USのMODメーカー、Katoによる傑作”Hammer MOD”のクローン。
これは電子タバコにおける本体部分、操作系とバッテリケースのみの商品で、電子タバコとして利用するには別途アトマイザ(気化器)やドリップチップ(吸い口)が必要。
Hammer MOD clone本体。ステンレスの塊で、かなり重い。
んで、クローンってのは・・・まあ、要は偽物だ(何
なお、本物は割と前に生産終了しているので、非常に入手困難。
たまに在庫が出てくるけど、高価な上に速攻で売り切れる。
偽物を本物と称して売っている場合もあり、本物の購入は既に博打に近い。
ちなみに、エクステンション・チューブ(大型電池を利用するための延長パイプ)が最初から付属しているものは、全部偽物だそうだ。
つーわけで、こいつも勿論ニセモノなのだが、品質は割と良好。
パーツ各部の精度も良く、ネジもかっちり締まるし緩みも出ない。
電池との接点精度も悪くなく、ちゃんと液漏れ防止のための樹脂シールなども仕込まれていて、そのシール自体もきちんとリキッドの流入を食い止める。
構成部品とバッテリー(別売)
正直、ニセモノと判っているものを登録するのはどうかと迷ったのだが、本物の入手が殆ど不可能なこと、品質が割と良かったこと、既製のタンク・カートマイザー用としてお手頃な性能であり、個人的にも気に入って使っていることなどから、批判を覚悟で登録した。
なお、ニセモノとはいえ本物同様にステンレス・スチール製でズッシリ重いため、落下させると普通に危険。
足の甲にでも落とせば、骨折を心配するレベルの頑丈さと重さがある。
通電スイッチ。ここを押している間だけ作動する。安全装置はない。
構造は極めて単純なもので、本体の金属塊にシール付きの銅製チューブがはまっており、その中にバッテリーが入っているだけだ。
スイッチは単なるバネ入り接点で、バッテリーのプラス端子に接触したときだけ本体そのものがプラスの電線代わりとなって、出力端子に通電する仕組み。
構造が単純な上に、バッテリケースと本体が導線を兼ねるため、断線障害が起こりにくいうえ、導電ロスが低く、動作が非常に安定している。
導線式の本体を持つ製品と比較して、バッテリーの出力が一段上に感じるほどの差がある。
口金は、電子タバコのスタンダードである510準拠なので、大半のカートマイザやアトマイザがそのまま利用できる。
先日購入した、Protank3などは非常にマッチングが良い。
ロングタイプのドリップチップを装着すれば、まさに”Hammer”そのものだ。
なお、このニセモノだが並行輸入・バッテリー別売の単体販売品のほうが、安価かつ高品質のバッテリーが使えるのでお勧め。
他にない見た目と雰囲気を持つ品だけに、本物の再生産を是非とも期待したい。
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購入金額
2,480円
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購入日
2014年09月20日
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購入場所
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