中国Riitek製、タッチパッド付の小型キーボード。2.4GHz無線式。
普段、余りキーボードやマウスを使う機会がない、ストレージ・サーバー用として購入。
割と見た目が良いのと、小さくて邪魔にならないという点からの購入であり、入力機器としての快適性は余り重視していない。
ミニサイズであるにも関わらずパンタグラフ式キーを採用しており、キータッチはそこまで悪い感じはしないのだが、デザイン優先の平べったいキーのせいで、隣のキーを引っ掛けて押してしまう事が多く、指十本でのブラインドタッチは無理。
F10キーが反転しているが、この撮影時にキートップが外れて填め直したときに、
間違えたまま気付かず撮影しただけなので、気にしないで欲しい。
パンタグラフの構造は比較的普通。でもキータッチは浅め。
右shiftキーとバックスラッシュキーが変態配置だが、A.Sの下がZなので左側の入力間違いは割と起こりにくい。
問題は右側で、エンターを叩いたつもりがバックスラッシュが一緒に入力される事故が多発する傾向がある。
使いもしない十時キーなど要らないので、そこらへん排除して素直な配置であったなら、そこそこ使える製品になっただろうに、勿体ない。
キーボードとは逆に、タッチパッドの操作性は割と良好。
但し、左右クリックのスイッチが一切ないので、操作系は少し特殊だ。
そして、特殊であるにも関わらず「操作系のマニュアルがメーカーサイトにすらない」辺りが、いかにも中国製。
そういうわけで、以下が操作方法。
左クリック:一本指でタップ
右クリック:二本指でタップ
スクロール:二本指でスワイプ(左右上下にスクロール可)
ドラッグ :一本指でダブルタップし、そのあと直ぐにスワイプ
なお、Windows8の特殊操作は非対応。
ドラッグについては少しコツが必要で、”トントン、トン、ツツー”という感じでやると上手く行く。
筐体はステンレス製で、剛性はまあまあ。
ただし、製品の精度にバラつきがあり、捻れが生じている個体が見受けられる。
本製品の難点として良く挙げられているのが「机の上でガタつく」というものだが、これ殆どの場合が筐体の捻れによるもので、左右の端を両手で持った状態で「ほんの少しだけ軽く」捻りを加えて矯正してやると大半は改善する。お困りの方は試してみて欲しい。
レシーバーは裏面の黒いバルジの右側に格納されている。
少し固いが、使い勝手は悪くない。
他の人の評価では「無線到達範囲が狭い」との事だったが、遮蔽物がなければ普通に2mくらい飛ぶのを確認出来た。(短い事に変わりは無いが、50cmでもダメという情報もあった)
左から、バッテリーLED(赤く点滅するとバッテリー切れ間近)、電源LED(通信確立時は点滅)、電源スイッチ、充電兼用のUSBポート。USBは、今時懐かしのMini-Bである。
なお、本体以外の付属品はこれだけ。
20㎝の延長USBケーブルとか、何に使えというのだろうか。良く判らない。
そういうわけで、この製品「モノとしては面白い」のだが、いかんせん出来がイマイチ。
たまーに使う程度とか、HTPCの操作用としては良さそうなのだが、普段使いにするにはお勧め出来ない。
あくまで、補助的に使うものと割り切れば、そう悪くないんだけども・・・
普通、補助的に使うキーボードとか買う人居ませんからね。
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購入金額
2,980円
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購入日
2014年09月16日
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購入場所
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