂場に持っていき、キーの上からシャワーをザーザー当てて水洗いして、裏返したまま日陰で2日ほど乾かせば、もう元通りに使えます。久しぶりにシャワーで流したら、中から髪の毛やらゴミやらが大量に出てきて戦慄しますが、そんな状態でも問題なく使えます。
打鍵感や耐久性を見ればコスパバツグン……といいたいところですが、今はこのキーボードを手に入れる手段が、実質オークションしかなくなっているため、コスパがいいかどうかは微妙ですが、ただ下手なキーボードを使うよりはよほど品質は良いかと思います。
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購入金額
0円
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購入日
1999年11月28日
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購入場所
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