倍率フリーなペンティアム20周年記念モデルのG3258発売を記念してASRockから発売された本商品!
売りは低価格な点と、ペンティアムG3258に最適化されたOCプロファイルを持っている事が
売りになります。
どんなものかと気になっていたら
BTOパソコンのVSPECさんのフォーラム雷神力(自作パソコンやオーバークロック、PC自慢や質問など色々聞けたりしちゃうBBSです)オープン記念第二弾のプレゼント募集が!!!
競争率が低いおかげで運良く当選したのでレビューさせて頂きます。
パッケージ
内容物
- SATAケーブル×2
- I/Oパネル
- 説明書
と必要最低限のセット内容
最近のASRockのI/Oパネルはもの凄く漢らしい仕様で、銀色のパネルに何の印字もなし!
※Z97 M OC Fomulaも同様でした
マザーボード
通常のATXサイズと比べても細長いタイプになっています。
M/Bの基板は、サファイアブラック PCBという規格で、防滴効果の高い黒光りした素敵マザーになっています。
- ASRock スーパーアロイ
- プレミアム合金チョーク (鉄粉製チョークと比較して、コア損失を70%低減します)
- NexFET™ MOSFET
- サファイアブラック PCB
- 第 5 世代 Intel® Core™ i7/i5/i3/Pentium®/Celeron® プロセッサーに対応 (ソケット 1150)
- 新第 4 世代、および、第 4 世代 Intel® Xeon®/Core™ i7/i5/i3/Pentium®/Celeron® プロセッサーに対応 (ソケット 1150)
- 固体コンデンサ設計, デジタル電源
- デュアルチャンネル DDR3 3100+(OC) 対応
- 1 PCIe 3.0 x16, 3 PCIe 2.0 x1, 2 PCI
- 7.1 チャンネル HD オーディオ (Realtek ALC887 オーディオコーデック※フロントI/Oからのみ7.1チャンネル出力可能), ELNA 製オーディオコンデンサ
- Intel® Gigabit LAN
- 1 HDMI, 6 SATA3, 6 USB 3.0 (前面に 2 個、背面に 4 個), 6 USB 2.0 (前面に 4 個、背面に 2 個)
- 1 COM ポート
- ASRock 完全なスパイク保護に対応, ASRock Cloud, APP ショップ, A-Tuning,
Pentium® Anniversary Boost, フル HD UEFI
すでにお気付きの方もいらっしゃいますがこの商品、Z97 Pro3の廉価版です!!!
Z97 pro3 Z97 Anniversary
違いは、
- 映像出力がHDMIのみで、D-Sub ポート・ DVI-D ポートがありません
- 背面のオーディオ出力が フロントスピーカーとマイクのみで、7.1chを利用したい場合はフロントI/Oパネル経由して、オーディオドライバ経由でマルチチャンネルオーディオ機能を有効にしなければならない。
- PCIE補助電源がない。
- Pentium® Anniversary Boostが使用可能
とおおまかにこの4点がZ97 pro3との違いです。
映像、音声出力部分をスパット漢らしく、大胆にカット!
また、このマザーでSLIはやらないだろ?って事で、PCIE補助電源もカット!
ASRockの狙いは①と②と③を削って、安価に尚且つ必要充分にG3258をオーバークロック出来る
マザーボードを作りたかったのかと思いますが、
現状(2014-8-19)価格.comの最安値で、
Z97 Anniversary 9,980円
Z97 Pro3 10,358円と378円 Anniversaryのが安い@@
coneco.netの最安値で、
Z97 Anniversary 10,260円
Z97 Pro3 9,880円と380円 pro3のが安い@@
( ゚д゚) ・・・
(つд⊂)ゴシゴシ
(;゚д゚) ・・・
(つд⊂)ゴシゴシゴシ
(;゚Д゚) …!?
約380円しか違わないの?
し、しかも廉価版のAnniversaryのがconeco.netじゃ高いし・・・
それであまり使わないかもしれないけどD-Sub ポート・ DVI-Dが無くって
背面パネルに7.1chのオーディオポートも無い・・・
唯一Z97 Pro3に勝っているのはPentium® Anniversary Boost
のこれだけ?
しかもこのアニバーサリーブースト、説明書にもどうやってこの画面に入るか記載がなく、
ASRockの商品紹介ページを確認して、よ~やくやり方がわかったという雑さ・・
※PCの電源を入れて、UEFIを起動させるように【F2】の代わりに【P】を連打すると入れます。
ど~しちまったんだよASRock!!
それでいいのか?
と不満な点もそれなりにありますが、収集癖のある日本人として、コレクターとして、
【Z97 Anniversary】のステッカーが貼ってあるM/Bというだけでも
買う価値は充分あります?!
