Lenovo ThinkPad10用のキーボード付・純正保護ケース。
一ヶ月以上前に注文したのだが、ようやく届いた。
ただ、利用先はThinkPad10でなく、プレミアムレビューにて頂戴したLavieTabWだ。
この両者、ハードウェア自体は同一の製品で、外装と装備が異なる兄弟機にあたる。
であれば、オプションも共通で利用出来るんじゃないのかな、ということで試しにお買い上げ。
結論から先に言うと、LavieTabWでも全く問題無く利用出来た。
内側の構造はこんな感じ。
上半分がタブレット本体を固定するクリップ兼、キーボード接続端子。
下半分がキーボードという構造だ。
独自インターフェースではあるが、信号はUSB接続らしい。
キーボード自体は、静電容量方式のセンサーで構成されたタッチ式で、物理キーはない。
Surfaceのタッチカバーに似た構造だが、こちらはセンサーの構造上『触れただけで反応する』ため、キートップにあたる位置のほうが凹という、ちょいと特殊な構造となっている。
入力は割と快適で、キーが大きいためブラインドタッチも出来た。
ただし、あくまで簡易式なのでLavieTabWに付属するUltrabookキーボードと異なり、Fnキーなどのタブレットの操作系は全て省かれ、文字入力に特化している。
カバー左側には、タッチペンホルダが付いている。
ホルダ部分はそこそこ頑丈に止っているが、ホルダそのものはただのゴム布なので耐久性は余り期待しないほうが良さそうだ。
本体カバー部には、カメラのつく位置に穴が用意されている。
ちょいと深いが、カメラの視界を遮ることはなかった。
タブレット本体を装着した状態。
ケースの角度はある程度弄れるが、これが最大傾斜角になる。
タブレットと接続される端子バーには磁石とリブがあり、そのリブをキーボード側の堀にはめ込むと、磁石である程度の強度が確保される構造。
わりとカチッと付くので、膝上での入力も割とし易い。
表裏の傷防止が出来て、キーボードを同時に持ち歩けるということで、機能そのものは割と便利で、品質もまあまあ良好。
カバーを開くとスリープ解除など、この手の製品に必要な機能は一通り揃っているし、キー入力も慣れればさほどの違和感はない。
ただし、重量が400g強と、Ultrabookキーボード並みに重い。
カバー付という点を考慮しても、これを装着して持ち歩く場合『結局は1kg級のノートと変わらん重量になってしまう』訳で、コレじゃ何のための軽量タブレットなんだと言いたくなる。
タブレットはやっぱキーボード無しで持ち歩くか、Bluetooth接続タイプを持ち歩くべきだ。
これ買うなら、クイックショットカバー+BTキーボードのほうがお勧めですよ、マジで。
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購入金額
10,800円
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購入日
2014年09月20日
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購入場所
タコシーさん
2014/09/20
キーボードだけなのですね
で、タブレットも挟める
タブレットの保護にはなりそうですよ
Vossさん
2014/09/20
挟むというか、端子にはめ込むような形式になってます。
純正オプションなので、専用品としての完成度は高いのですが、軽量化のためセンサー式KBを採用したにも関わらず、パンタ式のKBと100g程度しか重量が変わりません。
そのぶん作りは頑丈なので、確かに保護目的では役に立ちそうなんですが・・・