レビューメディア「ジグソー」

RPiに並ぶトランスポーターとして

買ってみました。

 

BeagleBoneBlackのスペックは以下の通り

 

プロセッサー:AM335x 1GHz ARM(R) Cortex-A8

GPU:SGX530 3D、20M Polygons/S

DRAM:512MB DDR3

フラッシュメモリ:4GB、8-bit埋込み型MMS

PMIC:TPS65217C PMIC、LDO×1

デバッグサポート:オンボードJTAG(オプション)、シリアルヘッダー

電源:miniUSBまたはDCジャック DC5V

PCB:3.4”×2.1”;6レイヤー

インジケーター:1-Power、2-Ethernet、4-User Controllable LEDs

HS USB2.0 クライアントポート:USB0、miniUSB

HS USB2.0 ホストポート:USB1(タイプA)、500mA LS/FS/HS

シリアルポート:UART0(6ピン 3.3V TTLヘッダー)

LAN端子:10/100、RJ45

SD/MMC コネクター:microSD、3.3V

ユーザー入力:リセットボタン、起動ボタン、電源ボタン

映像出力:16b HDMI、1280×1024(MAX)、1024×768、1280×720、1440×900、1920×1080 24Hz

音声出力:HDMI、ステレオ

重量:39.68g

 

Raspberry Piとの比較はいろんなサイトに載っているので、割愛します。

 

ちなみに、BBBには本家版のほかに、element14版というのがあるらしく、

購入したのはelement14版です。

 

これは、言うなれば「Chinaコピー版」とでも言うべきもので、

価格は少し安いです。

 

BeagleBoard.orgのお墨付き商品らしいので、互換性は高いとのことです。

 

 

さて、Raspberry PIがあるのにどうして今更?ということなんですが、

 

 

 

理由は、「できるだけ正確なクロックで動くトランスポーターが欲しいから」です。

 

それには、

 

これを組み合わせることで実現できる(かも?)

 

Raspberry PIと同じくMicroSDカードにブートイメージを入れて起動すればOSが立ち上がるということですが、

 

外部クロックを使用できるLinuxディストリビューションが決まっているらしいです。

手順はこちら

 

「Beagle Bone Blackをミュージックプレイヤーに」

http://linuxcom.shop-pro.jp/?mode=f2

 

ま、とりあえず試してみるべ

 


2015.11.25

 

まずは、基板の動作確認から入ります。

linuxcomさんのページを参考に、botic linux DriverをダウンロードしてSDカードにイメージを書き込みます。

 

SDカードを基板にセットし、bootボタンを押しながら電源を投入・・・

基板上のLEDがチカチカしてます。とりあえずうまくブートしている様子。

(LEDの点滅がまぶしい)

 

 

 

Netenumを使ってIPアドレスを探します。

IPアドレスリスト見たら(不明)な機器が・・・たぶんこれでしょう。

 

puttyを使ってログインを試みます。

 

ビンゴでした!

さて、カーネルのパラメータ変更など、環境設定を開始します。

 

<作 業 中>

 

fstabの設定も終わり、無事ネットワークドライブ(NAS)にある音楽フォルダもマウントできました。

プロセスを確認したところ、mpdも起動しています。

試しにブラウザからympdを起動し、updateDBコマンドを実行したところympdから音楽ライブラリリストの参照もできました。

 

ここまで小一時間。ノートラブル。

これで、まず下準備は完成ですね。

 

 

ここから先は操作環境など、Raspberry Piと変わりません。

 

あとは、外部クロック基板が届けば、P2D基板と繋ぎ、ネットワークトランスポートの完成です。

外部クロック基板のIOポートはBBBのピンアサインをRPi(BとB+)用に変換してくれるので、

 

SabreBerry+などをそのまま装着することができるようです。

 


2015.11.28

 

さて、ブリッジ基板が届きました。

続きはこちら

 

 


2015.12.05

 

BBBの電源ですが、5V2Aのスイッチング電源を使っています。

アナログ電源の1Aではなぜか動きませんでした。(仕様上は動作するはずなのに)

 

電源はいずれ、アナログ電源に換装する予定です。

 

 

  • 購入金額

    7,300円

  • 購入日

    2015年11月24日

  • 購入場所

    マルツパーツ

15人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (10)

  • CR-Xさん

    2015/11/24

    私はMPD例えばlightMPDに注目してるので…
    RPi用は暫定版だがBBBは正規版のlightMPDが動く。
    lightMPDはメモリ上で動作で音が良い>Windowsの「PlayPCMWin」みたいなもんですね。
    その際lightMPDシステムが30Mb以下と軽量なので楽曲沢山展開できる?

    RPiではそれほど高精度でないクロックだが、BBBはマスタークロックを外部のクロック(本来44.1kHz系のリサンプリング防止)から呼び込めるので精度向上?>ブリッジ基板

    トランスポーターとして使う場合、他に何か着目(RPiより優位)点ありますかね。
    今調べ始めたので何処から見たもんやらです。
  • yosyos888さん

    2015/11/24

    何故、山に登るのか?
    そこに山があるからなんでしょうねw
  • mr_osaminさん

    2015/11/25

    CR-Xさん

    おっしゃる通り、lightMPDはBBB専用に開発されたようですね。
    そういう意味では本家本元です。

    ただし、外部クロック注入する場合はlightMPDのディストリビューションではダメみたいなので、そこはデメリットかもしれないです。
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