Silver Stone RAVEN5に取り付けてみると、通常よりも細いマザーボードのせいか
CPUの位置がリアーI/Oパネル依りにあるため、Phanteks PH-TC14PEの3枚めのファンが
干渉して、取り付けができませんでした。
ケース側のファンも付けられないくらいギッチギチなので、外側にファンを付けて対応しましたが、
大型のCPUクーラーを取り付ける場合は注意が必要そうです。
組み立ててみるとATXケースであれば、上記のCPUファンの問題以外は特にありまあせん、
CPUクーラーに一番近いPCIEスロットが×1なので、グラフィックボードを指す×16スロットが
一段下になります。
これのお陰で、CPUクーラーがグラフィックボードに干渉しないので、
このレイアウトはナイスです。
ちょっと厄介なのが、CPUファンコネクターで、大型のCPUクーラーだと下に被ってしまって
取り付けが大変です。
本商品はZ97 になりますので、オーバークロックを行うことが出来ます。
※オーバークロックはCPUやマザーボードが破損する場合があります。
その場合はメーカーからの保証が受けられなくなることを了承のうえ、自己責任でお願い致します。
UEFIの画面は、廉価版といえど上位のマザーボードの設定画面とほとんど変わりがありません。
Z97 M OC Fomulaと比べると、ニックシーのOCプロファイルがない点と、
ユーザーOCプロファイルをメモする場所が違う程度ですが、
long duration power limit
short duration power limit
primary plane current limit
の3点がどれも上限値1000以上に上げることが出来ませんでした。
Z97 M OC Fomulaではニックシーのプロファイルなどでは3000まで上げてあり、
チキンな自分は2000、2000、1000と設定していました。
このマザーでは1000が上限になるので、これがどの程度オーバークロックの安定性に
関わってくるのか分かりませんが、その分破損のリスクは下がるのかと思います。
Z97 Anniversary Z97 M OC Fomula
OC Tweaker
OCプロファイル
Fomulaと違って、Anniversaryは
long duration power limit short duration power limitの上限が1000までです。
Fivr configulation
ASUSのように、さらに細かい設定などは出来ませんが、普通にオーバークロックをする分には充分な内容です。
さて、お楽しみのアニバーサリーブーストを早速ためしてみます。
3.9GHz、4.0GHz、4.1GHz、4.2GHzの4点から選択できるので、まずは4.2GHzから・・・
4.2GHzのアイコンをワンクリックで起動していきます。
立ち上がった状態から、A-tuneで内容を確認すると・・・
( ゚д゚) ・・・
(つд⊂)ゴシゴシ
(;゚д゚) ・・・
(つд⊂)ゴシゴシゴシ
(;゚Д゚) …!?
UEFIのOCプロファイルにある4.2GHzの設定と同じ内容です。
( ゚д゚) ・・・
(つд⊂)ゴシゴシ
(;゚д゚) ・・・
(つд⊂)ゴシゴシゴシ
(;゚Д゚) …!?
G3258に最適化されたOCプロファイル・・・
どうやらASRockのマザーで用意されているのと一緒のようです。
しかも通常UEFIで用意されているOCプロファイルはメガモリで、かなり電圧を掛けていて
そのままだと、発熱は凄いし、電力はかかるとネガティブな面がある反面
安定性は抜群なイメージがあったのですが、ネットサーフィンしていて落ちる。
放置していて落ちる。
当然Priim95重負荷時短ver.も落ちる・・・
ど、どういうことだ@@
アニバーサリーブーストを一旦止めて、4.5GHzのOCプロファイルを読み込ます・・・
0x124の青画面><
なんじゃこりゃ~
全然まわらないw
盛に盛りまくって4.8GHzまではprime95重負荷時短verがまわるようになったものの
他のG3258を動作させている人たちと比べても明らかにおかしいレベルまで電圧を上げないとパスしない。
そして、スクリーンショットを撮った瞬間に 0x0124の青画面・・・
今までのストレステストはなんだったんだorz
4.5GHzで落ちないようにすると 1.51vも掛けないとすぐに青画面><
4.5GHz以上はbiosからOCしようとすると、強制終了の黒画面w
4.5GHzからA-tuneで上げていかないとまともに動かないという事態に
どうやらASRockの戦略でぶん回すんなら高いM/Bを買ってねっていうロックがかかっていそうな雰囲気
マザーが悪いのか、CPUが大ハズレなだけか良くわからないので、G3258のレビューでは
マザーをZ97 OC M Fomulaに変えてチャレンジしてみます。
オーバークロック目的なら正直オススメできないマザーですが、コレクター目的ならオススメです。
Z97 pro3の購入を検討していてG3258を使用するのなら、マザーにアニバーサリーと書いてある本商品はコレクター魂をくすぐる物になっていますが、低価格で組みたいのであればH97で充分ですし、オーバークロックも楽しみたいなら4,000円追加してZ97 extreme4にした方が幸せになれます。
定格運用且つコレクションしたいという方にはオススメです。
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購入金額
0円
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購入日
2014年07月29日
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購入場所
ウイズテック
プレカリアート真面目明さん
2014/08/28
限界狙って欲しい、そしてぜひ使ってあげてくだされ
hidechanさん
2014/08/29
何をしても青画面・・・いや~ 心が折れそうですw
4GHz位までならそれなりにこの子でも動くんだけどな~><
1958さん
2014/08/30
BIOSで 4.5に上げて そこから 電圧盛って 4.9が限界でした
ちなみに ドライバーその他一切当てず OSは 7 入れただけ
ネットにも 接続無しでしたけど・・・
この板は。。。・・。。それなりでしたね お疲れ様
hidechanさん
2014/08/30
4.5GHzで1.5Vですからね~><
4.9GHzまであげるのに何V必要なんだよorzって感じですw
立ち上がりだけなら4.8GHzま行きましたけどストレステストがダメでした
心が折れましたw
1万円前後でオーバークロックができることを考えるとアリだとは思いますが
コレクション目的以外では積極的に欲しいとは思えませんね~
4GHz前後のプチオーバークロックで充分って人には問題ないかと思いますけど・・・
1958さんもお疲れ様でした