せっかくHD800用のバランスケーブルを買ったので、活かせるヘッドホンアンプを作りました。
小型据え置きで最高性能を出せるよう設計しています。
電源は5V単一入力でDCDCコンバーターを使用して±12Vを生成しています。
アンプ部は、電子ボリュームを使って音声信号は最短ルートを通るようになっています。
オペアンプと、ヘッドホン駆動用の高出力バッファーを構成しており、300Ωインピーダンスのヘッドホンもしっかり鳴らします。
XLR型、フォン型、通常のステレオ(変換でミニも)、の3タイプのヘッドホンを使えるようにしてあるので、汎用性は高いです。
オペアンプは交換型にしていますので、いろいろ音色を聞き比べることが可能です。
入力はバランス(3.5mmジャックTRS)を想定していますが、通常のシングルエンド入力もできます。Lch側は、3.5mmにXLRではなくステレオを入れることで通常のヘッドホンが使えます。
かなりいいものができました。
が、材料費は大変なことになりましたw
主にオペアンプのせいですが、秋月で売っているレベルのものを使えばぐっと安く上がりますね。
主要部材
電子ボリューム:MAS6116
オペアンプ:OPA627BP
バッファ:BUF634
電源:LT3471 DC-DCコンバータ
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購入金額
0円
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購入日
2014年09月11日
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購入場所
sakさん
2014/09/11
ケースは既存品?
jakeさん
2014/09/11
前後パネルと基板が似てるように見えるんですが、もしかしてパネルも基板と同一の素材なんですかね?
シルク印刷が同じに見えたもので。
和屋さん
2014/09/11
ケースはタカチのMXAシリーズを使っています。
フロントとバックパネルは、添付のアルミパネルを穴あけするのが面倒なので基板でデザインしてはめ込んでます。
こうすると、穴あけする手間なしにそれなりのクォリティーのパネルができるのです。
うっかりシルクで白線にしてしまいましたが、レジストを剥ぐ形にして金文字のように見せてもよかったですね。