ずいぶんすったもんだして選んだが、2013年末の時点でcybercat家車選択のヘンタイ条件「MTかつ5ドア、5人(以上)乗りで右ハンドル」を奇跡的に満たしていた←MTという絶対条件を外せばよりどりみどり...ともいふorz
そしてできれば「エンジンにストーリーがあると萌える」「個性が感じられる車だと逝ける」という訴求点もないと愛せないよねーと言う点では、前者は技術オタクたるマツダの意地、ディーゼルエンジン史上最高の(最低の、が正しいか?)超低圧縮比によって、軽く、クリーンで、そして回るエンジンになっており、まったく問題ない。
でもこれが、かつてのカペラカーゴバン(GD系)のような商用車然としたボディに載っているとちょっとチガウよなー...だけれども最近のマツダのデザインは(好き嫌いは分かれるだろうけれど)とてもよい。つか、今のマツダの考え方が「世界の10%」らしい。つまり世界の10%の人に好きになってもらいたい、それも熱烈に。他の9割はどうでもよい、と。
現在のマツダの世界シェアは2%、第14位の自動車メーカー(2012年)。ここで万人受けする特徴のない車を作るよりは、世界の一割の人に熱烈に好きになってもらって、その人たちに購入してもらえば他の9割に嫌われてもよい?という思い切った戦略。すでに世界シェア10%を達成しているトヨタではできない生き方だが、万人受けを狙った特徴がない車は価格やディーラー網で売る体力勝負になって来るので、ある意味マツダの規模ならアリ、の戦略。
そんなマツダのデザインは近頃転換をした。2006年アメリカデザインスタジオから呈示されたフロント~ボディサイドに空気の流れを描き出す「NAGAREデザイン」(コンセプトカーとしては「流」や「流雅」、「葉風」、市販車としてはプレマシー(CW系))から、2010年にデザインのトップが交代してからは、車を「命あるもの」と捉えて「生物が目標に向かって動き出す一瞬の強さや美しさ」を表現したという「魂動(KODO)デザイン」へ。
その原点のコンセプトカーが「靭(SHINARI)」。ここから「CX-5」⇒「アテンザ」⇒「アクセラ」⇒「デミオ」(⇒「ロードスター」)と続くデザインの流れが始まったが、「一番「靭」に近い」と言われるアテンザに乗る身としては(入手時期としては「乗ろうとしていた身」)、よりサイズ的制約があるアクセラでどのように魂動デザインが昇華されたのか興味があったわけ。
2013年の9月~11月にかけて行われた、アクセラ(BM系)のデザイナーズスケッチ全員プレゼント。その時点ではすでにアテンザの予約を入れていたので、これをきっかけにディーラーからセールスの連絡が来てもカマワンかとwデザインとして「トップスピードで走る勢い」を狙ったというアテンザに比べて、より寸の短いアクセラは「スタートダッシュの勢い」を表現しているという。最近のマツダの特徴であるグリル下端を通って、ヘッドライトに抜けるU字型ライン=シグネチャーウィングもアテンザよりダイナミックな動きで、大きく描かれたホイールと合わせて四肢を踏ん張った猫系の獣を思わせるデザインスケッチ。
結構再現されているような気がするけれど?
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購入金額
0円
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購入日
2013年11月頃
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購入場所
マツダ株式会社
下小川さん
2014/10/21
なんかもうイラストとして魅力的に感じますハイ。
cybercatさん
2014/10/21
印刷なんだけれど、結構品もあって。
実はもうひとつ別のm(ry