昔は、自分にとって「ラテン」は「訳の分からない物」だった。だから、「ラテン」は嫌いだった。「サンタナ」も知っていたが、ジャケットはギンギラで派手過ぎるし嫌いだった。(このジャケットなんかね地味な方だ)
皆がビートルズを始めとするロックに明け暮れる中で、サンタナは「ラテンロックバンド」として異彩を放った。「独特な打楽器による熱いリズム」、時折放たれる「ウー」と言う掛け声はといも斬新に聞こえた。
聴いてみると案外素敵な音楽で、すぐに好きになった。しばらくすると、「ラテンロック」だけでなく「ラテン音楽全て」に違和感が無くなって好きになった。今でも「ラテン音楽ファン」を自認しているのは、この頃のサンタナの影響が大きい。
ところで、「英語の歌」もあるが、「ラテン」と言えば「スペイン語」だ。「スペイン語」は難しく、何を言って居るのか分からない。発音的にはかなりの頻度で各音節に母音を引きずるので、日本人には難しい言語では無い。でも、文法的には難しいので、意味はチンプンカンプン。却って、それが良かった。「チンコ ネエベ」何て言葉を恥ずかしくも無く大声で…。(「チンコ ネエベ」→「シンコ ヌエベ」→「59」と単に数字であり、「69」みたいに嫌らしい意味は全く無い!)
家の近くに「シンコ」と言う名前の居酒屋があり、「漬物」の「シンコ」を出す様だ。ママの名前が「真子」(シンコ)だったか「信子」(シンコ)らしい。また、シンコには数字の「5」の意味もある。
「ラテン風の居酒屋」なのだろうか?「5号店」なんだろうか?それとも、「マンボNO.5」を良く掛けているのだろうか?漬物には唐辛子を利かせた物が多いかも知れない…。少し、興味がある…。
もしも、本当にラテン系のお店だったら、店に入るとラテン系の外人に「オラ!」なんて声を掛けられたりするが、怯む事は無い。薄野で怖いお兄さんに絡まれた時と同じ様に聞こえるが、これは英語の「ハロー」と同じで、「親しみを込めた挨拶」だから、こっちも「オラ!」と元気よく声を返せばよい。
曲目
1. ジンゴー
2. イヴィル・ウェイズ
3. ブラック・マジック・ウーマン|ジプシー・クイーン
4. 僕のリズムを聞いとくれ
5. 君に捧げるサンバ
6. シーズ・ノット・ゼアー
7. 孤独のリズム
8. オープン・インヴィテイション
9. ホールド・オン
10. ベラ
11. ウィニング
12. オール・アイ・エヴァー・ウォンテッド
13. ダンス・シスター・ダンス
14. 哀愁のヨーロッパ
15. 新しい世界
16. ソウル・サクリファイス
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購入金額
0円
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購入日
2014年09月05日
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購入場所
cybercatさん
2014/09/07
1970年代初め(正確にはデビューは1969年)から活動しているバンドなので最初の頃はさすがにリアルタイムでなく、識ったのは高中正義
いい意味での「歌謡曲っぽさ」があって親しみやすいですよね。
「Hold On」や「Europa(哀愁のヨーロッパ)」、「Smooth」...
日本人向けだと思いますw
hachiさん
2014/09/07
みんなが「ビートルズ」と騒いでいる中で、Santanaは新鮮でした。ええ、日本人の自分にもなぜか親しみが感じられる音楽でした。でも、その前は、オレンジ色もラテンも大嫌いでした。今では180度変わったので大好きです。